毎朝のヒゲ剃りが面倒くさい、あるいは毎回のヒゲ剃りで肌荒れが治まらないなどヒゲの処理で手を焼いている男性は多いもの。
そんな今の時代、ヒゲ脱毛が人気です。
ヒゲ脱毛には多くのメリットが存在し、代表的な例で言うと
- ツルツルな肌を手に入れることができる
- 青ヒゲがなくなり清潔感が増す
- 朝のヒゲ剃りから解放され、別の時間に使うことができる
- 女性ウケが良くなる
など様々な理由があげられます。
しかしメリットがある反面デメリットがあるのも事実で、いまいち行動に踏み出せていない男性もいるはずです。
「ヒゲ脱毛ってすごい痛いイメージがあるんだけど・・」
「料金がけっこうかかるんじゃないかな・・」
と悩んでいるそこのあなた。
今回はヒゲ脱毛のデメリットとメリットを共に解説していきます。
失敗しないためのポイントやアドバイスを細かく書きましたので、ヒゲ脱毛で後悔したくない男性諸君は必読です!
ぜひ最後までお付き合いください。
ヒゲ脱毛のデメリット
ヒゲ脱毛のデメリットは主に下記の5つです。
ヒゲ脱毛で後悔しないために知っておきたいことを詳しく見ていきましょう。
お金と時間がかかる
脱毛は希望する部位によって金額が分かれています。
初回割引キャンペーンや友達紹介割引など導入しているクリニックも多いですが、基本的に万単位での金額が発生します。
自分の経済状況に合わせた支払い方法を選択することもできますが、長期的な支払いになるのは間違いないでしょう。
また、毛には「毛周期」と呼ばれるサイクルがあり、成長期の毛に合わせて脱毛をするのが効果的といわれています。
その成長期に生えてきた毛を脱毛する必要があるので2~3ヶ月に1度はクリニックに通わなければなりません。
薄くなる程度の脱毛を希望している場合でも5~6回ほどの通院を要します。
ツルツルになるまで脱毛したいのであれば10回以上通う必要があります。
ヒゲの濃さに悩む男性も多いですが、通う回数が増えるほど時間も料金もかかってしまいます。
分割のコースを選んで支払ったり、都度払いができるクリニックもあります。
また、ある程度回数が終了した部位を再度脱毛したい時に割り引いてくれるシステムを取り入れているクリニックもあります。
脱毛はお金や時間を要すものです。無理のない範囲で計画的に施術をしましょう。
ヒゲ脱毛を完了するまで何度も通うのが面倒
先ほども説明した通り、ヒゲには毛周期というサイクルがあります。
成長期→退行期→休止期があり、毛が生えてから抜け落ちるまでのループです。
詳しく説明すると
- 成長期……毛が成長して肌表面に現れる時期。
- 退行期……毛の成長が止まる時期で、毛乳頭から毛が離れ、抜けやすくなります。
- 休止期……毛が抜け落ちていく時期。また毛が生え始めて成長期へと繋がります。
以上のように、ヒゲは3、4ヶ月~1年の成長を経て1~3ヶ月の休止期に入ります。
ヒゲが成長期に入った時、つまり2~3ヶ月に1回の頻度で施術を行うのがベストということです。
よってヒゲ脱毛は1回で終わらず、2~3ヶ月に1度はクリニックへ定期的に通わなくてはならないということです。
ヒゲ脱毛の回数は脱毛方式や個人差によって変わりますが5~20回ほどとなります。
遠方のクリニックに通っている方などは通院時にかかる交通費と移動時間も考慮しなくてはなりません。
ヒゲ脱毛を完了させるには「根気」が必要なのです。
ヒゲ脱毛の施術は痛い
ヒゲ脱毛には痛みが必ず伴います。
正直、ヒゲ脱毛での一番のデメリットは「痛み」だと言っても過言ではないと思ってます。
男性の場合、毛が太くしっかりしているので脱毛初期は痛みが強く感じやすいのと、効果を実感するまでにかなりの時間を要してしまいます。
特に鼻下など脂肪分が少ない部位ですと、輪ゴムで強く弾かれたような痛みが生じます。
回数を重ねていけば、毛も細くなり痛みも軽減されます。
それでもある程度の痛みは覚悟しておきましょう。
脱毛する機械によって痛みは左右しますが、レーザー脱毛とニードル脱毛では強い痛みを感じるでしょう。
なので麻酔をしてから施術をする方もいるほどです。
事前にスタッフへ痛みに弱いことを伝えておけば、ガス麻酔やクリーム麻酔を用意してくれるクリニックもあります。
また光脱毛という脱毛方式では、レーザー脱毛やニードル脱毛と比較すると痛みは少ないため痛みに不安な方におすすめの脱毛方法といえます。
脱毛期間中は日焼けやスキンケアに気をつけないといけない
医療脱毛と光脱毛で使用する照射機はメラニン色素に反応して発毛組織にダメージを与えます。
肌が日焼けして黒い状態ですと、照射時の反応が鈍くなり効果が期待できなくなってしまいます。
脱毛効果が弱まることで、満足のいく結果が得られなくなる可能性もあります。
日焼け直後も同様で、肌が赤く炎症を引き起こしている状況での照射は、火傷するリスクを高めます。
夏場などの行楽シーズンでは海水浴やBBQなど屋外で活動する機会も増えます。
ヒゲ脱毛の間は日焼けに気をつけて、日焼け止めや保湿を普段より入念に行う必要があります。
まわりが日焼けを気にせず楽しんでいる光景を見るのは心苦しいですが、我慢しなければなりません。
夏場以外の過ごしやすい季節でも紫外線は常に降り注いでいます。
普段外で仕事をしなければならない方は、日頃から日焼け止めをしっかり塗る習慣をつけるようにしましょう。
誤って日焼けしてしまった場合は施術NGの可能性もあるので、日焼けが落ち着いてから再度予約を入れた方がよいかクリニックに一度相談しましょう。
ヒゲ脱毛が完了するとヒゲを生やしにくくなる
脱毛完了後のヒゲは元のように生えなくなります。
つまりヒゲを生やしたいなと思っても今までのように生えてこないのです。
「将来ヒゲを生やして渋いオジサンを目指したい」
「ヒゲがないと将来的に不自然に見えるかもしれない」
「オジサンの顔がツルツルだとなんか違和感がある」
と不安に思う方は、まず「光脱毛」という脱毛方法を選んでみてはどうでしょうか。
光脱毛では医療レーザーと比べて照射時のパワーが抑えられているため、発毛組織を破壊できません。
したがって得られる効果は、抑毛や減毛程度に留まりますので徐々に毛を薄くしていきたい方にはピッタリです。
熱照射のレベルが低出力なので通う期間は長くなりますが、自己処理はとても楽になるでしょう。
また部分的にヒゲを整えながら脱毛したいというのであれば「ニードル脱毛」で1本1本脱毛することも選択肢のひとつとしてあげられます。
ヒゲ脱毛のメリット
ここまでヒゲ脱毛のデメリットについて説明してきましたが、メリットもたくさんあります。
ここからはヒゲ脱毛のメリットをご紹介していきます。
ヒゲ剃りの手間から解放される
世の男性陣のほとんどが毎日のヒゲ剃りを面倒と感じています。
社会人にもなればヒゲはエチケットとして剃るのが当たり前とされる日本社会。
ヒゲ脱毛を行うことで、毎朝剃っても夕方には濃くなっていたヒゲがほとんど生えてこなくなります。
さらに脱毛の回数を重ねていくと、1週間に1~2回ほどの頻度でヒゲを剃るくらいでも十分になります。
忙しい朝の時間帯にヒゲ剃りの時間がなくなることで、別の時間に使う余裕がうまれます。
ぜひ「ヒゲ剃り」というひと手間から解放されましょう。
肌のキレイさをキープできる
男性でもスキンケアに気を遣う時代に突入しています。
「ヒゲを剃る」という行為は、肌に大きな負担をかけることになります。
ヒゲは日々生えてくるので繰り返し処理を行わなければなりません。
そのため肌が傷つき荒れやすい状態となり、ニキビの原因になることも。
ヒゲ脱毛を行うことで自己処理の頻度が減り、肌の乾燥や毛穴も目立たなくなります。
繊細な顔にダメージを与えないことで、肌状態がアップするなどのメリットもあります。
清潔感が出る
時代の傾向として男性には「清潔感」も求められています。
社会的なマナーとして不清潔さは相手に不快な印象を与えてしまいます。
おしゃれなヒゲとしてデザインしている方もいますが、一歩間違えれば不衛生に見えてしまうことも。
ヒゲは周りへの印象も左右させることに繋がりますので、爽やかなイメージで捉えてほしいですよね。
ヒゲ脱毛は日々の面倒くさいヒゲ剃りから解放されるだけでなく、見た目の印象も劇的に変えてくれる重要な身だしなみのひとつなのです。
女性からの印象が良くなる
女性が男性に求める要素として「清潔感のある男性に魅力を感じる」という方がとても多いです。
いつの時代でも、ムダ毛のない清潔感のあるルックスは、女性に好印象を与えます。
いくら内面が良かったとしても、無精ヒゲや青ヒゲが残っていたら減点対象になってしまう可能性も。
最近では、女性並みに男性も美容に気を配る時代になってきました。
身に着けるファッションだけでなく、自身の身体にも気を配ることで女性からの印象も格段に上がります。
ヒゲに対して「不潔」なイメージを持つ女性が多いので、男性の方々はしっかりと手入れをしてアピールしましょう。
ヒゲ脱毛で失敗しない方法
思った以上にヒゲが無くなってしまったり、永久脱毛するつもりだったのに一時的な抑毛に留まってしまったなど、思わぬ展開にならないよう計画的に脱毛を行いましょう。
そこでヒゲ脱毛で失敗しない方法をお伝えしていきます。
ヒゲ脱毛の目的をハッキリさせる
「なぜ脱毛をするのか」「どのくらい脱毛したい」のか、ある程度決めておく必要があります。
脱毛方式にもさまざまな種類があります。
- 毛量のみ減らしたいなら光脱毛を選択する
- 永久脱毛を希望するならレーザー脱毛での施術を受ける
- ヒゲを部分的にデザインしたいならニードル脱毛での施術を選ぶ
など、自分がどのような脱毛を希望しているのか施術前にハッキリさせておくとよいでしょう。
脱毛後しばらくヒゲは生えてこないので、後悔しない脱毛方法を選びたいですよね。
ましてや永久脱毛後にまたヒゲを生やしたいと思っても、もう生えてきませんからね。
いずれにしても個人差はありますが、脱毛効果が出始めるのは5~6回目(期間は約1年)から実感できます。
ヒゲをツルツルにしたいのであれば8~11回(約2年半)ほど通う必要があります。
脱毛方式の違いを知っておく
脱毛にはいくつかの方法があり、検討する脱毛方法によって効果や特徴などが異なります。
主な脱毛方式は「光脱毛」「レーザー脱毛」「ニードル脱毛」の3種類です。
光脱毛はメラニン色素に反応する光を広範囲に照射し、毛母細胞にダメージを与える方法で一時的に毛を少なくします。
医療機関でなくても脱毛が可能で広範囲を照射するため、施術時間が短く済みます。
また気になる照射時の痛みですが、出力する光が微弱なためレーザー脱毛やニードル脱毛と比べると痛みをともなうことも少ないです。
レーザー脱毛は医師の在籍する医療機関でのみ受けられる施術方法で、毛根部に高出力のレーザーを照射して発毛組織を破壊します。
照射する光が強く火傷の恐れがあったり、産毛や細かい毛に反応しづらいなどのデメリットもありますが、しっかりと照射した部位は永久的に脱毛が可能です。
ニードル脱毛は細かい針を毛穴1本1本に挿入して流電し、毛根にダメージを直接与えます。
ニードル脱毛はレーザー脱毛と同様、永久脱毛が可能な脱毛方法のひとつです。
また広範囲で照射のできる光脱毛やレーザー脱毛とは異なり、脱毛したい箇所の毛を整えたい方などにおすすめです。
主に黒色に反応を示す光脱毛やレーザー脱毛と違い、ニードル脱毛であれば白髪や毛色が薄くても問題なく脱毛することができます。
無料カウンセリングや初回体験を受けてみる
ほとんどのクリニックやサロンで無料カウンセリングやヒゲ脱毛の体験を実施しています。
公式HPで申込することができ、簡単に予約が取れます。
決める基準は人それぞれですが「事前に調べておくべきだった」と後悔しないクリニックやサロン選びをしたいですよね。
脱毛したい部位に合うプランはあるのか、各機関取り扱っている照射機も異なります。
初回体験では痛みに耐えられる照射レベルなのか、ある程度把握ができます。
そこで問題なければ契約の手続きをすることも可能です。
ヒゲ脱毛は長期的に通うことになるため金額もそれなりにかかります。
見積もりを用意してくれるクリニックやサロンもあるので、料金が気になるという方はスタッフに一度聞いてみるのもアリです。
またお店の雰囲気やスタッフの対応、アクセスしやすい場所なのかなど自分に合っているのか実際に行ってみないとわからないことも多いです。
「女性客も訪れるところだと気を遣ってしまう・・」という方には、男性スタッフが受付から施術まで対応してくれる場合もあります。
【結論】ヒゲ脱毛のデメリットをカバーすれば快適にヒゲ脱毛できる
さて、ここまでヒゲ脱毛のデメリットについて説明してきました。
この記事のおさらいをしましょう。
- お金と時間がかかる
- ヒゲ脱毛を完了するまで何度も通うのが面倒
- ヒゲ脱毛の施術は痛い
- 脱毛期間中は日焼けやスキンケアに気をつけないといけない
- ヒゲ脱毛が完了するとヒゲを生やしにくくなる
など通院に時間と費用が必要であったり、一番のデメリットともいえる痛みが伴うなど、様々な条件や制約が付いて回ります。
ヒゲ脱毛のデメリットを理解することは、自分に合った脱毛方法やクリニックを選ぶ大切なプロセスです。
脱毛後に「こんなはずじゃなかった」と不本意な結果になってしまうのは誰でもイヤですよね。
ヒゲ脱毛で後悔しないためにも無料カウンセリングなどで疑問や不安を解消しておくようにしましょう。
また脱毛をすることで清潔感が増した印象に生まれ変わったり、毎日のヒゲ剃りから解放されるなどのメリットもたくさんあります。
コンプレックス解消にも繋がる魅力たっぷりな脱毛ライフを送りましょう。
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