2021.12.22

【部位別】医療脱毛のおすすめ回数とは? 1回だけでも効果はあるのか

「医療脱毛は何回施術をすればツルツルになるのか」と気になる人もいるのではないでしょうか。

脱毛には高額な費用がかかることから、まずはお試しをしてみたいといった声も多いようです。

そこで、本記事では医療脱毛のおすすめの回数を部位別に紹介するとともに、1回のお試し脱毛の効果や回数を決める際の注意点などについても解説します。

目次

効果が高い? 医療脱毛とは

医療脱毛はレーザーを毛根にある毛を作り出す細胞「毛母細胞」に照射して破壊し、永久的にムダ毛が生えないようにする施術です。

レーザーを使用する医療脱毛は医療行為にあたるため、皮膚科医がいる病院もしくはクリニックでのみ施術を受けることができます。

医療脱毛は1回の施術による脱毛効果が高く、短期間で脱毛したい人にも向いている方法です。

ただ、高い効果を得ることが期待できる反面、施術の際の痛みについては、個人差があるものの、やや強めに感じる人もいます。

ちなみに、永久脱毛という言葉がありますが、これを実現できるのは、現状では毛穴に直接電気針を刺して毛母細胞を破壊するニードル脱毛のみです。

ただし、この方法は一つひとつの毛穴にアプローチするので時間がかかり、レーザー脱毛と比べて費用面が高額になることも珍しくありません。

一般的なレーザーによる脱毛で、比較的永久脱毛に近いものが医療脱毛といわれています。

安価で施術を受けることができるエステサロンによる脱毛は抑毛あるいは減毛が可能になるものです。

医療脱毛は何回通うべき? 回数の目安について

こちらでは医療脱毛に何回通えば効果を実感できるのかについての目安を解説します。

自己処理が不要な状態になるには5回以上

ムダ毛の自己処理をしなくても良い状態にまでには、一般的に5回以上の施術が必要です。

毛は毛周期で古い毛が抜け落ち、新しい毛が生えてくるというサイクルを繰り返しています。

そのため、すべての毛が同じタイミングで生え変わることはありません。

ムダ毛に効果的にレーザーの照射ができるのは成長期の毛母細胞のみです。

つまり、一カ所の毛が生えてこなくなったとしてもほかの毛が成長期になって新しい毛が生えてくる可能性が高いといえます。

こういった毛周期の性質から、効果をしっかりと実感するためには複数回の施術を受けなければなりません。

個人差がありますが、3回前後施術を受けると自己処理の回数が減ったり、ムダ毛が生えにくくなったりという効果を感じやすくなります。

ただ、自己処理を続けていると黒ずみや、肌が傷つきやすくなるなど心配な面もあるので、完全に自己処理をしなくても良い状態にまで施術を続けるほうがおすすめです。

産毛もなくなる状態になるには8回以上

顔やうなじ、背中などの産毛を完全になくすには8回以上の施術が必要だといわれています。

レーザーは、黒い色素であるメラニンに反応をして効果を発揮するものです。

そのため、色素が薄い産毛の脱毛は、時間がかかってしまうことも珍しくありません。

産毛は色素が薄く、細いので遠くから見た際には目立ちませんが、メイクのときに影響することから気になる人も多いようです。

ただ、時間がかかるとはいえ、肌が明るく見えたり、化粧ノリが良くなったりといったメリットを感じることもできます。

うなじや背中は自己処理が難しい部位であり、自分が届く範囲で処理をするか、誰かに頼んで処理してもらうしかありません。

しかし、着物や背中が開いた服、水着などを着たときには目に入りやすい部分です。うなじと背中はまとめて脱毛する人もいます。

これはうなじのみを脱毛しても背中の産毛が気になり、背中を脱毛するとうなじの産毛が気になるというケースが多いからです。

こういった場合はまとめて全身を脱毛できる全身脱毛プランを選ぶのがお得でしょう。

医療脱毛に通う間隔・期間

通う手間や時間などを考え、「できるだけ短期間で脱毛を完了させたい」という人もいます。

しかし、ムダ毛は毛周期に合わせて照射しなければ効果が出にくいです。

毛を作っているのは毛母細胞、毛包幹細胞、色素幹細胞と考えられています。

毛根の底には毛球部と呼ばれている部分があり、こちらで毛が作られ、毛母細胞が分裂を繰り返してムダ毛が生えてくるというのが基本の流れです。

分裂を繰り返している間は成長期、その動きが衰えてくるのが退行期、完全に毛の成長が止まった時期が休止期になります。

休止期の後、再び成長期がくるわけですが、この際、古い毛が抜け落ちる仕組みです。

そのため、1回照射した後は、毛の休止期に合わせて毛の成長期まで待つ必要があります。

毛周期に沿ったレーザー脱毛を行うのであれば、2~3カ月ごとに照射するのが効果的といえるでしょう。DMTCでは、最短8カ月で脱毛を完了させることが可能です。

【部位別】おすすめの脱毛回数と期間

ムダ毛が気にならない程度に脱毛できるまでの回数は、部位によって異なります。

こちらでは部位別でおすすめの脱毛回数やそれにかかる期間について解説します。

顔は自己処理が不要になるまで8回以上、産毛がなくなるまでは10回以上の照射がおすすめです。

顔のムダ毛は色素の薄いムダ毛が多く、レーザーが反応しにくいので、医療脱毛の効果が実感できるまで時間がかかります。

たとえば、脱毛回数を8回行う予定で2カ月以上の間隔を空けると、最短でも1年2カ月ほどの期間が必要です。

顔はまず目に入る部分なので、脱毛をするのが不安だという人もいるかもしれません。

医療脱毛はクリニックで行うものであるため、万が一のことがあったとしてもすぐに医師や看護師によるサポートを受けることが可能です。

また、施術を受ける前に医師による診察を受け、施術のときも肌に合わせて出力を調整するので安心して受けることができます。

そのため、敏感肌や肌が弱い人も様子を見ながら脱毛できる点がメリットです。

ただ、肌の様子を見ながら脱毛をするときは、場合によっては通常より時間がかかる可能性もあります。

ワキ

ワキは自己処理が不要になるまで5回以上、ツルツルになるまでは6回以上の照射がおすすめです。

ワキは太くて濃い毛が生えています。

医療脱毛のレーザーは黒い色素に強い反応を示すため、効果を実感しやすい部位のひとつです。

ただ、カミソリによる黒ずみがある場合、レーザー照射ができないケースもあります。

そのため、カウンセリング時に確認されることが多いです。

また、ほかの部位と比較してワキの毛周期は長いので、人によっては脱毛の回数が増える場合もあります。

ピンセットなどで毛を抜いて自己処理をしている人もいますが、そういった場合にはすぐに脱毛をはじめることが難しいです。

毛が再び成長期を迎えるまで待つ必要があるため、カウンセリングから2カ月ほど待たなければならない可能性があります。

しかも、毛を抜く自己処理は埋没毛を作る原因になるのでおすすめできません。

毛を抜いた際に広がった毛穴に菌が入って毛嚢炎になることも考えられます。

埋没毛になると肌がブツブツとした黒い点があるように見えたり、色素沈着を起こしたりするリスクもあるので注意が必要です。

腕・脚

腕や脚は自己処理が不要になるまで5回以上、産毛がなくなるまでは6回以上の照射がおすすめです。

足や腕のムダ毛の濃さに関しては個人差が大きいことから、産毛が多い人であれば7回以上かかるケースもあります。

また、腕や脚は脱毛する範囲がクリニックによって異なることがあるので確認しておきましょう。

たとえば、指や手の甲が含まれているかどうか、ワキが含まれるのかなどの違いがあります。

腕や脚の毛はVIOラインよりも細い毛が生えているので、毛の太さを問わず脱毛効果を得やすい蓄熱式脱毛機器は特に効果的です。

蓄熱式脱毛機器で有名なものは、ダイオードレーザーがあります。

蓄熱式レーザーは、毛を作るために必要な細胞を生成するバルジ領域にダメージを与えるものです。

お腹・背中・胸

お腹や背中、胸は自己処理が不要になるまで5回以上、産毛がなくなるまでは8回以上の照射がおすすめです。

これらの部位はムダ毛といっても産毛が中心になっているので、レーザーが反応しにくく、施術する回数が多くなる傾向があります。

特に、背中は脱毛範囲が大きいため、施術の回数も多くなりがちです。

お腹・背中・胸のように産毛が多い部位は、レーザーの照射が原因で毛が硬くなる硬毛化が起こりやすいといわれています。

できれば、硬毛化が起こったときなどの無料サポートがあるクリニックを選びましょう。

背中の毛を脱毛することで汚れが付着しにくくなるため、背中ニキビに悩んでいる場合には脱毛を考えても良いかもしれません。

また、自己処理をする回数もぐんと減らすことが期待できます。

背中を自己処理する回数が多いほど肌を傷つけてしまう可能性が高くなるので、そういった意味でもメリットが大きいといえるでしょう。

Vライン

Vラインは自己処理が不要になるまで5回以上、産毛がなくなるまでは6回以上の照射がおすすめです。

Vラインの毛はほかの部位より色素が濃く、レーザーが反応しやすいので脱毛効果を実感しやすい部位のひとつといえるでしょう。

ただ、VIOラインのムダ毛で皮膚の表面に出ているのは約10%といわれています。

これは毛周期が長く、皮下で成長期を待っている毛が多いからです。

Vラインもほかの部位と同様に毛の濃さ・密度に個人差がありますが、平均5~6回ほどの照射が必要になります。

VIOラインはセットで脱毛をする人も多いですが、下着や水着などを身に着けたときに目に入ることもあるVラインのみを脱毛する人もいます。

脱毛する範囲は少ないとはいえ、1回あたりに照射できる毛の割合が低い点が回数が増えてしまう理由です。

Iライン・Oライン

Iライン・Oラインは自己処理が不要になるまで8回以上、産毛がなくなるまでは10回以上の照射がおすすめです。

Vラインと同じように毛周期が長いIライン・Oラインも施術回数が多い傾向がある部位といえます。

また、黒ずみになりやすい部位であり、それが原因で痛みを感じやすいです。

痛みに弱い人は、カウンセリング時に麻酔が必要かどうかについて医師に確認しておくほうが良いでしょう。

IOラインは自分でムダ毛処理をするのが難しいうえ、傷つけてしまうと雑菌が入りやすい部分なのでプロの手で脱毛をしてもらうメリットは大きいです。

女性の場合、Iラインの脱毛をすることで生理時の不快感が軽減されたという声も少なくありません。

1回だけのお試し脱毛の効果は?

医療脱毛は毛母細胞を破壊するパワーがあるものですが、1回の施術で脱毛できるのは全体の20%程度です。

毛には毛周期があり、成長期・退行期・休止期を繰り返しています。

レーザーが反応するのは成長期の毛のみであるため、それ以外の時期に生えてくるムダ毛を脱毛するには時間を置かなくてはなりません。

早く脱毛を完了させたいからとこまめに施術を受けることを希望する人もいますが、肌に刺激を与えすぎてしまう可能性もあるので適切な間隔で予約を入れるほうが良いでしょう。

照射後1~3週間ほどで毛が抜け、脱毛の効果を感じることができますが、2カ月後には休止期の毛が伸びているので元に戻ってしまったように感じるかもしれません。

脱毛は成長期の間隔に合わせて繰り返し施術を受けることで効果を実感できます。

お試し脱毛をするメリット

1回施術を受けただけでは脱毛効果を感じにくいですが、多くの人がお試し脱毛をしているのはなぜなのでしょうか。

こちらでは、お試し脱毛のメリットについて解説します。

痛みを確認できる

「医療脱毛は痛い」という声は少なくありません。

ただ、痛みの感じ方には個人差があるので、実際に自分がどの程度痛いのかは体験してみなければわからないことです。

お試し体験は医療脱毛の痛みを体感するために利用する人もいます。

痛みがかなり強く感じた場合に、何か対策をしてもらうことができるかどうかも確認できるので安心です。

テスト照射に関しては無料で行っているクリニックも多く、必要に応じて麻酔の提案もしてくれます。

1回の施術を受けてもムダ毛がないツルツルの状態にすることはできません。

しかし、痛みを確認できるので、継続できるかどうかの判断がしやすくなります。

ムダ毛の量や部位などによって回数が異なるとはいえ、最低5回程度は施術を受けなければなりません。

長期間にわたって施術を受けることになるため、自分が無理することなくできるかを考えたうえで契約しましょう。

クリニックの雰囲気を知ることができる

お試し脱毛は、クリニックの雰囲気や医師・看護師の接客態度について確認することができます。

何か不満を感じたときは本契約をしない選択も可能です。お試し脱毛の施術を受けたからといって、必ず契約をしなければならないという決まりはありません。

あくまでも決めるのは自分自身なので、もし契約しようかどうか迷っているときはその場で決めずに帰宅してからゆっくり考えるのも良いでしょう。

脱毛は希望しているが、回数が気になるという場合はカウンセリング時に納得できるまで相談するのもおすすめです。

しかし、断りづらくて契約してしまったという声もあります。

そういうときには、クーリングオフをするのも良いでしょう。

クーリングオフ制度は、契約や申込をした場合でも期間内であれば無条件で契約や申込を撤回・解除ができるものです。

医療脱毛の回数を決めるときの注意点

こちらでは、医療脱毛で回数を決める際にどのような点に注意するべきなのかについてまとめたので参考にしてください。

人によって回数が異なる

今回紹介した脱毛回数は目安であり、ムダ毛の量には個人差があるので人によって必要回数が異なります。

また、部位によっては色素が薄い毛や産毛などが多く、色が濃い毛ほど効果を発揮する脱毛用レーザーが反応しにくくなる可能性もないとはいえません。

レーザーが反応しづらい部位の脱毛はほかの部位より回数が増える傾向があります。何回の脱毛が適切なのかをカウンセリングで相談するのがおすすめです。

同じくらいの期間がかかるのであれば、費用が安価な光脱毛のほうが良いのではと考える人もいるかもしれません。

しかし、医療脱毛と光脱毛では使用しているレーザーの出力が異なります。医療脱毛は、毛の状態など必要に応じて出力を上げることが可能です。

一方、光脱毛の場合は出力に限度があるので結果的に医療脱毛より施術回数が多くなり、費用面でも高くなってしまうことが多いのです。

有効期限を確認する

医療脱毛の有効期限を設けているクリニックもあるので、契約した際に必ず確認しましょう。

マイペースに脱毛したいという人もいますが、有効期限切れになったために脱毛を完了できなければもったいないです。

DMTCではコースに有効期限を設けていません。

女性の場合、出産や出張などがあれば予定通りに脱毛を進めることができないときもあります。

DMTCではコースの有効期限がないので、もし出産や出張などでクリニックに通うことができない期間があったとしても問題ありません。

最少回数である5回の脱毛でも8カ月以上通う必要があるため、通うことができない期間はどのような対応になるのかについても確認しておきましょう。

追加照射が可能か確認する

ほとんどのクリニックではカウンセリング時にその人に合った適切な施術回数の提案をしてくれますが、さらにツルツルにしたいと思うことがあるかもしれません。

脱毛をはじめてから途中で回数を増やしたくなることもあるでしょう。

そういった場合、追加照射をお得にできるクリニックであれば利用しやすいです。

DMTCであれば、各コースで1回あたりの5分の1の価格で追加照射できます。

また、万が一、施術した際に照射漏れがあった場合には、追加で照射する分の費用は無料です。

医療脱毛の最適な回数を知りたいなら無料カウンセリングへ

最適な脱毛回数は、施術する部位や毛の状態によって個人差があります。

もし自分にとって最適な施術回数を知りたいのであれば、カウンセリングで相談するのもおすすめです。

カウンセリングを受けたとしても、必ず契約しなければならないわけではないので安心です。

また、DMTCでは無料カウンセリングやテスト照射を実施しています。

厚生労働省承認の機器で脱毛効果が高いDMCTによる施術を受けて、ツルツルなお肌を手に入れましょう。

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