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ジュビダームビスタ
ジュビダームビスタは、アラガン社のヒアルロン酸注入剤のシリーズです。当院で扱う6製剤はすべて厚生労働省の承認を受けた医療機器で、ゲルの硬さと注入する深さがそれぞれ異なります。硬さだけでなく、承認された目的・注入する層・部位ごとの注意点を確認して選びます。目の周りなど、製品によって使用できない部位があります。
名前を押すと、その製剤の説明に移動します。硬さ5段階は、山中大介医師の日常診療での使用経験に基づく目安です。メーカーの公式分類や統一条件で測定した数値ではありません。
1もっともやわらかい
肌質の改善
2やわらかい
唇・細かいしわ
3中間
しわ・溝
4かため
ボリュームの補充
5もっともかたい
輪郭の形成
製品名の「XC」は、局所麻酔薬のリドカインが含まれていることを表します。スキンバイブを含む6製剤すべてにリドカインが配合されています。
国内承認を受けた医療機器でも、すべての部位・目的に使えるわけではありません。実際の使用目的・注入層が承認範囲内かを確認し、範囲外の使用を検討する場合は個別に説明します。添付文書の禁忌・警告も確認します。
ゲルに麻酔薬が含まれています。必要に応じてブロック麻酔を行い、スキンバイブなど一部の製剤では表面麻酔を使うこともあります。ご希望の方は笑気麻酔も選べます(日本橋院・渋谷院のみ)。
ヒアルロン酸は体内で徐々に分解・吸収されます。効果が続く期間は製剤・部位・体質によって異なります。
メーカー比較資料(2024年9月作成、JP-JUV-240364)に掲載された5製剤をまとめました。
表は横にスクロールできます。製剤名から詳しい説明へ移動できます。
| 製剤 | ヒアルロン酸濃度 | 資料記載の注射針 | 資料に記載された効果持続期間 |
|---|---|---|---|
| スキンバイブ | 12 mg/mL | 32G | 保水性改善:9か月/小じわ改善:4か月 |
| ボルベラXC | 15 mg/mL | 30G | 12か月 |
| ボリフトXC | 17.5 mg/mL | 30G | 18か月(鼻唇溝の修正) |
| ボリューマXC | 20 mg/mL | 27G | 24か月以上(中顔面) |
| ボラックスXC | 25 mg/mL | 27G | 18か月以上(下顎先端の突出) |
持続期間は、特定の試験条件・評価項目に基づく資料の記載です。全員に同じ期間の効果を保証するものではなく、注入部位・量・体質などにより異なります。「以上」は資料の表記であり、最大持続期間を示すものではありません。評価項目が異なるため、この数字だけで製剤の優劣は比較できません。
針のG(ゲージ)は太さを表し、数字が大きいほど細い針です。実際の針・カニューレは、部位や施術方法に応じて医師が選びます。ウルトラプラスXCは今回の比較資料に掲載がないため、この表には含めていません。
ヒアルロン酸濃度は1mLあたりの含有量です。濃度の高さだけで、硬さ・仕上がり・持続期間が決まるわけではありません。資料のリフト力の図はメーカーの未公表物性データ(2019年2月)に基づく模式表示で、顔のたるみ改善効果や臨床効果の優劣を直接示すものではありません。ページ上部の硬さ5段階は、山中医師の使用経験による別の目安です。
使用できる部位・注入層と注意事項は、各製剤の説明と最新の電子添文を確認します。リスク・副作用を見る
お悩みを選ぶと、使われることの多い製剤が表示されます。実際に使う製剤と量は、診察で医師がお顔の状態を確認して決めます。
スキンバイブ by ジュビダームビスタ
形を作るのではなく、肌そのもののうるおいやハリを整える製剤です。ごく少量を皮膚の浅い層に細かく注入します。
効果の感じ方や持続には個人差があります。まぶた・唇・鼻には使用しません。
ジュビダームビスタ ボルベラXC
やわらかく薄いゲルで、唇のボリュームや形、口元の細かいしわなど、繊細な部位に使います。唇への使用が承認されているのはこの製剤です。
まぶたへの使用や鼻を高くする目的では使用しません。
ジュビダームビスタ ボリフトXC
中程度から深めのしわや溝を、ねらった場所でふっくらさせる製剤です。表情を動かしても周りになじみやすい性質があります。
唇・まぶたへの使用や、形を変える目的では使用しません。
ジュビダームビスタ ウルトラプラスXC
しわや溝をなめらかに整える製剤で、深めのほうれい線などの溝のほか、額のしわにも使います。額は血管に関わる合併症に特に注意が必要な部位のため、量と注入する深さを慎重に判断します。
唇・まぶたへの使用や、形を変える目的では使用しません。
ジュビダームビスタ ボリューマXC
年齢とともに減った頬などのボリュームを、深い層から補う製剤です。
眉間や目の周りには使用しません。施術後1週間ほどは注入部位のマッサージや強い圧迫を避けてください。
ジュビダームビスタ ボラックスXC
山中医師の使用経験による5段階の目安ではもっともかための製剤で、顎やフェイスラインなど骨格に沿った輪郭づくりに使います。
唇・眉間・目の周りには使用しません。施術後1週間ほどは注入部位のマッサージや強い圧迫を避けてください。
効果・持続期間には個人差があります。製剤ごとの使用目的と注意事項を踏まえて診療します。
施術時間は注入する部位と量によって変わります。当日はメイクを落としてから施術します。
お悩みと既往歴、服用中のお薬をうかがい、医師が製剤と量をご提案します。リスクについてもご説明します。
注入する部位を消毒します。必要に応じて、神経の近くに麻酔薬を注射するブロック麻酔を行います。スキンバイブなど一部の製剤では、塗るタイプの表面麻酔を使うこともあります。ご希望の方は、鼻から吸ってリラックスした状態で施術を受けられる笑気麻酔も選べます(日本橋院・渋谷院のみ)。
細い針またはカニューレで、少しずつ注入します。
鏡で仕上がりを一緒に確認し、施術後の過ごし方をご案内します。
承認された製剤でも、副作用が起こる可能性はあります。施術前に必ずお読みください。
注入部位の赤み、腫れ、押したときの痛み、硬さ、しこり、内出血、かゆみ。多くは1〜2週間ほどでおさまりますが、長引くこともあります。
ヒアルロン酸が血管に入ったり血管を圧迫したりすることで、皮膚の壊死、視力障害・失明、脳梗塞などの脳卒中が起こることがあります。施術中や施術後に、見え方の異常、強い痛み、皮膚が白くなる・紫色になるなどの変化があれば、すぐに施術を受けたクリニックへご連絡ください。急に見えにくくなったなど緊急性のある症状は、119番を含む救急対応が必要です。
症状によっては、ヒアルロン酸を分解する溶解剤による処置を検討します。すべての症状を元に戻せるわけではなく、溶解剤にもアレルギーなどのリスクがあります。
時間がたってから出るしこり、肉芽腫、アレルギー反応、感染、色の変化、口唇ヘルペスの再発など。
自由診療(保険適用外)です。料金はすべて税込です。
| 製剤 | 内容量 | 料金(税込) | 対応院 |
|---|---|---|---|
| スキンバイブ | 1mL | 39,800円 | 全院 |
| ボルベラXC | 1mL | 29,800円 | 全院 |
| ボリフトXC | 1mL | 29,800円 | 全院 |
| ウルトラプラスXC | 1mL | 19,800円 | 全院 |
| ボリューマXC | 1mL | 29,800円 | 全院 |
| ボラックスXC | 1mL | 32,800円 | 全院 |
初診料・再診料は無料です。カウンセリング料は3,300円(税込)。5,500円以上の施術契約または化粧品・サプリメント等の購入で無料となります。
| 項目 | 料金(税込) | 対応院 |
|---|---|---|
| ブロック麻酔(3か所まで) | 5,500円 | 全院 |
| 表面麻酔 | 5,500円 | 全院 |
| 笑気麻酔(30分) | 11,000円 | 日本橋院・渋谷院 |
| マイクロカニューレ(鈍針) | 3,300円 | 全院 |
| 技術料金(涙袋・リップ) | 各5,500円 | 全院 |
| 複数部位の施術 | 5,500円 | 全院 |
| ヒアルロン酸の再注入 | 5,500円 | 全院 |
| 医師指名料 | 5,500円〜 | 全院 |
1mL=1ccです。必要な本数は部位とお悩みによって異なり、診察時にお見積もりします。追加費用の適用条件を含め、施術前に総額を説明します。効果が薄れた場合は、繰り返しの施術が必要です。
ヒアルロン酸注入の総合案内 / ヒアルロン酸注入を詳しく知る
製剤名が決まっていなくても、気になる部位や希望する変化からご相談いただけます。
LINE登録のうえWEBまたはLINEから予約すると、お会計金額の10%をポイント還元。次回から1ポイント=1円で利用できます。
診療時間:平日 11:00〜20:00 / 土日祝 10:00〜19:00。当日・無断キャンセル料:5,500円。笑気麻酔は日本橋院・渋谷院のみの対応です。
比較情報の出典:Allergan Aesthetics「ジュビダームビスタ比較資料」(2024年9月作成、JP-JUV-240364)。資料中の持続期間・濃度は各製剤の添付文書を、リフト力はAllergan未公表データ(2019年2月)を参照しています。
本ページの施術は自由診療です。製剤の情報は、製造販売元(アッヴィ合同会社)の添付文書にもとづいて記載しています。国内承認製品はアラガン社から直接仕入れています。製造販売元の製品情報(医療関係者向け)。
ジュビダームビスタ各製剤は、厚生労働省の承認を受けた医療機器です(スキンバイブ 30200BZX00389A01、ボラックスXC 30200BZX00254000、ボルベラXC 23000BZX00331000、ボリフトXC 23000BZX00159000、ボリューマXC 22800BZX00338000、ウルトラプラスXC 22700BZX00138000)。
未承認医薬品等について
美容目的の注入治療は自由診療で、公的医療保険は適用されません。
ボトックス注射(ビエノックス・イノトックス)
未承認医薬品等:ビエノックス・イノトックスは、日本の医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医薬品です。ボトックスビスタは国内承認薬です(眉間・目尻の表情じわ、65歳未満の成人の咬筋膨隆など)。承認された部位・目的以外(肩など)への使用は、承認範囲外の使用となります。
入手経路等:ビエノックスはBNC KOREA(韓国)の製剤を、医師の責任で韓国から個人輸入しています。イノトックスはMedytox(韓国)の製剤を、医師の責任で韓国から個人輸入し、日本法人が手続きを代行しています。ボトックスビスタは国内の正規流通品です。
国内の承認医薬品等の有無:同一成分(A型ボツリヌス毒素)の承認薬として、ボトックスビスタ(アラガン社)があります。
諸外国における安全性等に係る情報:ビエノックス・イノトックスは韓国で承認されています。米国のボツリヌス毒素製剤の処方情報では、作用が注射部位から離れた部位へ広がり、嚥下障害・呼吸障害などの重篤な症状が起こりうるとして警告されています。ビエノックス・イノトックスは、日本の承認審査で有効性・安全性が確認されたものではありません。
医薬品副作用被害救済制度:国内未承認の医薬品による健康被害は、救済制度の対象外です。国内承認薬でも、承認範囲外の使用は対象外となる場合があります。
ヒアルロン酸注入(アティエル)
未承認医薬品等:アティエル(Classic/Intensive/Volume)は、日本の医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医療機器です。国内承認品(ジュビダームビスタなど)も、承認された使用目的・部位以外(鼻・涙袋・耳など)への使用は、承認範囲外の使用となります。
入手経路等:アティエルはメディトックス社(韓国)の製剤を、医師の責任で韓国から個人輸入し、日本法人が手続きを代行しています。ジュビダームビスタは国内の正規流通品です。
国内の承認医薬品等の有無:国内承認のヒアルロン酸注入材として、ジュビダームビスタシリーズ(アラガン社)などがあります。
諸外国における安全性等に係る情報:アティエルは韓国で承認されています。海外の当局は、注入材が血管内に入ると皮膚の障害・壊死や、まれに視力障害・脳卒中様の症状が起こりうるとして注意を呼びかけています。アティエルは、日本の承認審査で有効性・安全性が確認されたものではありません。
医薬品副作用被害救済制度:救済制度は医薬品を対象とする制度で、ヒアルロン酸注入材(医療機器)は対象外です。
肌育注射(ジュベルック・リジュラン・スネコス・プルリアル・ジャルプロ)
未承認医薬品等:ジュベルック、リジュラン(HB・i)、スネコス、プルリアル デンシファイ、ジャルプロ スーパーハイドロは、日本の医薬品医療機器等法上の承認を得ていない製品です。スキンバイブは国内承認の医療機器です(承認された部位・目的以外への使用は、承認範囲外の使用となります)。
入手経路等:国内未承認の製品は、各院の医師が代行業者(VALIQUE)を通じて個人輸入しています。
国内の承認医薬品等の有無:上記の未承認製品と同じ成分の国内承認品はありません。肌質改善を目的とした国内承認品として、スキンバイブ(アラガン社)があります。
諸外国における安全性等に係る情報:スネコスはイタリア、ジュベルック・リジュラン・プルリアル デンシファイ・ジャルプロ スーパーハイドロは韓国で承認されています。注射製剤では感染、しこり・結節、アレルギー反応などが起こることがあり、血管内に入ると皮膚の障害が起こる可能性があります。国内未承認の製品は、日本の承認審査で有効性・安全性が確認されたものではありません。
医薬品副作用被害救済制度:国内未承認の製品と医療機器は、救済制度の対象外です。
脂肪溶解注射(Deolipo)
未承認医薬品等:Deolipo(デオリポ)は、日本の医薬品医療機器等法上の承認を得ていない医薬品です(主成分:デオキシコール酸0.5%)。
入手経路等:各院の医師が代行業者(VALIQUE)を通じて個人輸入しています。
国内の承認医薬品等の有無:デオキシコール酸を主成分とする脂肪溶解注射で、国内で承認されたものはありません。
諸外国における安全性等に係る情報:同じ主成分の別製剤(Kybella等)は米国で成人のあご下の脂肪について承認されていますが、Deolipo自体は承認されていません。米国当局は、未承認の脂肪溶解注射で感染・瘢痕・皮膚の変形などの報告があるとして注意を呼びかけています。
医薬品副作用被害救済制度:国内未承認の医薬品のため、救済制度の対象外です。