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以上について解説していきます。
目次
妊娠期間中にはサロンもクリニックも脱毛の施術が受けられないのが一般的。
その理由はレーザーや光が直接子宮や赤ちゃんに悪影響を及ぼすというよりも、肌が敏感になることで施術後肌トラブルが起こりやすくなることにあります。
[アリシアクリニック公式サイト]
生まれて初めての妊娠を考えている人にとっては、妊娠中、出産後にどのように体や生活が変わるのか想像もできませんね。
ここからは最近話題になっている「妊活脱毛」の定義と妊娠後の変化についてご紹介していきましょう。
妊活脱毛とは、「妊活」と「脱毛」を組み合わせて作られた造語。
妊活とは将来自分が妊娠する場面に備えて、
ことを意味しています。この場合、将来妊娠することを目指して不妊治療を受ける場合も含みます。
最近は晩婚化が進み35歳以降の年齢で出産することも珍しくなくなりました。
施術回数 | 期間 | |
医療脱毛 | 5回 | 1年 |
脱毛サロン | 18回 | 3年 |
施術回数 | 期間 | |
医療脱毛 | 8~10回 | 2年 |
脱毛サロン | 24回~回数無制限 | 4年~ |
※レーザーや光を一度照射して脱毛効果のあるムダ毛(成長期の毛)は、全体の20%程度。このためムダ毛すべてに照射するには、20%×5回分(100%)の施術が少なくとも必要となる。
※毛の生え変わりのサイクルに合わせて施術を行う場合、少なくとも2ヶ月間は空けるようにすると脱毛効果を高めることができる(毛が生えそろう前に照射しても期待通りの脱毛効果は得られない)
※出力が弱く一度の照射で毛乳頭やバルジ領域(毛の成長に関わる組織のこと)を破壊できないサロンの光脱毛では、クリニックのレーザー脱毛よりも3倍程度の施術回数と時間が必要になる
また、妊娠期間中はクリニック、サロン問わず施術が受けられないため、妊娠期間と脱毛期間が重複しないように気を付ける必要があるのです。
次に、妊娠した女性が体験する主な体や生活の変化についてご紹介していきましょう。
妊娠後は体が大きく変化し、お腹の中ですくすくと赤ちゃんが育っていきます。
無事に元気な赤ちゃんを産むためには、定期的に妊婦検診を受け、妊娠の経過を把握することが不可欠。
厚生労働省の公表している妊婦検診の例によると、妊娠10ヶ月(40週間)の間に妊婦検診を「14回」受けることが奨励されています。
具体的には
以上の間隔を目安に定期的に妊婦検診を受けると、母体の変化や赤ちゃんの様子を把握しやすいでしょう。
体調や赤ちゃんの成長具合によっては、妊婦検診の回数はさらに増える可能性があります。
このように妊娠すると定期的に医師や看護師にデリケートゾーン(ショーツ内のこと。VIOとも言う)を見せる機会が増えるため、「妊娠前にデリケートゾーンを脱毛しておけばよかった…」と感じる女性が少なからず存在します。
女性の体は妊娠すると、赤ちゃんを育てるために大きく変化します。
一番わかりやすい変化は、赤ちゃんを育てるのに欠かせない子宮の変化。
女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)が大量に分泌されて子宮内膜が分厚くなり、赤ちゃんが過ごしやすいふかふかのベッドを用意します。
しかし、妊娠時にエストロゲンの影響を受けるのは子宮だけではありません。実はエストロゲンは、毛の成長にも大きな影響を及ぼしているのです。
クリニックの医療脱毛やサロンの光脱毛の経験が無くても、自宅でT字カミソリなどを使用して自己処理をしているという女性も多いでしょう。
しかし、妊娠するとお腹が大きくなるので、自己処理に合わせて自由に体勢を変えることが難しくなります。
この結果、妊娠中はムダ毛が濃くなりやすい時期にもかかわらず、自己処理ができないという悩みに遭遇するようになるのです。
妊娠すると、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌も一気に増えます。
このホルモンには、エストロゲンがふかふかにした子宮のベッドをさらに過ごしやすく整える働きがあり、妊娠を維持するために不可欠な役割を果たしています。
しかし、プロゲステロンは別名「ブスホルモン」とも呼ばれ、女性のお肌にとっては望ましくない作用も引き起こします。
プロゲステロンには肌の皮脂分泌を促進させる作用があり、プロゲステロンの増加によって、ニキビや肌荒れなど肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
さらに、プロゲステロンは肌の色素沈着や黒ずみを促進させるという嫌な側面もあります。
このため、プロゲステロンの分泌が増える妊娠期間中は、デリケートゾーンや乳首、わきの下などが一時的に黒ずみやすくなります。
食べ物の臭いに敏感になったり、吐き気や嘔吐などのつわりの症状があらわれるのも妊娠の症状のひとつ。
つわりは妊娠時の症状としてよく知られていますが、実は個人差があり、あまり症状が出ない人もいます。
いったん 妊娠すると、出産後もその影響は続きます。赤ちゃんを出産したからと言ってすぐに、妊娠前の状態に戻れるわけではありません。
出産時に赤ちゃんは女性器の膣を通って生まれてきます。
会陰(えいん)とは、女性器の膣(赤ちゃんの通り道)と肛門(便を排出するところ)の間にある伸縮性に富んだ皮膚部分のこと。
この会陰の伸び縮みが、赤ちゃんを出産する時に大切な役割を果たしています。
しかし、会陰の伸縮性の限界を超えて赤ちゃんの頭が大きい時、出産の圧力によって会陰部分が裂けてしまう(会陰裂傷)場合があります。
このため、
上記のように医師が判断した場合、出産時に会陰部分を医師がはさみでカット(会陰切開)する必要があるのです。
会陰切開を行うと膣から会陰への入り口が広がるので、赤ちゃんをスムーズに外に出して会陰へのダメージを少なくすることができます。
「会陰切開って痛そう…」と思う女性も多いはずですが、実際には出産時の陣痛の痛みの方が大きいため、あまり気にならないという女性の方が多いです。
会陰切開した場合は出産後傷が完全に回復するまでは1ヶ月程度かかるため、出産後しばらく痛みが続きます。
クリニックのレーザー脱毛やサロンの光脱毛は、傷のあるところ、または傷跡部分には照射することができません。
このため、出産時の会陰切開は出産後のVIO脱毛(デリケートゾーンの脱毛)にも影響を及ぼすと言えます。
会陰切開は自然に出産するときに行われる処置ですが、赤ちゃんの状況や母親の体調によっては、自然に出産することが困難なケースもあります。
それは主に次のようなケースです。
上記の場合は自然に出産せず、お腹をメスで切り開いて赤ちゃんを取り出す帝王切開が検討されます。
帝王切開は基本的に母子の様子を観察しながら、時期を見て計画的に行われるます。
しかし、妊娠途中に母親の状態が悪化したり、赤ちゃんの生命の危機が懸念される場合、緊急処置として帝王切開が行われる場合もあります。
帝王切開は、おへそから数センチ下の部分から縦向きに皮膚を切り開くか、または横向けに皮膚を切り開く処置が一般的。
このため、帝王切開後1ヶ月は少なくとも傷が残り続けることになります。
クリニックのレーザー脱毛やサロンの光脱毛は、傷のあるところ、または傷跡部分には照射することができません。
帝王切開もまた、出産後のVIO脱毛(デリケートゾーンの脱毛)に影響を及ぼすと言えます。
妊娠中の子宮は赤ちゃんの成長とともに大きく変化しますが、出産後はその役割を終え徐々に縮んで元に戻っていきます。
そしてその過程で起こるのが、悪露(おろ)と呼ばれる出血。
出産後には、まだ子宮内に血液や胎盤などが残っています。
これらを子宮からすべて出し切ったとき、悪露は終わるのです。
悪露(おろ)による出血は、出産後2~3日間は分量も多く赤い色をしており、日数を経るごとに褐色、黄色、白色と色を変えながら分量を減らしていきます。
悪露には血液が混じっているため、生臭くまるで鉄分のような独特の臭いがあるのが特徴。
このため、出産直後は専用の産褥(さんじょく)パットを使用して出血に対処します。
産褥パッドは生理用ナプキンを大きくしたようなものと考えればイメージしやすいですね。
出産直後は出血量が多いため、一日4~5回程度産褥パッドを交換する必要があります。
日数が経過すると悪露の量が減るので少しずつ産褥パッドのサイズをサイズダウンしていき、最終的には夜用の生理用ナプキンに代えることもできます。
悪露に対する注意点は、細菌感染を予防するために、デリケートゾーンを清潔に保つこと。
会陰切開や帝王切開でデリケートゾーンに傷があることも多いため、こまめにナプキンを交換したり、ビデで洗うことが大切です。
妊娠までにデリケートゾーンを脱毛しておくと、悪露や排泄物が毛に絡まることもなく、より衛生的に出産後の日々を過ごすことができます。
妊娠期間中は妊娠を維持するために大量に分泌されていたエストロゲン(女性ホルモンの一種)も、出産後は一気に分泌が減少します。
すると、エストロゲンの影響によって成長期で止まっていた毛が一気に退行期、休止期へと移行し、頭髪や体毛などの抜け毛が増えることになるのです。
だから、妊娠期間中に一時的に毛深くなったとしても、気にすることはないんですね。
出産後に増えた抜け毛も時間が経てば、次第にホルモンバランスが元に戻り治っていきます。
赤ちゃんを出産するという大きな仕事を成し遂げた後も、まだまだ母親の役割は続きます。
それは、生まれたての赤ちゃんに母乳を通じて栄養を与えること。
生まれたばかりの赤ちゃんは歯も生えておらず、自分で食事をすることができません。
赤ちゃんにとっては、母親が与えてくれる母乳が唯一の栄養源なのです。
実は出産後にエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌は一気に減少しますが、逆にプロラクチンと呼ばれるホルモンは増加します。
プロラクチンは母乳を作り出すホルモンであり、赤ちゃんがお乳を吸う刺激によってホルモン分泌が増加するのです。
プロラクチンは赤ちゃんにとって不可欠なホルモンである反面、実は母親の体毛を濃くする嫌な作用もあります。
このため、出産後も赤ちゃんを母乳で育てると、毛深い状態が続く女性もたくさんいるのです。
自分の力では何一つできない赤ちゃん。出産後はそんな赤ちゃんと24時間ずっと過ごすことになります。
いったん目を離したら、赤ちゃんに何が起こるかわかりません。
常に赤ちゃん優先の生活となり、ムダ毛の処理ができるのはいつになるやら…と出産後に実感する女性が多いのです。
妊娠・出産前に脱毛を済ませておけば、毛の状態を気にすることなく子育てに専念できますね。
妊娠中に施術ができないと聞くと、レーザーや光が子宮内や赤ちゃんに何か影響を与えるのではないか?と不安になるかもしれませんね。
しかし、実際のところレーザーや光が子宮や赤ちゃんに及ぼす影響はほぼ無いとされています。
それは、クリニックで使用されるレーザーやサロンで使用される光が肌表面から5㎜程度の深さしか到達しないからです。
人間の皮膚の分厚さは場所によって違うものの、だいたい3~13㎜程度。このためレーザーが皮ふを通過して子宮や赤ちゃんに到達することはあり得ません。
またその影響についても、ムダ毛のような黒い色をした物質に吸収され、瞬間的に熱を発生させるという効果に限定されます。
それなら妊娠中でも施術が可能なのでは?と感じてしまいますね。なぜ施術が受けられないのでしょうか?
女性の体は妊娠すると、一気にエストロゲンやプロゲステロンなどの分泌が増え、妊娠前とは違うホルモンバランスになります。
このため、妊娠前と比較すると肌が敏感になり、レーザーによる熱を感じやすくなるのです。
妊娠という大切な時期にわざわざ痛みなどの刺激を与えることは避けたいと言うのが、施術を避ける理由のひとつと言えるでしょう。
女性は妊娠すると、つわりや眠気、熱っぽさなどさまざまな体調の変化を経験します。
このため、施術最中に気分が悪くなることも十分にあり得るのです。
またお腹が大きくなるにつれ、ベッドに横たわるのも大変になっていきます。
このような妊娠後の体の変化を考慮すると、やはり妊娠期間中の施術は慎重にならざるを得ないと言えるでしょう。
上記でも紹介しましたが、妊娠期間中はエストロゲンの急激な増加によって体毛が一時的に濃くなる傾向にあります。
しかし、出産後にはエストロゲンの分泌の減少とともに毛も抜け落ちるので、妊娠時の多毛化は一時的なもの。
いずれ抜けることが分かっているのですから、わざわざ毛が増えるタイミングで脱毛をすることは効果的とは言えず、無駄が多いとも言えるのです。
妊娠時はエストロゲンやプロゲステロンの分泌が急激に増えるため、ニキビや肌荒れなど肌トラブルが起きやすくなります。
レーザー脱毛はムダ毛のような黒い色に吸収されるレーザーを肌に照射し、発生した熱によって毛の成長に関わる毛乳頭やバルジ領域にダメージを与える仕組み。
照射直後は毛穴が軽いやけど状態になるため、お肌を速やかに回復させる必要があります。
しかし、妊娠時のように不安定な肌状態にレーザーを照射すると、炎症が長期化することも懸念されるため、妊娠中の照射は慎重になるのです。
妊娠したということは、母親が体に摂取した食べ物や薬が赤ちゃんに影響を与えるということ。
たばこやカフェイン、アルコールや一部の薬の成分が赤ちゃんの成長に影響を及ぼすという話を聞いたことがある女性もいるでしょう。
もちろんレーザー脱毛も例外ではありません。
妊娠時は肌が敏感なため、ただでさえ肌トラブルが起きやすい時期。
施術によって肌に炎症などの症状があらわれた時は、薬の使用も含め治療法を検討する必要があります。
しかし、赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼす可能性がある薬もあり、妊娠時には使用できない薬も数多く存在します。
このような背景から、妊娠時の脱毛の施術は慎重にならざるを得ないと言えるでしょう。
ここまで「妊娠時にはレーザー脱毛などの施術が受けられないこと」や、「妊娠中や出産を通じて変化する体や生活の様子」についてご紹介してきました。
しかし、これまで妊娠したことが無い人にとっては、「いつどのように妊娠が判明するのか」想像するのは難しいでしょう。
妊娠したタイミングが分からなければ、妊娠に対して具体的に対処することができません。
自分が妊娠したことに気づかず、そのまま施術を受け続けてしまうこともあり得ますね。
ここからは、妊娠が判明する時期やその兆候、判別方法について解説していきましょう。
「妊娠とはお腹の中に赤ちゃんができること」というのは、なんとなくイメージできるでしょう。
しかし、いつ「お腹の中に赤ちゃんができる」のか具体的に考えたことがありますか?
「彼とスキンシップした直後?」それとも「卵子と精子が出会ったタイミング?」
考えれば考えるほど、わからなくなってしまいますね。しかしその答えは医学が教えてくれます。
医学的に妊娠の成立するタイミングについて、妊娠の始まりから順に確認していきましょう。
妊娠期間はおよそ10ヶ月(40週間)。そのはじまりは生理開始日からカウントします。
つまり、生理が始まった日が妊娠0日目(妊娠0週目)となるのです。
生理の出血とはいわば、子宮が赤ちゃんのために用意したふかふかのベッドの残骸。
精子と卵子が受精後、赤ちゃんが安心して成長できるように万全の準備をしていましたがそれは実現しませんでした。
作ったベッドはいったん体外に排出し、また新たなベッドを作り直す必要があります。
これが女性に毎月定期的に訪れる生理です。
精子と卵子が受精するには、まず女性の体内で卵子を準備する必要があります。
卵子は元々未熟で小さな細胞。そのままの状態では精子と受精することができません。
未熟な卵子は、卵巣の中にある袋(卵胞)の中で自分が活躍する時期を待っています。
そして、生理が終了してその時期が訪れた時、卵子は脳からホルモンの指令を受けて大きく成長していくのです。
同時に女性の体内では女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を急激に増加させます。
このエストロゲンの働きによって子宮内膜を分厚くして、将来赤ちゃんが過ごしやすいふかふかのベッドを子宮内に作り上げていきます。
卵子が十分に成熟したら、もう卵巣に居続ける意味はありません。
精子と出会うために卵巣から外に飛び出して卵管内を移動していきます。
この頃女性の体内では、排卵後エストロゲンの代わりにプロゲステロンの分泌が増えます。
プロゲステロンはエストロゲンが分厚くなった子宮内膜をさらに赤ちゃんが過ごしやすいように整えて、受精卵がやってくる準備を進めていきます。
排卵後卵子が生きている時間はわずか24時間。
この時間内に卵子と精子と上手く出会うことができれば、受精して受精卵になります。
受精とは、言わば赤ちゃんの誕生の瞬間。しかし、医学的に見ればこの時点ではまだ妊娠は成立していません。
それは、受精卵が子宮内ではなくまだ卵管内にいるからです。
赤ちゃんが成長できるように用意されたふかふかのベッドは、子宮の中にあります。
このため、受精卵は居心地のよい住み家を求め、数日間という時間をかけて卵管から子宮内へと移動していくことになります。
長い距離を移動し、受精卵が無事子宮内膜に潜り込むことができれば、医学的に見た妊娠が成立します。
妊娠成立までには、予想以上に多くのステップを乗り越えなければいけないことがよくわかりますね。
しかし、実際にはほとんどの女性はこの時点で妊娠した実感がありません。
無事子宮内膜に到着できた受精卵の残りの仕事は、母親から栄養を受け取って大きく成長していくこと。
子宮に着床したばかりの受精卵はまだ丸い卵のような形をしていますが、日数を経るにつれ脳や目、心臓、手足などが作られていきます。
妊娠してから8週間後にはほとんどの器官が形作られ、人間の形をした赤ちゃんを見ることができます。
妊娠4週目は、前回の生理開始日からおよそ1か月後に当たります。
排卵後上手く精子と受精できれば妊娠は4週間以降も継続していきますが、受精できなければ受精卵のためのベッドはもう必要ありません。
毎月一度訪れる生理としてベッドを体外に排出し、来月妊娠する可能性にかけて女性の体の準備は続いていきます。
妊娠が成立するのは、「受精卵が子宮内膜に着床したとき(妊娠3週目が目安)」とわかりましたね。
しかし、実際にはほとんどの女性はこの時点で妊娠に気が付いていません。
妊娠したとき、どうやってそれを判断すればいいのでしょうか?妊娠時にあらわれる兆候をご紹介します。
妊娠はおよそ10ヶ月間(40週間)に及ぶため、毎月一度(4週間に一度)定期的に訪れる生理のタイミングのずれが妊娠の有無を判断する目印となります。
生理周期はおよそ28日。このため、前回の生理日から数えて4週(28日)目の生理予定日から1週間以上経過しても生理が訪れないとき、妊娠した可能性が考えられるのです。
もちろん生理不順の人もいるため、その場合は単純に生理が遅れているだけという場合もあります。
女性の体は妊娠に備え、女性ホルモンの働きによって毎日変化しています。それは毎月一度訪れる生理周期(およそ28日周期)とも一致しています。
実は女性の1ヶ月の生理周期はその役割に応じて、次の4つの期間に分かれています。この4つの期間を通じたホルモンの変化について確認していきましょう。
毎月およそ28日間の間に①②③④の順に体が変化し、④のタイミングで受精卵が子宮に着床しなければ、①の状態に戻っていく流れとなります。
そして、この妊娠に向けた体の変化に大きく関わっているのが、エストロゲンやプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンです。
①の生理期間や②の卵胞期では女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が大幅に増加します。
一方、③の排卵期から④の黄体期にかけてはエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減り、代わりにプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増加します。
このプロゲステロン(黄体ホルモン)には体温を上昇させる作用があるため、①の生理期間や②の卵胞期と比較すると0.3~0.5℃体温が高い状態が続くのです。
妊娠の兆候はつわりで気づく場合もあります。つわりの症状がではじめるのは、妊娠5~6週目の時期。
それ以降もつわりの症状は続き、つわりのピークは8~11週ごろと言われています。
つわりは妊娠時特有の症状なので、比較的実感しやすい兆候と言えます。
妊娠したか否かを知りたいなら、やはり産婦人科で医師に診てもらうのが確実。
いったいどのタイミングで産婦人科に行けば良いのでしょうか?
実は、タイミングが早すぎると赤ちゃんの存在を確認できず、期間を開けてから再度来院するように助言されることがあります。
このため、妊娠の有無を確実に確認したいのなら、まずは生理予定日(妊娠4週目以降)を目安に妊娠判定薬を試し、その反応を確認してから産婦人科で検査を受けるのがおすすめです。
妊娠検査薬では、受精卵が子宮内膜に着床したときに作り出されるホルモン、「ヒト絨毛性(じゅうもうせい)ゴナドトロビン(hCG、Human chorionic gonadotropin)」の値を計測します。
受精卵が今後赤ちゃんとして成長していくためには、母親から酸素や栄養を受け取り、老廃物を体外に排出することが欠かせません。
このため、受精卵が着床した後、「絨毛(じゅうもう)」と呼ばれる「突起」が多数作られ、これがやがて子宮と酸素や栄養のやりとりができる「胎盤」へと成長していくのです。
ヒト絨毛性ゴナドトロビンは、受精卵着床後にできた「絨毛(将来の胎盤)」から放出され、妊娠5~6週目(生理予定日から1~2週間後)には一気に増加して8~10週目が最大値となります。
このため、絨毛が作られていない(着床していない)時点で妊娠検査薬を試しても何の反応もありません。
妊娠したか否かを確実に知りたい場合は、ヒト絨毛性ゴナドトロビンの分泌が急激に増える生理予定日から1週間後(妊娠5週目)以降のタイミングで計測してみると良いでしょう。
妊娠の有無は、妊娠検査薬に尿をかけるだけで簡単に判別できます。
産婦人科で妊娠の有無を調べるときに実施される検査が超音波検査(エコー検査)です。
妊娠4~5週目頃の赤ちゃんはまだ「胎嚢(たいのう)」と呼ばれる袋に入った小さな状態。
しかし、その時期でも超音波検査を通じて小さな黒い塊を確認することができます。
子宮内に「胎嚢」を確認できれば、妊娠が確定したと考えて良いでしょう。
そして、赤ちゃんの心臓の鼓動が確認できるようになるのは、妊娠6週目に入ってから。
時間が経過するにつれ赤ちゃんが成長していくため、超音波検査の度に違う赤ちゃんの様子を確認することができます。
一方、超音波検査では、子宮外妊娠(異所性妊娠)についても判断することができます。
子宮外妊娠(異所性妊娠)とは、卵管など子宮内膜以外のところで着床してしまう妊娠のこと。
受精卵から絨毛と呼ばれる突起が作られると、子宮内膜以外の着床であってもヒト絨毛性ゴナドトロビンが分泌されるため、妊娠検査薬の陽性反応だけではそれが正常な妊娠なのか子宮外妊娠なのか区別できないのです。
子宮外妊娠はすべての妊娠のうち0.5%~1.5%と低い割合ですが、絶対に自分が子宮外妊娠しないという保証もありません。
妊娠5~6週目を過ぎても子宮内に胎嚢が見つからない場合、卵管などに着床した子宮外妊娠の可能性が疑われます。
妊娠検査薬や産婦人科の超音波検査の結果、希望通り妊娠できたことがわかりました。
この時点で既にクリニックの医療脱毛に通っていた場合、今後の脱毛はどうしたらよいのでしょうか?
すでに次回の施術予約をしている場合は、まずはその施術をキャンセルする必要があります。
そしてコースで残っている施術の取り扱いについては、クリニックが用意した制度によって変ってきます。
クリニックの中には脱毛期間中の妊娠を想定し、休会制度を用意しているところもあります。
このようなクリニックでは、妊娠したことをすみやかにクリニックに連絡して休会手続きをしてもらわなければいけません。
クリニックが用意した休会期間の長さは、だいたい1年~1年半程度。
コースに設定された有効期限も、休会期間中は時計の針が止まった状態になります。
妊娠判明後はクリニックに連絡して一度脱毛をストップし、出産後に再びクリニックに連絡して脱毛を再開する流れになります。
休会制度のあるクリニックでは、妊娠が判明した時点で店舗に足を運び書類上で休会手続きを行うことが一般的。
脱毛の再開は、クリニックへの電話連絡、またはWEB上の施術予約で手続きすることができます。
クリニックの中には、脱毛期間中の妊娠を想定し、コースの有効期限をその分長めに設定しているところがあります。
クリニックの医療脱毛で脱毛効果にほぼ満足できる回数の目安はおよそ5回。毛周期(2ヶ月に一度)に合わせて施術に通う場合、少なくとも10ヶ月はかかります。
このため、クリニックの5回コースの有効期限は、
で設定されていることが一般的です。
しかし、この期間の長さでは「妊娠した場合の空白期間」が想定されていません。
妊娠期間はおよそ10ヵ月、産後の授乳期間や赤ちゃんの手がかからない状態まで成長するまでの期間を考慮すると、上記の期間では短すぎると言えるでしょう、
しかし、妊娠による空白期間まで考慮してくれるクリニックなら、コースに「5年間」や「無期限」といった長めの有効期間を設定しています。
このため、たとえ妊娠しても脱毛再開を焦ること無く、自分の体調や赤ちゃんの成長に合わせてそのタイミングを調整できるのです。
もちろん、妊娠判明後にクリニックのコース契約を解約することもできます。
コース解約の問題点は、残ったコース料金すべてが戻ってくるとは限らないこと。
なぜなら、コースを解約すると一般的に「解約手数料」としてコース残金のうち一部の金額が差し引かれてしまうからです。
ただし、解約手数料の金額はクリニックが無限に高く設定できるわけではありません。
その上限金額は、特定商取引法と呼ばれる法律によって制限されています。
特定商取引法で定められた解約手数料の上限金額は、「5万円」または「残ったコース代金の20%相当分」のうちどちらか低い方の金額。
つまり、コースを解約すると上記の金額分だけコース残金の返金額が少なくなってしまうのです。
このため、妊娠時に解約することを検討しているなら、特定商取引法の決まりとは関係なく、残ったコース料金すべてを返金してくれるクリニックと契約するのがおすすめです。
妊娠判明後、いったん脱毛をお休みすることにしたとしましょう。
しかし、出産したからと言ってすぐに脱毛を再開できるわけではありません。
生まれたての赤ちゃんはとても無防備で目が離せませんし、何よりも定期的に授乳を行う必要があります。
出産後には、「いつから脱毛を再開できるのか」という別の問題が発生するのです。
授乳期間中に脱毛を再開することはできるのでしょうか?
「妊娠」期間中の脱毛はクリニックやサロンの区別なく受けられないのが一般的ですが、実は出産後の「授乳」期間中も同じように施術が受けられないところがほとんどです(一部のクリニックでは施術可能)。
いったいなぜ、授乳期間中は脱毛ができないのでしょうか?
生まれたての赤ちゃんは一日のほとんどを眠って過ごし、目覚めたタイミングで授乳を行います。
赤ちゃんに授乳する間隔は、およそ3時間おき。一日の授乳回数は8~10回にも及びます。
このように母乳はこの赤ちゃんのニーズに合わせて作られるため、授乳から時間が空くと胸が張って苦しくなるのです。
両わきやひざ下脱毛など少ないパーツの施術なら短時間で済みますが、全身脱毛など広い範囲の脱毛では、施術時間が1~2時間かかることもあります。
このため、頻繁に授乳が必要な時期から脱毛を開始するのではなく、離乳食が始まって授乳する回数が減ってから脱毛を再開した方が落ち着いて施術が受けられるでしょう。
母乳を作っているのは、プロラクチンと呼ばれるホルモン。プロラクチンは赤ちゃんが乳房を吸う刺激によって分泌量が増えます。
このため、赤ちゃんに母乳を与えている限り、プロラクチンが分泌されて母乳は出続けることになるのです。
プロラクチンは赤ちゃんにミルクを与えるために欠かせないホルモンですが、一方で体毛を濃くするという嫌な作用もあります。
このため、授乳期間中は普段よりもいっそう「脱毛したい」という気持ちが高まりやすい時期とも言えるのです。
しかし、赤ちゃんもいつまでも母乳を必要としているわけではありません。
赤ちゃんが成長して離乳食を食べられるようになると、母乳を与える機会が減ります。
するとプロラクチンの分泌も減るので、自然に体毛は薄くなるのですね。
このため、あえて体毛が濃くなる授乳期間中に脱毛を再開することは効率的とは言えません。
レーザー脱毛はムダ毛のような黒い色に反応して熱を発生させるという仕組み上、照射した瞬間に軽い痛みや熱を感じることがあります。
レーザー自体が直接乳腺に影響を与えることは考えにくいですが、その刺激(熱や痛み)がストレスとなって母乳の分泌量が減る可能性も考えられます。
ただでさえ、出産後は出産による疲労や慣れない育児でストレスを抱えがち。
安定して赤ちゃんに母乳を与える必要性を考慮すると、授乳期間中に脱毛を再開することにはリスクがあると言えるでしょう。
授乳期間に脱毛の施術が可能なクリニックでも、授乳に影響する「乳輪周り」や「胸」部分に関しては施術不可としているところも存在します。
妊娠期間中はエストロゲンをはじめとする女性ホルモンが大量に分泌されていたものの、出産後はその分泌が一機に減ります。
実はエストロゲンはセラミドと呼ばれるお肌のうるおいを保つ成分に関わっており、エストロゲンが減少すると肌のうるおいが減って乾燥しやすくなります。
レーザー脱毛の施術を受けるのに大切なのは、お肌をしっかり保湿してレーザーによる熱の影響を少なくすること。
出産直後の乾燥したお肌にレーザーを照射すると、炎症や火傷のリスクが高まることが懸念されます。
このため、授乳期間が終了し、ホルモンバランスが戻ってから脱毛を再開した方が肌トラブルの心配をせずに脱毛を進められるのです。
「妊娠」期間中は「胎盤」を通して赤ちゃんに栄養を供給されますが、出産後の「授乳」期間では「母乳」を通じて赤ちゃんに栄養が供給されます。
母親が摂取した食べ物や薬の成分が「母乳」を通じて赤ちゃんに伝わるため、妊娠期間と同じように授乳期間中も、照射後に肌トラブルが生じた時に使用する薬が限定されます。
このため、本来なら薬によって早期回復できる症状でも、薬が使用できずに症状が長引くことが考えられるのです。
以上のことを考慮すると、あえて薬に制限がある時期に無理に脱毛するよりも、授乳期間を終えてから脱毛を再開した方が肌トラブルの心配をせずに脱毛を進められるでしょう。
クリニックやサロンの「妊娠後の脱毛再開条件」としてよく見かけるのが、
という2つの表現。
「授乳」と「生理」は一見何の関係も無いように見えますが、実は密接な関係があり、脱毛再開時期に大きな影響を与えます。
なぜなら、母乳を通じて赤ちゃんにミルクを与えている間、プロラクチンというホルモンの働きによって、「排卵」がストップしてしまうからです。
「排卵」とは、次の妊娠に向けて卵子を成熟させて精子に出会わせるための準備。
排卵が起こらなければ、受精卵のためのベッドも必要ありません。
つまり、授乳期間中は生理が来なくなってしまうのですね。
また、母親の体力や時間的な制約も考慮すると、生まれたばかりの赤ちゃんがいる状態ですぐに2人目の赤ちゃんを妊娠すると育てるのがとても大変。
このような背景から「授乳期間中には次の妊娠が起こらないように体の仕組みが備わっている」とも言えるのです。
プロラクチンは赤ちゃんが乳房を吸う刺激で分泌されるため、授乳方法によっても生理の再開時期が変わってきます。
授乳方法は、大きく分けると次の3つが挙げられます。
上記の3種類の中では、赤ちゃんが乳房を吸う機会が多い「母乳」で育てる方法が最も生理の再開の時期を遅くすると言えるでしょう。
ここからは、それぞれの授乳方法における脱毛再開の時期の目安を確認していきましょう。
医学的な観点から見ると赤ちゃんは「母乳」で育てるのが理想的。
なぜなら母乳には母親の免疫物質が含まれており、無菌状態から生まれてきた赤ちゃんを病原菌やウイルスによる感染から予防してくれるからです。
世界保健機構(WHO)も生後6か月まではすべて「母乳」で赤ちゃんを育て、離乳食が始まってからも2歳までは母乳を与えることをすすめています。
この授乳方法を脱毛再開という角度から見てみましょう。
定期的な授乳によってプロラクチンの分泌量が増えるため、生理が止まります。
このため、赤ちゃんが成長して離乳食が始まる6カ月目以降までは少なくとも脱毛再開は難しいでしょう。
離乳食が始まると授乳回数が減るため、プロラクチンの分泌の減少によって生理が始まります。個人差があるものの、出産後10カ月くらいで生理が始まるでしょう。
ただし、クリニックの中には脱毛を再開するための条件として「授乳期間が終了していること」、つまり「母乳が出ないこと」を求めるところもあります。
母乳が出るということは、まだ妊娠前の体の状態に戻ってはいないということ。
生理が始まっていても、「プロラクチンによる多毛化」や、「レーザーの刺激がストレスとなって母乳の量が減ってしまうリスク」、「母乳を通じて薬の成分が赤ちゃんに与える影響」がまだ残っています。
このため、離乳食開始後も並行して母乳による授乳を与える場合、脱毛を再開するタイミングはさらに先延ばしになるのです。
世界保健機構(WHO)の言う通り離乳食と合わせて母乳による授乳を2歳まで継続する場合、1年~1年半程度の休会制度では脱毛再開に間に合いません。
母乳でしっかり赤ちゃんを育てたいのであれば、休会制度よりも「5年間」や「無期限」の有効期限のクリニックの方が自分の思い通りのタイミングで脱毛再開できるでしょう。
ちなみに、母乳は赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって促されるため、出産後授乳しなければ早ければ1週間、遅くても2~3週間程度でプロラクチンの濃度が下がり母乳が出なくなります。
このため、自分が脱毛を再開したい時期に合わせて母乳による授乳を切り上げることもできます。
赤ちゃんに与えるミルクは「母乳」が理想的ですが、
などといった理由で、出産後に「人口ミルク」による授乳を希望する人もいます。
このように赤ちゃんを「人口ミルク」で育てる場合、赤ちゃんの乳首を吸う刺激によってプロラクチンが増加しないため、「母乳」で育てる場合よりも早く生理が始まります。
生理が始まる時期には個人差があるものの、出産後2~4ヶ月程度で生理が再開し、母乳自体も出産後1ヶ月程度で出なくなるでしょう。
早く脱毛を再開したいという人は、赤ちゃんを「人口ミルク」で育てるのも選択肢の一つと言えます。
赤ちゃんが乳房を吸うことによって分泌されるプロラクチンの濃度は授乳回数の頻度に影響されるため、この授乳間隔が生理再開や授乳期間に影響してきます。
「母乳と人口ミルク混合」で育てる場合、赤ちゃんに母乳を与える頻度は「母乳のみ」の場合と「人口ミルクのみ」の場合の中間くらい。
母乳に関する研究では3時間に一度の間隔に一日8回以上授乳した場合、次に母乳を与えるときのプロラクチンの濃度が下がるのを防げることがわかっており、これは「母乳のみ」で赤ちゃんを育てるケースに当てはまります。
「母乳と人口ミルク混合」で赤ちゃんを育てる場合、徐々にプロゲステロンの濃度が下がっていくため、生理再開時期もまた「母乳のみ」で赤ちゃんを育てるケースよりも早く、そして「人口ミルク」のみで育てるケースより遅くなるでしょう。
「母乳と人口ミルク混合」で赤ちゃんを育てる場合も、授乳しなければ早ければ1週間、遅くても2~3週間程度でプロラクチンの濃度が下がり母乳が出なくなります。
このため、自分が脱毛を再開したい時期に合わせて母乳による授乳を切り上げたり、人口ミルクに変更するのも一つの方法です。
これまで妊娠や、出産、授乳に対する脱毛の影響をご紹介してきました。
最後に「脱毛期間中に妊娠した場合のクリニックに用意された制度」や「妊娠後の脱毛再開条件」に着目しながら、妊活脱毛をする際におすすめのクリニックをご紹介しましょう。
湘南美容クリニックはコースの期限が存在しない一方、脱毛再開条件も厳しくなく出産後3か月経てば脱毛の再開が可能です。
湘南美容クリニックは早く脱毛を再開したい方、じっくりと脱毛を再開したい方両方におすすめのクリニックと言えるでしょう。
出産後2ヶ月間。3カ月目以降から施術可能。
授乳期間でも脱毛が可能だが、授乳期間中は乳輪周り、胸部分の照射は不可。
生理が再開していなくても施術は可能
コースは無期限であるため、出産後2年以上経過していても施術可能
コースが無期限なので休会制度の必要無し。休会手続きも不要。
特定商取引法の決まり通り、コース残金20%相当分または5万円いずれか低い金額がコース残金から差し引かれる
いつでも移動が可能で、追加料金も発生しない。
女性向けの脱毛を提供している院も全国に80院以上あり。
コース名 | 6回コース の金額 |
施術一回 当たりの 金額 |
ハイジニーナ (VIO) |
58,000円 | 9,667円 |
顔全体 | 49,680円 | 8,280円 |
顔とVIO 含む 全身脱毛 |
348,000円 | 58,000円 |
・表示は<税込>価格
・ハイジニーナ:ショーツ内のデリケートゾーンの脱毛のこと。V(ショーツ前面)、I(女性器周辺)、O(肛門周辺)すべてを照射できる。すべて脱毛することも、一部残すことも可能
脱毛再開条件に「授乳期間終了」と「ホルモンバランスの安定」を挙げているリゼクリニックは、どちらかと言えば出産後の脱毛再開時期に慎重なクリニック。
しかし、「授乳期間中の多毛化」や「照射後の肌トラブルのリスク」、「薬が制限される状況」を考慮すると、少し時間がかかっても環境が整ってから脱毛を再開した方が効率的に脱毛を進めることができます。
リゼクリニックは硬毛化保証や照射漏れ保証など、万が一起こった医療脱毛のトラブルにも充実した保証制度を用意しています。
初めての医療脱毛や妊娠に不安を感じている方にとって、リゼクリニックは安心して通えるクリニックと言えるでしょう。
特に決まりは無いものの、授乳期間が終了し、生理が安定して来るまでの期間は施術できない
授乳期間終了が脱毛再開の条件。ただし、人口ミルクで赤ちゃんを育てる場合、母親の自己判断で脱毛の再開が可能
ホルモンバランスが安定していることが脱毛再開条件なので、結論から言えば安定して生理が来ていることが求められる
5年間と長く、妊娠、出産後も余裕を持って脱毛を再開できる
有効期限が長いため、休会制度は存在しない。休会手続きも不要。
特定商取引法の決まり通り、コース残金20%相当分または5万円いずれか低い金額がコース残金から差し引かれる
直営16院のうち、横浜院、新潟院をのぞく14院(新宿院・渋谷院・銀座院・大宮院・柏院・大阪梅田院・心斎橋院・神戸三宮院・京都四条院・名古屋栄院・名古屋駅前院・仙台院・広島院・福岡天神院)の間で移動が可能
コース名 | 5回コース の金額 |
施術一回 当たりの 金額 |
VIO脱毛 セット 【院限定】 トライアル プラン |
49,800円 | 9,960円 |
ワキ脱毛 セット 【院限定】 トライアル プラン |
4,900円 | 980円 |
・表示は<税込>価格
・VIO脱毛セット・トライアルプラン対象院:新宿院・渋谷院・銀座院・大宮院・柏院・大阪梅田院・心斎橋院・神戸三宮院・京都四条院・名古屋栄院・名古屋駅前院・仙台院・広島院・福岡天神院
・ワキ脱毛セット・トライアルプラン対象院:仙台院・大宮院・柏院・心斎橋院・神戸三宮院・名古屋栄院・広島院・福岡天神院
・【注意点】トライアルプランはリゼクリニックを初めて利用する方限定のプラン。トライアルプランは1種類のみ選択が可能で併用は不可。
アリシアクリニックも一般的なサロンやクリニックと同じように、脱毛再開条件として「授乳期間が終了していること」「生理が1回来ていること」を挙げています。
授乳期間中の脱毛が不可と言う意味では上記で上げた湘南美容クリニックよりは条件が厳しく、リゼクリニックと近い脱毛再開条件と言えるでしょう。
アリシアクリニックは妊娠時に休会制度が用意されており、事前に店舗に足を運んで休会手続きを行う必要があります。
一方、アリシアクリニックは医療脱毛クリニックでは珍しく解約時の解約手数料が無料なので、妊娠をきっかけに解約しても残ったコース料金すべてが戻ってきます。
特に決まりは無いが、授乳期間が終了するまでは脱毛再開はNG。
授乳期間終了が脱毛再開の条件。人口ミルクで授乳する場合は、母親の自己判断により脱毛の再開が可能。
出産後生理が1回来ていることが脱毛再開の条件。
コースの種類問わず、休会手続き後「1年半」の休会期間あり。
手続きの際には、母子手帳の分娩予定日を記載したページをアリシアクリニックに提示する必要がある。
解約手数料は無料。アリシアクリニックではコース解約後残ったコース料金すべてが返金される。
ただし、通い放題コースのみ、返金対象となるのは施術8回分のみとなる(契約後2年以内の手続きが必要)。
全国18院(銀座6丁目院・銀座院・上野院・表参道院・池袋駅前院・新宿東口院・新宿西口院・池袋院・立川院・町田院・横浜院・川崎駅前院・舟橋院・柏院・千葉院・大宮院・心斎橋院・名古屋駅前院)どこでも無料で移動が可能。
コース名 | 全身脱毛5年し放題プラン | 全身脱毛5回プラン |
総額 | 427,680円 | 213,840円 |
対象範囲 | VIO除く 鎖骨から下の全身全て | |
適用可能な割引 | のりかえ割・学割・ペア割(のりかえ割と学割の併用は不可) |
また、全身脱毛にVIO脱毛や顔脱毛をセットにすると、おトクな金額で脱毛することが可能です。
「全身脱毛5年し放題コース」と同時契約だと…
コース名 | 全身脱毛5年し放題プランと同時契約の場合 |
全身脱毛+VIO | 総額524,880円(全身脱毛に+97,200円) |
全身脱毛+全顔コース | 総額557,280円(全身脱毛に+129,600円) |
ちなみに、「全身脱毛5回プラン」と同時契約した場合もリーズナブルになります。
コース名 | 全身脱毛5回プランと同時契約の場合 |
全身脱毛+VIO | 総額262,440円(全身脱毛に+48,600円) |
全身脱毛+全顔コース | 総額278,640円(全身脱毛に+64,800円) |
・表示は<税込>価格
[アリシアクリニック公式サイト]
レジーナクリニックは、産婦人科医の許可が必要であるものの、出産後2ヶ月と短期間で脱毛が再開できるためクリニックの中で脱毛再開条件が緩い部類に入ります。
さらに、授乳期間であっても脱毛が可能で、生理再開の有無も問われません。
レジーナクリニックは、出産後早めに脱毛を再開したい方におすすめのクリニックと言えるでしょう。
出産後1ヶ月間。産婦人科医の許可があれば出産2か月後から脱毛が可能
問わない。授乳期間中でも脱毛が可能
問わない。生理が再開していなくでも脱毛が可能。
「1年間」なのでクリニックの平均的な長さよりは短め
特定商取引法の決まり通り、コース残金20%相当分または5万円いずれか低い金額がコース残金から差し引かれる
移動が可能な院は全国にある14院(上野院・銀座5丁目院・渋谷院・新宿院・表参道院・池袋院・町田院・横浜院・札幌院・心斎橋院・大阪梅田院・梅田東院・名古屋院・福岡博多天神院)
初回の移動は無料だが、2回目以降の移動から1回税込10,800円の追加費用が発生する
コース名 | 5回コース の金額 |
一回 当たり |
VIO脱毛 | 90,720円 | 18,144円 |
顔とVIO をのぞく 全身脱毛 |
204,120円 | 40,824円 |
・表示は<税込>価格
いかがでしたか?今回は妊娠・出産・授乳が脱毛に与える影響についてご紹介してきました。
まだ妊娠を経験したことが無い方も、妊娠後自分の体や生活がどのように変化していくのか具体的にイメージできたのではないでしょうか?
妊娠前と妊娠後で一番変化することと言えば、やはり自分の自由に使える時間の長さ。
今でも十分仕事や遊び、家事に忙しい…と感じている女性も多いはずですが、出産後は赤ちゃんのひとつひとつのしぐさに合わせてお世話をしてあげなければいけません。
このため、赤ちゃん中心の生活となり、自分のために使える時間はほとんど無くなってしまうのです。
だからこそおすすめなのが、「妊娠前に脱毛を済ませる妊活脱毛」です。
妊娠前に脱毛を済ませておけば、出産後の忙しい時期に自己処理の心配をする必要はありません。
妊娠中に増える妊婦検診での恥ずかしさもやわらぎますね。
妊娠後には出産時の会陰切開や帝王切開、出産後の悪露(おろ)など、未知の体験が待っています。
出産後傷ついたデリケートゾーンの細菌感染を防ぎ、衛生的に保つ意味でもVIO脱毛は効果的。
近い将来妊娠することを検討している方、そして脱毛に興味がある方はぜひ今回ご紹介したクリニックを選択肢の一つとして検討してみて下さい。
今回ご紹介したクリニックなら、たとえ脱毛期間中に妊娠しても自分にあったタイミングで脱毛再開できるでしょう。
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