2018.07.12

【医療脱毛】脱毛時によくあるトラブル4つとその対策を徹底解説【医師監修】

脱毛の窓口 レーザー脱毛のトラブル4つとその対処法解説

レーザー脱毛をやってみたいんだけど、副作用もあるって言うし、なんか不安なのよね。

確かにレーザー脱毛には副作用が出てしまう場合があります。
どんな副作用があって、どのように対処していくのか細かく説明しますね!

目次

重篤な副作用(トラブル)

レーザー脱毛 ゴーグル

重篤な副作用


直接レーザーが眼に入ると失明する可能性がある。

レーザーが直接眼に入ると、網膜のレーザーが照射された部分は視力を失います。
脱毛時に使用するレーザーの照射面は広いため、網膜の広い範囲が損傷する可能性も損傷する可能性も否定はできません。
ですのでレーザー照射時は施術者も患者も必ずゴーグルを装着します。
私が実際に聞いた話では、レーザー照射の練習中に看護師がレーザーを謝って眼に照射してしまい、視野の一部がかけてしまったと言うものがあります。
ただし、レーザー脱毛で患者が失明したと言う話は聞いたことがありません。
このような副作用はまずないと考えていいでしょう。
全身脱毛時など長い時間ゴーグルをしていないといけないのは大変ですが、眼を守るためにも必ずかけておきましょう!

その他の副作用(トラブル)

  1. 施術後の赤み、むくみ、湿疹、ヒリヒリ感、火傷
  2. 毛嚢炎
  3. 増毛・硬毛化

施術後の赤み、むくみ、湿疹、ヒリヒリ感、火傷

術後の赤み、火傷について


術後2、3日で収まるような赤み、むくみ、湿疹、ヒリヒリ感は皮膚の正常な反応
それ以降も治らないまたはひどくなる場合は火傷=治療が必要

レーザー脱毛では肌質や部位、その人の痛みに対する感じ方などによって、レーザーの出力を調整しながら照射していきます。

  • 出力が弱い:リスクは下がるが脱毛効果も下がる
  • 出力が強い:脱毛効果は高くなるが、強すぎると火傷

弱すぎてもダメ、強すぎてもダメ、常にギリギリを狙うので火傷のリスクをゼロにはできない。

火傷の分類

分類 臨床症状
Ⅰ度熱傷 赤くなり、痛い。数日で治る。
浅達性Ⅱ度熱傷 赤くなり、水疱(水ぶくれ)ができ、痛い。
水疱は圧迫で発赤(赤み)が消失。
深達性Ⅱ度熱傷 赤くなったり、紫色〜白くなり、水疱(水ぶくれ)ができ、痛くない。
水疱は圧迫しても発赤(赤み)が消えない。
Ⅲ度熱傷 黒色、褐色または白色。水疱(水ぶくれ)はできず、痛くない。

参照:日本皮膚科学会

火傷の程度と予後


Ⅰ度熱傷:傷は残らない。
浅逹性Ⅱ度熱傷:医師の治療を受ければ普通は1〜2週間で治る。多くの場合傷跡は残らない。
深達性Ⅱ度熱傷またはⅢ度熱傷:傷跡が残るが、レーザー脱毛でここまでなることは極めて稀。


レーザー脱毛では火傷をしたとしても皮膚の深いところまで火傷する=深達性Ⅱ度熱傷以上の火傷になることは極めて稀です。

火傷の治療方法

Ⅰ度や浅逹性Ⅱ度熱傷の場合、炎症を抑える軟膏を塗って治療します。

レーザーはメラニンによく反応するため、日焼けした肌(メラニンの多い肌)に照射するときは注意が必要です。


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毛嚢炎

毛嚢炎とは

毛嚢炎とは


レーザー照射後、毛穴で雑菌が繁殖してしまうこと。

人の肌には普段からたくさんの細菌が存在します。
ただし、肌にはバリア機能が備わっていて、皮膚の中への細菌の侵入を防いでいます。
ところがレーザーを照射すると、肌のバリア機能が一時的に弱くなり、細菌が毛穴の中で繁殖してしまうことがあります。
これが毛嚢炎です。
毛嚢炎を防ぐために、施術後はむやみに触ったりこすったりせず、お肌を清潔に保ちましょう。

毛嚢炎の治療方法

抗生物質の入った軟膏を塗布するか、ひどい場合には抗生剤の内服薬を飲みます。
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増毛化・硬毛化

増毛化・硬毛化とは

増毛化・硬毛化とは


増毛化:レーザー脱毛後に毛の本数が増えてしまうこと
硬毛化:レーザー脱毛後に残った毛が太く、硬くなってしまうこと

増毛化・硬毛化は二の腕や背中などもともと産毛しか生えていないような毛が細く薄い部位で起こることが多いです。

硬毛化や増毛化の原因はまだ解明されていません。

増毛化・硬毛化の治療方法

  1. レーザーの出力を上げて照射する
  2. レーザーの種類を変えて照射する
  3. 一度脱毛をお休みして毛が生え変わるのを待つ

どの場合も最終的には再照射します。
コースが終了してしまった後の再照射については、アフターケアとして無料のところと有料のところがあるので、必ず確認が必要です。

レーザーの出力を上げて照射する

最も一般的な対処法ですが、火傷のリスクも高くなるので注意が必要です。
特に硬毛化した毛はメラニンが豊富なので有効であると考えられます。

レーザーの種類を変えて照射する

理由はよく分かりませんが、レーザーの種類を変えることで硬毛化、増毛化した毛が減る場合があります。
特に、熱破壊式レーザー脱毛機(アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザー)と蓄熱式レーザー脱毛機(ダイオードレーザー)では脱毛機序が異なるので、硬毛化、増毛化には有効とされています。

一度脱毛をお休みして毛が生え変わるのを待つ

一度脱毛をお休みして、再度毛が生えてきたときに再開するというものです。
この場合もやはりレーザーの出力やレーザーの種類を変えたほうが効果は高くなると思われます。
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まとめ

いかがでしたか?
もう一度振り返ってみると、
レーザー脱毛で起こり得るトラブルまたは副作用

  1. 施術後の赤み、むくみ、湿疹、ヒリヒリ感、火傷
  2. 毛嚢炎
  3. 増毛・硬毛化

これらに対する対処法

  • 火傷、毛嚢炎に対して:炎症を抑える軟膏を使用する
  • 増毛・硬毛化に対して:レーザーの出力、種類を変えて追加照射する

となります。
起こり得るトラブルを十分理解した上で脱毛に臨み、何かが起きても慌てないようになりたいですね。
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