ヒゲ脱毛にかかる期間は？頻度の目安や間隔を空けすぎない方がいい理由も解説

ヒゲ脱毛は1回で完了するわけではなくそれなりに期間や回数が必要ですが、毛周期に合わせて適切な間隔・頻度で通うことで最大限の効果を得ることができます。

この記事では、ヒゲ脱毛の期間・間隔・頻度と、短期間でヒゲ脱毛ができるおすすめのクリニック・サロンの情報、間隔を空けすぎない方がいい理由、少ない回数で効率よく脱毛するコツについて詳しく解説します。

できるだけ短期間でヒゲ脱毛を完了させたいという人は是非参考にしてください。

ヒゲ脱毛はどのくらい期間がかかる？医療脱毛とサロン脱毛の期間を比較

ヒゲ脱毛を行う場合、医療脱毛またはサロン脱毛という2つの選択肢があります。

医療脱毛は高出力のレーザーで毛根にダメージを与えるため、少ない回数でも高い効果が期待できます。

医療脱毛は一般的に1〜2ヶ月に1度の頻度で施術を行うクリニックが多いです。

効果を感じ始めるまでには2〜4回（最短2〜4ヶ月）、自己処理が減るまでには5〜7回（最短5〜7ヶ月）、ツルツルになるまでに10〜15回（最短10〜15ヶ月）の施術が必要です。

一方、サロン脱毛は主に光を肌の浅い部分に照射することで、ムダ毛が生えてくるスピードを遅くするというゆるやかな効果があります。

そのため、医療脱毛と比較すると効果が感じられるまでにはかなり回数はがかかり、完了までに長期間かかります。

サロン脱毛は一般的に1〜3ヶ月に1回の頻度での施術が推奨されています。

サロン脱毛の場合、効果を感じ始めるまでには8〜10回（最短8〜10ヶ月）、自己処理が減るまでには15〜20回（最短15〜20ヶ月）、ツルツルになるまでに25〜30回（最短25〜30ヶ月）の施術が必要です。

ヒゲ脱毛の効果と期間

効果	医療脱毛	サロン脱毛
脱毛効果を感じる	2〜4ヶ月	8〜10ヶ月
自己処理が減る	5〜7ヶ月	15〜20ヶ月
ツルツルになる	10〜15ヶ月	25〜30ヶ月

ヒゲ脱毛の適切な頻度・間隔はどれくらい？

ヒゲ脱毛でクリニック・サロンに通う適切な頻度・間隔について具体的な目安とともに説明します。

医療脱毛の頻度・間隔の目安

医療脱毛の場合、ヒゲ脱毛に通う適切な頻度は1〜2ヶ月に1回とされています。

早く効果を出したいからといって、間隔を空けずにこれより短い間隔で通っても効果は期待できず、肌に負担をかけることになります。

全てのヒゲが同じ周期で生えてくるわけではなく、成長期・退行期・休止期という3つの周期で生え変わります。

医療脱毛でレーザーを照射して効果が期待できるのは成長期の毛のみです。

ヒゲ脱毛の施術を受ける際に、成長期を迎えている毛は全体の10〜20%のみだと言われています。

つまり、1度の照射では10〜20%のヒゲにしか脱毛効果が得られないということになります。

そのため、ヒゲ脱毛を完了させるためには成長期に効果的に照射をすることができるよう、1ヶ月の間隔を空けて繰り返し施術を行う必要があるのです。

サロン脱毛の頻度・間隔の目安

サロン脱毛でヒゲ脱毛に通う頻度は、一般的には1〜3ヶ月に1度とされています。

これは、医療脱毛と同様に毛周期に合わせて施術を行うと最大限の効果を得ることができるからです。

サロン脱毛でも基本的に成長期の毛に照射を繰り返すことで脱毛効果が期待できます。

ただし、サロン脱毛で行われている光脱毛には大きく分けてIPL・SHRという2種類の脱毛方式があり、施術が可能な頻度は異なります。

IPL脱毛は多くのサロンで採用されている脱毛方式で、メラニン色素に反応する脱毛機で照射を行います。

ヒゲなど太い毛に高い効果を発揮します。

毛周期に合わせて照射を行う必要があり、1〜3ヶ月の間隔を空けることが推奨されています。

それに対してSHR脱毛は、発毛司令を出すバルジ領域にはたらきかける仕組みで、毛周期に関係なく施術可能とされています。

SHR脱毛を行うサロンには、最短で2週間に1度の頻度で通えるという店舗もありますが、方針によっても異なるのでカウンセリング時に確認してください。

短期間で効果を実感したい！ヒゲ脱毛でおすすめのクリニック4選

短期間でヒゲ脱毛の効果を実感したい人におすすめのクリニックを紹介します。

料金やおすすめな人の特徴についても参考にしてください。

エミナルクリニックメンズ

料金表

コース	5回
ヒゲ脱毛選べる3部位	38,500円（税込）
ヒゲ脱毛選べる5部位	61,800円（税込）
ヒゲ脱毛全体6部位	78,000円（税込）

※鼻下・あご上・あご下・ほほ・もみあげから選択

熱破壊式と蓄熱式のレーザーにより、毛質や部位に合わせて高い効果が期待できます。

1ヶ月に1回の頻度で通うことができるので脱毛完了までの期間が短く、21時まで診療可能な院もあるので、平日の仕事帰りの時間を利用して効率よく通うことができます。

最新の脱毛機を使用し施術時間が従来の約半分に短縮されることで、回転が早く予約の取りやすいクリニックとなっています。

ヒゲ・VIO・ワキは麻酔クリームを無料で使用することができるので、高出力のレーザー脱毛でも追加費用なしで痛みを最小限におさえることができます。

メンズリゼ

料金表

コース	5回	10回	15回
ヒゲ脱毛3部位（鼻下・あご・あご裏）	14,000円（コース終了後1回9,800円）	ー	ー
ヒゲ脱毛全部位（鼻下・あご・あご裏＋ほほ・もみあげ・首）	59,800円（コース終了後1回16,800円	99,800円（コース終了後1回16,800円）	149,700円（コース終了後1回16,800円）

※価格は全て税込表示です

毛周期に合わせて6〜8週間の間隔で通うことで、少ない回数でヒゲ脱毛の効果を実感できます。

根深い毛に効果の高いヤグレーザーを照射することで、短期間でもヒゲ脱毛に高い効果が期待できます。

10回・15回コースを契約すると、5回以上通った場合は好きなタイミングで解約可能で、手数料なしで残りの回数分の料金が全額返金されます。

早めに完了してしまったという場合でも損をすることがなく、余裕を持って多めの回数コースを契約できます。

ゴリラクリニック

料金表

コース	3回	6回	12回	1回
ヒゲ脱毛3部位（鼻下・あご・あご下）	16,800円	39,800円（コース後1回19,800円）	68,800円（コース後1回10,800円）	32,400円
ヒゲ脱毛4部位（鼻下・あご・あご下・首）	ー	64,800円（コース終了後1回27,800円）	111,800円（コース終了後1回16,800円）	37,800円
ヒゲ脱毛5部位（鼻下・あご・あご下・ほほ・もみあげ）	ー	64,800円（コース終了後1回27,800円）	111,800円（コース終了後1回16,800円）	37,800円
ヒゲ脱毛6部位（鼻下・あご・あご下・ほほ・もみあげ・首）	ー	76,800円（コース終了後1回31,800円）	132,800円（コース終了後1回20,800円）	42,800円

※ヒゲ脱毛3部位（鼻下・あご・あご下）3回のコースは、ヒゲ脱毛の契約が初めての方が対象

ヒゲ脱毛に高い効果のあるヤグレーザーを照射できる脱毛機をはじめとした、複数の脱毛機を完備し剛毛な人やさまざまな肌質・毛質の人でも短期間で高い脱毛効果を得ることができます。

豊富な実績から見つけ出した適切な照射パワーにより、効果を最大限に高めることが可能です。

毛周期や脱毛効果に応じて、平均して6〜12週間の感覚での照射を推奨しています。

回数コース終了後は通常料金よりもお得な価格で追加施術を受けることが可能です。

湘南美容クリニック

料金表

コース	1回	3回	6回
ヒゲ（鼻下・あご・あご下）	5,700円	11,400円	16,800円
もみあげ周囲・ほほ	6,500円	12,900円	19,800円
首	6,180円	17,730円	29,280円

ヒゲ脱毛は毛が生えそろう1ヶ月間隔を目安として通うことができます。

世界初のミスト式脱毛機アバンチレイズを使用し、独自の冷却システムで痛みをおさえながら効率よく脱毛を行います。

アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2種類の波長を照射できるので、少ない回数でも効果が高く短期間で脱毛を完了させることが可能です。

回数コースに有効期間がないので、やむを得ない事情で通う間隔が空いてしまっても完了までしっかり通えます。

短期間で効果的な脱毛ができる！おすすめサロン2選

短期間でヒゲ脱毛の効果を実感したい人におすすめのサロンを紹介します。

料金やおすすめな人の特徴についても参考にしてください。

メンズクリア

料金表

コース	8回
ヒゲ全部位（鼻下・あご・あご下・ほほ・首）	110,660円（税込）

IPL脱毛とSHR脱毛の両方の効果・メリットを兼ね備えたハイブリッド脱毛を行い、短期間でも高い効果を実現できます。

痛みや肌へのダメージの少ない脱毛機で、最短で2週間の間隔を空けて施術が可能なので短期間でヒゲ脱毛が完了します。

空きがあれば当日予約も可能で、予約の取りやすいサロンなので間隔を空けすぎることなくスムーズに通うことができます。

47都道府県全てに店舗があるので、引っ越し先でもすぐに継続して通うことが可能です。

リンクス

料金表

パーツ	4回	8回
鼻下	16,200円	28,800円（コース終了後1回900円）
口下	16,200円	28,800円（コース終了後1回900円）
あご	16,200円	28,800円（コース終了後1回900円）
あご下・首	16,200円	28,800円（コース終了後1回900円）
ほほ	16,200円	28,800円（コース終了後1回900円）
もみあけ	16,200円	28,800円（コース終了後1回900円）

※価格は全て税込表示です

日本人の男性専用に独自開発されたIPL脱毛機を使用し、短期間でもヒゲ脱毛で高い効果を発揮できます。

100%男性の認定脱毛技能士が施術を担当するので安全性も高く、リラックスして施術を受けることができます。

8回コース終了後は無期限・無制限で80%OFF価格で追加施術を受けることが可能です。

期間限定・先着限定のお得なキャンペーンも開催されていて、気軽にヒゲ脱毛を試すことができます。

ヒゲ脱毛の期間・間隔を知るには毛周期を把握することも重要

ヒゲ脱毛を行う際に把握しておかなければならない毛周期について詳しく説明します。

そもそも毛周期ってなに？

毛周期というのは毛の生え変わりの周期で、成長期・退行期・休止期という3つのサイクルがあります。

成長期というのは、皮膚の中で毛が生え始めてから表面に出てくる時期のことを指します。

この成長期の毛はメラニン色素が濃く、毛乳頭とつながっている状態なのでレーザーや光を照射すると高い脱毛効果が期待できます。

それに対して、退行期の毛は成長が止まり抜け落ちるまでの状態、休止期の毛は毛が抜け落ちて新たに生えてくるのを待つ状態であり、メラニン色素が薄く毛乳頭ともつながっていないので、脱毛効果が期待できません。

このようなことから、医療脱毛でもサロン脱毛でも成長期の毛に照射をする目的で、毛が生え変わるタイミングを狙い一定の間隔をあけて繰り返し施術を行う必要があるのです。

毛が多く生え揃うまでは脱毛してから6〜8週間かかる

レーザーや光を照射して一度抜け落ちたヒゲが、再び生えそろうまでには6〜8週間ほどかかります。

毛が生えてこないうちに施術を行っても十分な効果は期待できません。

できるだけ退行期と休止期を避けて、成長期の毛が多い時に照射を行うことで効率よく脱毛効果を得ることができます。

全てのヒゲが同じタイミングで成長期を迎えるわけではないので、できるだけ退行期と休止期を避けて1ヶ月程度の間隔を空けて繰り返し照射を行うことが必要です。

成長期にヒゲ脱毛を行うのがベスト

医療脱毛にしてもサロン脱毛にしても、施術の効果が期待できるのは成長期の毛のみです。

そのため、ヒゲ脱毛をする時には毛が生え変わり成長期に入ったタイミングで施術を行う必要があるのです。

ただし、どの部分の毛が成長期であるかは見ただけではわかりません。

そして、全ての毛が同時に成長期を迎えるわけではありません。

確実に脱毛効果を出すためにも、毛周期に合わせて一定の間隔をおいて施術を行うことが推奨されています。

ヒゲ脱毛時に間隔を空けすぎない方がいい理由

ヒゲ脱毛は一定の間隔を空ける必要があり、店舗スタッフからも次回の予約までにどのくらいの間隔を空けるかについて指示があるはずです。

間隔を詰めすぎても効果が高くなるわけではありませんが、逆に間隔を空けすぎることにもデメリットはあります。

既に照射したヒゲが成長期の毛だった場合は、次回の施術までの間隔を空けたからといって脱毛効果がなくなることはありません。

しかし、通常は次回の施術時に成長期を迎えているはずの毛が、間隔を空けすぎることによって退行期や休止期に入っている可能性があります。

退行期や休止期の毛は照射を行っても脱毛効果は期待できません。

やむをえない事情で次回の施術までに予定したよりも長期間空いてしまった場合、その施術では脱毛効果が感じられない可能性があります。

とはいえ、その後も一定の頻度で繰り返し照射を行うことで、徐々に効果を感じることができるはずです。

ヒゲ脱毛で間隔を空けすぎると、既に成長期に照射した毛には影響がありませんが、毛周期がずれてしまうことがあります。

間隔を空けすぎても脱毛効果に影響することはないものの、本来予定していたよりも完了までの期間が長くなってしまう場合もあるので、なるべく店舗で推奨されている頻度で通うことをおすすめします。

短期間かつ少ない回数で効率よくヒゲ脱毛をするコツ

ヒゲ脱毛をできるだけ短期間・少ない回数で効率よく行うポイントについてアドバイスします。

間隔は施術回数や脱毛の進捗状況に応じて決める

ヒゲ脱毛を効率よく行うには、施術を受ける間隔をこれまでの施術回数や脱毛の進捗状況に応じて決めるということも効果的です。

通常はヒゲが生えそろう周期は6〜8週間とされていて、1ヶ月程度の間隔を空けて照射を行うことが推奨されています。

最初のうちはそのような頻度で行うのがベストですが、施術回数を重ねるうちに脱毛効果が現れてくるため徐々に毛が生えてくるスピードが遅くなってきます。

そのため、最初と同じ頻度で通ってもあまり効果が期待できません。

脱毛効果が現れ始めて徐々に毛が薄くなってきたと感じたら、通う間隔を少しずつ空けた方が毎回効果を感じやすくなります。

効果や施術回数に応じた適切な施術の頻度については、医師やスタッフからアドバイスを受けてください。

出力の高いレーザー脱毛機が利用できるクリニックを選ぶ

少ない施術回数でも高い脱毛効果を出したいのであれば、サロン脱毛よりも医療脱毛がおすすめです。

高出力のレーザー脱毛機を使用することで、少ない回数・短い期間で高い効果が期待できます。

クリニックによって使用している脱毛機の種類は異なるので、各院の公式サイトでチェックしたりカウンセリング時に確認しておきましょう。

ただし、出力の高いレーザー脱毛機は痛みを強く感じやすいというデメリットもあります。

特に太くて濃いヒゲの脱毛は痛みが強くなる傾向があります。

痛みを最小限におさえるには、冷却機能を搭載した脱毛機を使用しているクリニックがおすすめです。

また、麻酔を利用できるかも相談してみましょう。

高出力のレーザーを照射することには火傷などのリスクもあるので、医師や看護師といった専門のスタッフが施術を担当するクリニックが安心です。

通いやすいクリニック・サロンを選ぶ

ヒゲ脱毛を効率よく行うには、店舗から勧められている頻度で定期的に通う必要があります。

しかし、人気で混み合っている店舗の場合、自分の都合の良い日時に予約を取ることができず、次回の施術まで間隔が空いてしまうということもあります。

また、店舗が自宅から遠い場所にあったりアクセスに不便な立地だと、頻繁に通うことができず間隔が長くなり完了までの期間が長引いてしまう可能性があります。

さらに、平日仕事帰りに通うのが難しいと、混み合う土日にしか予約を取ることができずなかなか空きがないという状況になります。

営業時間の長い店舗なら平日に予約を取りやすいというメリットがあります。

ヒゲ脱毛で少ない回数・短い期間で効果を出すには適切な頻度で通う必要があります。

予約の取りやすい、アクセス条件やライフスタイルをふまえて通いやすいクリニックやサロンを選びましょう。

【結論】ヒゲ脱毛は適切な期間・間隔で通うと効果を実感しやすい！

ヒゲ脱毛の期間・間隔・頻度と、短期間でヒゲ脱毛ができるおすすめのクリニック・サロンの情報、間隔を空けすぎない方がいい理由、少ない回数で効率よく脱毛するコツについてひととおりまとめました。

ヒゲ脱毛は、適切な間隔・頻度で施術を受けることでもっとも高い効果を得ることができ、短期間で完了させることができます。

通う間隔・頻度については店舗や使用している脱毛機によっても異なります。

短期間でヒゲ脱毛を完了させたいなら、効果の高い脱毛機を使用していてスタッフの技術力が高く、毛周期に合わせた適切な頻度で通えるクリニック・サロンを選ぶことが大切です。

また、アクセス条件や予約の取りやすさなど、通いやすさにも注目して選ぶことをおすすめします。