2018.10.15

【医療脱毛】追加費用0円って本当?脱毛の追加費用をわかりやすく解説【初心者向け】

脱毛の窓口 医療脱毛の追加費用を徹底解説

クリニックで医療脱毛をしたいって思っているんですけど、医療脱毛って高いイメージがあるからできるだけ安いところを探しているんです。
でもクリニックのホームページを見ていると、「追加費用0円」のクリニックがある一方で、コース料金以外にいろいろ追加費用が発生するところもあるみたい…。
クリニックによって基準がバラバラなので、どのクリニックが安いのかわからなくなっちゃった…。

はい、そうですね。クリニックの医療脱毛では、脱毛範囲にレーザーを照射する以外にもさまざまなサービスが提供されています。
これらのサービスにはすべて人件費をはじめとするコストがかかっているので、追加費用として発生する場合もあるんですよ。
また医療脱毛は自由診療なのでクリニックが自由に料金を決められます。
このためコース料金から追加料金までクリニックによって金額がバラバラなんです。

安く医療脱毛を済ませたいと考えるなら、コース料金追加費用を合わせた脱毛の総額を知ることが大切です。
ただし、コース料金以外の追加費用については、クリニックがすべてをホームページで公開しているわけではありません。
このため、初めてクリニックを検討している人にとっては、医療脱毛にいくら費用がかかるのか把握しにくいのです。
そこで今回は、

  • コース料金以外に発生する追加費用項目
  • コース料金以外に発生する追加費用金額の目安

について詳しく解説していきます。

目次

結論:追加費用で一番大きな金額を占めるのは施術予約によるキャンセルのペナルティ!施術一回消化には最大限注意すること

結論から言えば、クリニックで「追加費用0円」を公表しているサービス内容については、本当に追加費用が発生しません。
費用が発生するかどうか気にせず通えるのは、確かに安心感がありますね。
ただし、実は追加費用が発生しないということがデメリットになるケースもあるんですよ。

本当ですか?追加費用は発生しないほうが良いに決まってますよね!

そう思いますよね、普通は。
でも施術予約のキャンセルは別です。
クリニックでは施術予約時間が確定した後は、予約のキャンセルに一定の制限が設けられていることがほとんど。
このため、キャンセルの期限を超過すると、「キャンセル料金」や「施術一回消化」のペナルティが科されることがあるんですよ。
だから、期限までにちゃんと連絡することが大事なんですね。

期限が超過すると、具体的にどんなペナルティになるんですか?

例えば全身脱毛だとキャンセル料金が数千円~一万円程度追加で発生します。
一方施術一回消化とは、キャンセルした分の施術が後日受けられなくあるペナルティのこと。
つまり料金を支払ったにもかかわらず、施術が受けられなくなってしまうのです。
全身脱毛なら、数万円~10万円近くの料金がまるごと無駄になってしまいます

え!そんな…。それだったらキャンセル料金を支払っても、別の日に振り替え出来た方が良いな…。

そうでしょう。ですから「追加料金が発生する」と聞くととても悪いイメージですが、追加料金が発生した方が少ない損失で済む場合もあるのです。
キャンセル料金は追加で費用が発生するものの、最大でも施術一回一万円程度
少なくとも数万円以上の追加費用が一度に発生することはありません。

クリニックを選ぶときはこのようなクリニックのキャンセルに対する融通性もしっかりチェックする必要があるんです。

コース料金以外に発生する追加費用の項目とは

追加費用
クリニックの医療脱毛では、脱毛範囲にレーザーを照射する以外にもさまざまなサービスが提供されています。
これらのサービスには人件費をはじめとするコストがかかっているので、これらのコストを「コース料金に含めるのか」それとも「コース料金とは別に請求するのか」という判断がクリニックによって違うんですよ。
だから「追加費用が0円」だからといってそのサービスが無料であるとは限りません。
むしろ、「コース料金に含めているから追加費用を請求しなくても良い」と解釈することもできるんですよ。

そうなんですか?「追加費用が0円」だからといって、そのサービスが無料という意味ではないんですね!

はい、そうなんです。ただ、コース料金に含まれている場合は、契約後基本的に追加費用が発生しません。
契約時に「脱毛の総費用」が確定するので、「医療脱毛にいくら必要なのか予算も把握しやすいというメリットがありますね。
しかし、コース料金にこれらのサービスが含まれていると、「コース料金と別に請求するクリニックよりもコース料金が高く見えてしまう」といったデメリットがあります。

わかりにくいのがコース料金とは別に追加料金が発生する場合です。
これらの追加費用については、すべての内容が公式ホームページで公開されているわけではありません。
このため、無料カウンセリングでしっかり話を理解して契約しないと、想定外のタイミングで追加費用を請求されて「こんなはずじゃなかった…」と後から不満を抱きかねないのです。
そこで、ここからは追加費用の対象となるクリニックのサービス内容について解説していきます。

契約前に行われるカウンセリング

カウンセリング

  • クリニックのカウンセラーによる説明。
  • より患者に近い立場から説明がされるため、医師に直接確認しにくい事柄も相談できる。
  • クリニックの利用方法や、支払い方法サービス内容などに詳しく聞けるのはこちら。

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医師による初診

医師の診察

  • コース契約前に、医師によって行われる診断。
  • 既往歴や体質について脱毛が可能かどうかの判断と、医学的な視点から脱毛の仕組み効果リスクに関する解説を受けることができる

医師による肌トラブル時の再診

  • 照射後の肌トラブル照射前の体調など体に対する診断を医師にしてもらうことができる。

[st-card id=518 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

テスト照射

レーザー脱毛

  • コース契約前に行われる医療レーザーの照射(パッチテスト)のこと
  • アトピー肌をはじめとする敏感肌のレーザーに対する反応や、レーザー照射時の感覚(痛み)など契約前に確認するために行われる
  • テスト照射であっても、脱毛機確保する必要があるのは変わらない。

[st-card id=3738 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

照射前のシェービング補助

シェービング

  • クリニックの医療レーザー脱毛の場合、照射箇所すべてについて事前にシェービングを済ませておくこと(ムダ毛を剃っておくこと)が求められる
  • 全身脱毛なら、うなじ背中Oラインなどの背面部分など自分では手が届きにくい箇所についても、シェービングを済ませておくことが必要。
  • このような背面部分に対しては、クリニックのスタッフによって、シェービング補助と言う形で施術前にシェービングを手伝ってもらうことが可能。
  • シェービング補助サービスについて無料有料かはクリニックによって判断が異なる
  • ほとんどのクリニックがシェービング補助範囲を限定した条件付きの無料サービス
  • 部位を問わず無料サービスしてもらえるクリニックも一部存在する一方で、部位を問わず有料サービスのクリニックもある

[st-card id=473 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

痛みを軽減する麻酔の処置

麻酔クリーム

  • クリニックでは基本的に照射前・中・後に照射部位を冷やすことで痛みを軽くする工夫が行われている
  • それでも痛みに耐えられない方痛みに弱い方のために、麻酔が処方される
  • 施術の痛みを最も感じやすいのが太い毛が密集するVIO(デリケートゾーン)
  • このため、クリニックではVIO脱毛をするとき麻酔を使用する場合が多い
  • 麻酔によって感覚が鈍くなると火傷のリスクが高まるとの考えから、院によっては麻酔を使用しないところもある

[st-card id=427 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

照射直後のアフターケアのクリームの処方

軟膏を塗る

  • レーザー照射後、2~3日間は肌の赤みむくみなどのトラブルが起こりやすくなる
  • このような炎症をおさえるため、アフターケアとしてクリーム(軟膏)を配布してくれるクリニックもある

[st-card id=1594 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

肌トラブル時の薬の処方

  • 照射後に肌トラブルがあらわれた場合、その症状に合わせてを処方してもらえるサービス

照射漏れがあった場合の追加照射

追加照射

  • レーザーの照射が人為的に行われる以上、厳重に注意を払っても照射漏れは起こり得る可能性がある
  • 照射漏れがあった場合には、一部の毛がかたまって残ってしまうことから判断が可能
  • 毛が残ってしまった場合に、医師看護師による確認の後、追加で照射漏れの箇所再照射が受けられる

[st-card id=2404 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

施術予約のキャンセル手続き

  • 施術予約時間を後日変更できるサービスのこと
  • 施術を予約できる時間は本来クリニックを利用するすべての患者に権利があるため、いったん予約確定した後のキャンセルに関しては一定の制約が設けられているクリニックが多い
  • キャンセル期限を超過した後のキャンセルには「キャンセル料」または「施術一回消化」などのペナルティが科されるクリニックもある

店舗間移動手続き

  • 全国に多数展開するクリニックの場合、契約したクリニックで通えなくなった場合、別の店舗に移動ができるようにカルテの郵送などの手配を整えてもらえる。
  • 一部の大手クリニックでは、近隣クリニックの予約の空き状況を見ながら自由にクリニック移動が可能なクリニックも存在する

コースの解約に関する手続き

  • 転勤転居などの事情によってクリニック通えなくなった場合、コースを解約しなければいけない場合があり得る
  • クリニックでコースを解約したいときは、解約手続きが必要
  • クリニックで解約手続きをすると、解約手数料を差し引いた残りの金額が口座に返金される

コース料金以外に発生する追加費用の金額の目安

追加費用 料金
それでは、具体的にクリニックごとに発生する追加費用金額についてご紹介していきましょう。

契約前に行われるカウンセリング料金

基本的に契約前のカウンセリングは無料のクリニックがほとんどです。

医師による初診料金

全国展開の大手クリニックでは、無料であることが多いですが、地方展開のクリニックや個人経営のクリニックでは、初診料が発生することがあります。
およそ3,000円程度が目安です。

医師による肌トラブル時の再診料金

脱毛の施術による肌トラブルに関しては無料サービスのクリニックがほとんどです。
一部のクリニックでは、照射後再診の日までの期間制限を設けているクリニックも存在し、期限を超過した後は有料サービスとなります。

テスト照射料金

無料カウンセリング前に申請すれば、ほとんどのクリニックで無料のテスト照射が可能です。
ただし、脱毛機を指定したい場合には、有料の場合もあります。
料金は500円~2,000円程度が目安です。

照射前のシェービング補助代金

シェービング補助は、シェービング補助範囲によって料金が異なります。
有料のクリニックの場合施術一回当たりの金額は、500円~10,000円程度が目安です。
例)

  • 一部位税込500円(うなじ、背中上、背中下、臀部、Vライン・Iライン、Oライン6部位で3,000円
  • VIO脱毛のシェービング補助代…3,240円
  • 剃り残しが多い場合…施術一回5,400円

痛みを軽減する麻酔料金

麻酔は「一部位当たりで計算するか」「施術一回当たりで計算するか」によって料金が異なります。
基本的には、麻酔を使用する範囲が広くなるほど「一部位当たり」での計算方式の料金が高くなりやすいです。

麻酔の料金の目安は施術一回あたり2,000円~10,000円程度です。

照射直後のアフターケアのクリームの処方料金

有料の場合は500円~1,000円程度ですが、無料のクリニックも多いです。

肌トラブル時の薬の処方料金

ほとんどのクリニックで無料で処方してもらえます。
有料の場合は、薬の内容によって料金が異なります。

照射漏れがあった場合の追加照射料金

基本的にほとんどのクリニックで無料であり、料金が発生することはまず無いです。

ただし、照射漏れかどうかの判断はクリニック側がするので、必ずしも自分の思い通りにはならないかもしれません。

施術予約のキャンセルペナルティ

キャンセル料金施術範囲施術時間によって異なります。
施術一回消化によって失う施術料金も施術範囲によって異なります。

  • 範囲の狭い両わき脱毛なら、キャンセル料金500円~3,000円程度
  • 施術一回消化でも、失う料金の金額は1,600円~3,000円程度でそれほど違いは無い
  • 範囲が広い全身脱毛ならキャンセル料金3,000円~9,000円程度
  • しかし、施術一回消化では30,000円~90,000円の損失となってしまう

店舗間移動料金

クリニックの中には、一度目の移動は無料であるものの2度目から10,000円程度の店舗間移動料が発生するところもあります。
近隣クリニックの予約の空き状況を見ながら自由に移動ができるクリニックでは、店舗間移動料も無料です。

クリニックによって異なるので、カウンセリング時に必ず確認しましょう。

コースの解約に関する解約手数料

施術を受けた後の場合、法律の定めに従って解約手数料として5万円または利用していないコース料金20%相当分のいずれか低い金額が差し引かれた後、口座に残金が返金されます。

稀に解約そのものができないクリニックもあるので、こちらもカウンセリング時に必ず確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回はクリニックのコース料金以外に発生する追加費用について解説しました。
コース料金はクリニックのホームページに公開されているものの、追加料金についてすべてが公開されているわけではありません。
このためクリニックの追加費用がいくら発生するのか、具体的に把握している人が少ないことが現状です。
追加費用の中で比較的大きな金額になる項目は以下の通りです。

追加費用の中で比較的大きな金額になる項目

  • 予約のキャンセルによる施術一回消化のペナルティ…全身脱毛なら施術一回30,000円~90,000円の損失
  • 解約手数料…最大5万円
  • 麻酔代…施術一回2,000円~10,000円(施術5回では8,000円~50,000円程度
  • シェービング補助代…施術一回500円~5,000円(施術5回では2,500円~25,000円程度

上記以外の追加費用の項目についてはほとんど無料であり、発生したとしてもそれほど大きな金額ではありません。
また、施術一回消化キャンセル期限以内に連絡すればペナルティは発生しませんし、解約手数料解約しない限り無関係です。
このため、多くの女性に関係すると思われる追加費用の項目は、麻酔代シェービング補助代です。
麻酔サービスシェービング補助サービスは利用する可能性が高く、クリニックによって料金設定がさまざまです。
このため、コース料金と合わせて追加費用の金額も含めた脱毛の総額について、必ず契約する前に調べておきましょう。
中には、麻酔代シェービング補助代についても無料サービスのクリニックが存在します。
追加費用が気になる方は、これら無料サービスのクリニックも選択肢に加えると安心です。

  • 例)麻酔代無料のクリニック…レジーナクリニック
  • 例)シェービング補助代部位を問わず無料のクリニック…リゼクリニックレジーナクリニックフェミークリニック

また、中には当日キャンセルしてもペナルティが存在しないクリニック解約手数料が無料のクリニックも存在します。
仕事や家庭の事情でスケジュールの把握が難しい方、または近い将来転勤の可能性がある方は、以下のクリニックを選択肢の一つに加えてみてください。

  • 例)当日キャンセルのペナルティが存在しないクリニック…アリシアクリニック
  • 例)解約手数料無料のクリニック…アリシアクリニック

医療脱毛のコストパフォーマンスは、コース料金追加費用を含めた脱毛の総額で決まります。
このため、必ず追加費用が発生しないクリニックが、追加費用の発生するクリニックよりも安くなるとは限りません。
今回ご紹介した内容を基に、ぜひコース料金だけでなく追加費用を含めた脱毛の総額を把握した上で、自分にぴったり合うクリニックを見つけてくださいね。
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