ツルツルで清潔感のある肌は、濃いヒゲに悩む男性にとって憧れですよね。
濃いヒゲの男性は、毎朝ヒゲを剃っているのに剃り跡は青く見えていてキレイじゃないし、夕方にはもう生えてきていて無精ヒゲみたいになっちゃうし、
「このヒゲのせいで不潔に思われているんじゃないか」
毎日不安に思っていることでしょう。
そこで、昨今はヒゲ脱毛が人気になってきました。
ヒゲを永久脱毛してしまえば、毎朝のヒゲ剃りの手間から解放される、清潔感がアップして好印象になる、ヒゲ剃りで痛めないから肌がキレイになる、などたくさんの悩みが解決します。
しかし、初めてのヒゲ脱毛、不安もよぎります。
「ヒゲを永久脱毛までしてしまったら、後悔しないかな……」
今まで経験したことがないヒゲ脱毛、いろいろな心配事が生まれるのは当然の心理です。
そこで、こちらの記事では「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、ヒゲ脱毛で後悔する事をテーマにヒゲ脱毛のデメリット・メリットを紹介していきます。
ヒゲ脱毛で後悔しそうなことはあらかじめ想定しておけば対策できるので、こちらの記事を読んで不安を解消していきましょう。
ヒゲ脱毛で後悔した5つの理由
あなたがヒゲ脱毛をして「後悔した」もしくは「後悔しそうだな」と思っていることは何ですか?
以下の5つのどれかに当てはまるのではないでしょうか?
ヒゲ脱毛を契約したら予算オーバーした
はじめは少ない回数で契約するつもりの予算だったのに、カウンセリングをした結果、想定よりも回数の多いプランを契約したり、1回契約したプランが終了しても満足した結果が得られず再度プランを契約する、といったことはよくあることだと思っておきましょう。
そうでないと、思っていた予算をオーバーしてしまった、ということになりかねません。
ツルツルにしたいとまで思っていなくても、ヒゲ脱毛で効果を実感できるのは一般的には5回程度通ってからになります。
ヒゲを含めて体毛は毛周期という生えかわりのサイクルを繰り返しています。
基本的に脱毛で効果があるのは毛が成長して皮膚表面に見えている「成長後期」にあたる毛のみであり、全ての毛の10〜20%程度ともいわれています。
そのため強力な脱毛機材を使用していても少なくとも5回以上は通う必要があり、ヒゲ脱毛の値段を見誤る初心者が多いのが現状です。
ヒゲ脱毛が想像よりも痛い
顔の皮膚は薄い上にヒゲは濃いため、ヒゲ脱毛は痛みを感じやすいです。
そこに不安を覚える人は多いのですが、脱毛サロン・クリニックはサイトなどでその不安を軽減させるためにさまざまなうたい文句を使います。
「皮膚を瞬時に冷却する機能がレーザーの痛みを軽減!」
「毛根よりも皮膚表面に近い発毛因子を狙うため、出力が少なくて済み、痛くない」
「痛みが不安な方には麻酔塗布が無料!」
そのため今どきの脱毛は痛くないんだと思う人は多いかもしれませんが、実際に最新技術のマシンを使用しても痛みを感じる人は多くいます。
痛みの感じ方にあわせて出力を調整したり、アフターケアをしっかりしてくれるところがほとんどなので、大げさに不安に思うことはないですが、ヒゲ脱毛は特に痛みを感じやすいものだという心構えをもって脱毛に通うほうがいいでしょう。
ヒゲ脱毛期間は日焼けができない
ヒゲ脱毛に日焼けはご法度です。
日焼けした肌は軽いやけどをしたような状態であり、施術の痛みを感じやすかったり、肌トラブルが起きやすかったりします。
状態によっては脱毛の施術自体を断られてしまいますので、脱毛期間中に日焼けはできません。
脱毛期間は満足いくまでに1年以上かかることが多いため、夏場だけは肌を焼きたいという方も日焼けを我慢することになります。
もちろん脱毛が終わればまた日焼けはできますが、しっかり脱毛をしたい人は2年程度日焼けに気を付けなければならないことは覚悟しておきましょう。
また、どうしても肌を黒くしたい人はタンニングクリームを使うという選択肢があります。
タンニングクリームは塗るだけで肌を黒く見せられるもので、新陳代謝とともに1週間程度でもとの肌に戻るので、脱毛期間中どうしても日焼けしたい人はタンニングクリームの使用を検討してみましょう。
ヒゲが好きな女性からモテなくなる
「男らしいヒゲ男子が好き」という女性は少なくなく、男性からしてもワイルドな印象やダンディさを演出できるヒゲの芸能人などに憧れを抱くことは多いものです。
しかしヒゲ男子が好きという女性には、共通してある大前提「清潔感」が存在します。
あなたは朝ヒゲをかっこよく整えたはずなのに、夕方には他の部位の毛も生えてきて結局全体が無精ヒゲのようになってしまった、そんな経験はありませんか?
ヒゲ男子が好きという女性の心理には「清潔感」があった上でのヒゲ男子なら、という大前提があります。
ヒゲ男子が好きという女性でも、無精ヒゲで不潔そうな男性と、顔がツルツルで清潔感のある男性とだったら後者を選びます。
将来ヒゲを生やしたい部位は施術を避けるように相談できる脱毛サロン・クリニックがほとんどなので、脱毛したくない部位がある場合はカウンセリングで相談するようにしましょう。
ご自身の希望に合わせてヒゲのデザインをつくっていくことができますよ。
清潔感のあるヒゲ男子になって女性にモテたい人こそ、ヒゲ脱毛に通うべきだと思いますね。
永久脱毛した後にヒゲを生やしたくなった
今はヒゲを無くしたいと思っても、将来の自分はヒゲを生やしたくなる可能性がありますよね。
クリニックでおこなわれる医療レーザー脱毛には永久脱毛の効果があり、脱毛期間を終えてしまえば将来的にヒゲが生えてくる可能性はほぼ無くなります。
しかし、将来的にオヤジ世代になったときにヒゲを生やしてダンディな自分を演出したくなるかもしれません。
そこで選択肢にあがってくるのが「永久脱毛」の医療レーザー脱毛ではなく「減毛」の効果が期待できる光脱毛とよばれる施術です
実は脱毛には永久脱毛効果のある医療脱毛のほか、エステサロンなどでおこなわれる光脱毛という方式があります。
光脱毛の効果は減毛とよばれることが多く、施術を止めるとのちにヒゲが生えてくる可能性があります。
ずっとヒゲが無くなっていてほしいわけじゃない、完全に無くしたくはないという方はこちらを検討してみるとよいかもしれません。
ヒゲ脱毛で後悔しないための対策
それではヒゲ脱毛で後悔しないためにどういった対策をとればよいのでしょうか?
「永久脱毛にするかしないか」から決める
永久脱毛を完了してしまうと後で生やしたくなる時がきてもヒゲがまた生えてくることはほとんどありません。
将来的に生やしたくなる時が来そうだと思うのであれば、まずはエステサロンの施術を検討してみてはいかがでしょうか。
脱毛の施術は、クリニックなどで認められた永久脱毛の効果をもつ施術と、エステサロンなどでの減毛の効果が期待できる施術の大きく2種類に分けられます。
予算に余裕があれば途中からエステサロンからクリニックに変えるなどしても問題はないので、心配な方はエステサロンの施術からはじめましょう。
ヒゲ脱毛の最終目標を考えておく
ヒゲ脱毛と一言にいっても、完全にツルツルにしたい人、薄くなってくれば満足な人、いらない部位のヒゲだけ脱毛して一部は残したい人など、なりたい姿は人それぞれです。
ヒゲ脱毛に通い始める前に、自分がヒゲ脱毛で叶えたい姿を想像して、最終目標を考えておきましょう。
最終目標を決めることで、サロン・クリニック選びがグッと楽になりますよ。
目標のヒゲ脱毛ができる回数や料金を調べる
なりたい姿を決めたら、そこに向けてヒゲ脱毛に何回通うことになりそうかイメージしましょう。
ヒゲは体毛の中でも濃く、密度も高いので長期戦になることを想定します。
個人差はありますし、脱毛器の種類や出力、1回ごとの施術期間の間隔などの条件によりますが、効果を感じる目安を表にしました。
ヒゲ脱毛の目安 | 脱毛クリニック | 脱毛サロン |
---|---|---|
効果が実感できる | 3~5回 | 8~10回 |
薄くなってきたと思える | 6~10回 | 10~20回 |
ツルツルになる | 15~20回 | 15~25回 |
脱毛サロン・クリニックのサイトを見てみると、1回ごとの都度払いであったり、プランは5回までだったり、コース終了後の施術には割引が適用されたりと様々な料金体系があることがわかります。
自分のなりたい姿から必要な回数を逆算して、自分にあった料金プランを選ぶようにしましょう。
痛みへの対策ができる店舗を選ぶ
個人差はあれど、脱毛に多少の痛みはともなうものですが、その痛みに対してしっかりと対策をしてくれる店舗は多くあります。
「思ったより痛かった」と後悔しないためにも、ホームページなどでどんな痛み対策をしているか確認しましょう。
痛み対策として以下のものが主にあげられます。
- 破壊式よりも蓄熱式の医療レーザー機器を使用する
- 照射とともに瞬時に肌を冷却して痛みを軽減するシステムが備わっている
- 麻酔の塗布をする(クリニックのみ)
脱毛サロン・クリニックによってこういった痛み対策をしているところ、できないところがあるので、事前に調べてから通うようにしましょう。
他にもトライアルや都度払いなどのシステムを利用して、まずは1回利用するのも手です。
ヒゲ脱毛の永久脱毛についてよくある質問
永久脱毛と聞くと、「永久」とうたっているのでその効果が期待できる反面、あと戻りができないイメージがあると思います。
ここではそんな方が不安に思う、よくある質問に答えていきます。
- ヒゲ脱毛は何回でツルツルになる?
-
ヒゲは他の毛に比べて濃く、密度も高いので、脱毛に必要な施術回数は必然的に多くなります。
もとの濃さなど個人差がありますが、脱毛クリニックなら10~15回、脱毛サロンなら20~25回程度は通う必要があると思っておいたほうが賢明です。
- ヒゲ脱毛が完了するまで何年かかる?
-
毛の生えかわりには毛周期というものがありますが、ヒゲ脱毛の施術で効果があるのはこの毛周期のうちの成長期にあるヒゲのみです。
そのため、脱毛の施術の間隔は1カ月〜2カ月ほど開けることがほとんどです。
ツルツルになるまで20回程度通うとすると、2年半〜3年半かかるくらいの心構えが必要になります。
ヒゲ脱毛は思ったよりも長期戦になることを想定しておきましょう。
- ヒゲの永久脱毛は何年くらい持つ?
-
実は「永久脱毛」の明確な定義は日本にはありません。
かわりの指標としてよくFDA(アメリカ食品医薬品局)と、AEA(米国電気脱毛協会)の定義が紹介されることが多くあります。
FDA 一定の脱毛施術を行った後に再度発毛する本数が長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること AEA 最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であること つまりは永久脱毛とは完全に毛が無くなった状態を指すのではなく「長期間ほとんど毛が生えない状態が続くこと」と思っておくとよいでしょう。
さて、本題のヒゲの永久脱毛は何年くらい持つかどうかですが、結果的には「個人による」という結論になります。
「1年後には生えてきた」「10年経ったがほとんど処理をしていない」と口コミはさまざまです。
ただし、しっかり長い期間、たくさんの回数を施術した人はほとんど生えてこない人が多く、生えてきたとしても以前のようには濃くないのでヒゲ剃りは楽、といった声が多くあります。
実際に何年持つかどうかの声はさまざまですが、しっかり通い続ければ長期間満足できることは確かなようです。
- ヒゲの永久脱毛に失敗するとどうなる?
-
ヒゲの永久脱毛をはじめたのに途中で通うのを止めてしまうとどうなるでしょうか。
ヒゲは毛周期の関係で効果が出るところ、効果が遅く見られるところが出てきます。
そのためヒゲは全体的に薄くなっていくのではなく、生えてくるところ、ツルツルなところが出てきて、まばらにヒゲが生えてくるようになります。
「仕事が忙しくて通えなくなった」
「思ったよりすぐ効果が出なくてあきらめた」
「皮膚に赤みが出たので止めた」
など、脱毛をやめる人の理由はさまざまですが、途中であきらめるとヒゲがまばらの状態で終わってしまうことになります。
なりたい姿を想像して、満足するまでは施術を続けることをおすすめします。
相性がよくないサロン・クリニックがあれば、変更して通うことを考えましょう。
【結論】ヒゲ脱毛で後悔しそうなことは対策できる!
ヒゲ脱毛で後悔しそうなことをテーマにさまざまなケースで紹介してきました。
あらかじめ後悔しそうなことを想定しておけば、それぞれの不安点にはしっかりと対策が存在します。
- 予算オーバーで後悔した→なりたい姿を想定して、何回通う必要があるかイメージしておく
- 想像より痛い→痛みの対策ができるサロン・クリニックを選ぶ
- 日焼けができない→脱毛期間を理解しておく。タンニングクリームを使う
- あとになってヒゲを生やしたくなった→医療レーザーではなく、サロンによる光脱毛を検討してみる
自分が後悔しそうなことを想像し、対策することで脱毛への不安は解消されていくことでしょう。
ヒゲ脱毛で、清潔感のあるツルツル肌を手に入れましょう。
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