クリニックのホームページを見ていると、いろんな脱毛機の種類が紹介されていますね。
でも、たくさん種類があるし、仕組みが複雑でよくわからないんです。
いったいどの脱毛機が良いのかしら…。
はい、確かにクリニックごとに使用する脱毛機の紹介がホームページに紹介されていますね。
しかし、中には使用するレーザーの種類の紹介だけだったり、脱毛機名が公表されていないクリニックもあるんですよ。
そのクリニックの脱毛機について確認したいときはどうしたらいいんですか?
クリニックに直接確認するしかありません。
電話で教えてくれることもあるし、無料カウンセリングに行けば詳しく解説してくれますよ。
クリニックの医療脱毛は施術者の技術も大切ですが、さらに大きな影響を及ぼしているのが使用する脱毛機。
脱毛効果は使用する脱毛機によって脱毛効果が決まるといっても過言ではありません。
このため、クリニックでコースを契約するなら自分の希望の施術範囲や施術回数だけでなく、どんな脱毛機を使用しているのか把握しておくことが大切です。
クリニックで使用されている
脱毛機は
レーザーの仕組みによって、
2種類に分けることができます。
一般的に使用されている脱毛機が
熱破壊式と呼ばれるタイプ。
そして最近新たな理論によって注目を集めているのは
蓄熱式と呼ばれるタイプです。
この違いを理解できれば、
脱毛機から見たクリニック選びができるようになりますよ。
そこで今回は、
- 多くのクリニックで使用される熱破壊式脱毛機の仕組み
- 次世代脱毛機として注目を集める蓄熱式脱毛機の仕組み
- 脱毛したい部位に合わせた効果の高い脱毛機の見極め方
についてご紹介していきます。
結論:両わきやVIO脱毛を希望するなら熱破壊式アレキサンドライトレーザー脱毛機がおすすめ!ただし、顔や背中、太ももなど細くて色が薄い毛を脱毛するならアレキサンドライトレーザー以外の脱毛機を選ぶべし
熱破壊式脱毛機のレーザーの一つとして、アレキサンドライトレーザーと呼ばれるレーザーが存在します。
アレキサンドライトレーザーとは最も古くから使用されているレーザーで、ムダ毛に含まれている黒い色(メラニン色素)にどのレーザーよりも強く反応します。
このため、両わきやVIO(デリケートゾーン)のような太くて黒い毛に対する反応が高く、熱エネルギーによって高い脱毛効果が期待できるんです。
ただ、
アレキサンドライトレーザーは
メラニン色素の影響を受けやすい分、
色が薄い顔の産毛や
背中などの細い毛への反応はいまいち。
このため、
産毛や
細くて色が薄い毛に対しては十分に
熱エネルギーを与えられないので、脱毛効果が下がってしまいます。
このため両わきやVIO脱毛を希望するならアレキサンドライトレーザー、それ以外の箇所も脱毛するならアレキサンドライトレーザー以外の脱毛機を検討すると良いでしょう。
熱破壊方式によるクリニックの医療脱毛の仕組み
クリニックの医療脱毛は、基本的にムダ毛に含まれる黒色(メラニン色素)にレーザーを反応させ、熱エネルギーによってムダ毛を作っている毛根を破壊する仕組み。
このようなタイプの脱毛方法は「熱破壊式」と呼ばれます。
医療脱毛はこのようにムダ毛の黒い色に反応させるため、両わきやVIOといった太くて黒い毛に脱毛効果があらわれやすいことが特徴です。
一方、レーザーの種類によっては細くて色が薄い毛が多い背中、太もも、顔の産毛などは、メラニン色素が少なくレーザーが反応しにくいため、脱毛効果があらわれにくいタイプも存在します。
医療脱毛ではこのように毛の種類によって脱毛効果が変わるため、脱毛機の見極めが大切なのです。
医療脱毛では
メラニン色素が最も豊富となる
成長期の毛を狙って、およそ
2ヶ月に一度の間隔でクリニックに通うのが一般的です。
医療脱毛ではこの
ムダ毛の成長期のサイクルを
毛周期と呼んでいます。
クリニックでは
アレキサンドライトレーザー、
ダイオードレーザー、
ヤグレーザーの
3種類のレーザーが使用されており、どのレーザーもこの「
熱破壊式」で脱毛を促していきます。
3種類のレーザーの違いは波長の長さ。波長とはレーザーの長さのことで、波長が”長い”ほどお肌の奥深くまでレーザーを届けることができます。
波長の最も”短い”アレキサンドライトレーザーは755nm。このため、”お肌の表面”にあるムダ毛に効果を発揮します。
”中間の波長”をもつダイオードレーザーは800~810nm。波長が長いので、”アレキサンドライトレーザーよりも深いところ”にあるムダ毛に働きかけることができます。
そして”最も長い波長”をもつレーザーが1,064nmのヤグレーザー。”お肌の最も奥”にまで影響を及ぼせるので、根深いところから生えている男性のヒゲ脱毛や女性のVIO脱毛に使用されます。
これらのどのレーザーも
ムダ毛の黒い色(メラニン色素)に反応させる仕組みですが、
波長が”短い”ほどメラニン色素への反応が高く、
波長が”長い”ほどメラニン色素に反応しにくいという
違いがあります。
このため、
波長の”短い”アレキサンドライトレーザーが最もメラニン色素への反応が高く、”太くて濃い毛”に高い脱毛効果を発揮できるのです。
では、ダイオードレーザーやヤグレーザーはメラニン色素への反応が低い分、脱毛効果が低くなってしまうんですか?
いいえ、そんなことはありませんよ。ダイオードレーザーやヤグレーザーでも出力を上げることで、脱毛効果を高めることが可能です。
最も
メラニン色素に反応しにくい
ヤグレーザーは、その特徴を最大限生かしてお肌の
色素沈着が多い
VIO脱毛によく使用されています。
ヤグレーザーは波長が
”長く”肌の奥深くに働きかけるので、VIOの
お肌表面にある
色素沈着(メラニン色素)に比較的少ない反応で、
お肌の奥にある毛穴に集中して
熱エネルギーを加えることが可能なのです。
アレキサンドライトレーザーには、メラニン色素に反応しやすい反面、顔の産毛のような細くて色が薄い毛には反応が低く、十分に熱エネルギーを加えることができないといったデメリットがあります。
また、アレキサンドライトレーザーは”お肌の浅いところ”で反応させる仕組みのため、火傷のリスクから高い出力で照射することができません。
このため、レーザーの産毛への反応が低くても出力を上げることができず、産毛や細くて色が薄い毛への効果があらわれにくいのです。
一方、
ダイオードレーザーや
ヤグレーザーは波長が
”長い”ので、
”アレキサンドライトレーザーより深いところ”でレーザーが反応させることができます。
このため、アレキサンドライトレーザーより
高い出力で照射ができ、
照射時間も0.1秒単位で
細かな微調整が可能です。
このような違いから、ダイオードレーザーやヤグレーザーの方が、太くて黒い毛だけでなく細くて色が薄い毛まで脱毛できるのです。
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蓄熱式方式によるクリニックの医療脱毛の仕組み
最近ではこの「熱破壊式」に変わってダイオードレーザーによる「蓄熱式」と呼ばれる脱毛法が「痛くない脱毛」として注目を集めています。
「蓄熱式」とはじわじわと熱を蓄積することによってバルジ領域を破壊する新しい脱毛法のこと。
このバルジ領域は「ムダ毛を作れ」と指令を出しているところで、指令自体を封じることでムダ毛を生えないようにする仕組みです。
熱破壊式の脱毛機と比較すると
メラニン色素への影響を受けにくいため、
太くて黒い毛だけでなく、
産毛や細くて色が薄い毛まで脱毛効果が期待できることがメリット。
さらに蓄熱式で狙う
バルジ領域は
お肌の浅い箇所にあるため、
低い出力でじわじわと熱を貯めることができます。
このため
毛根付近の温度が
64℃程度しか上昇せず、
施術時の痛みを大幅に軽減できることが特徴です。
従来の
熱破壊式の医療脱毛では、
ムダ毛の一番奥の毛根を破壊するため、
高い出力で照射する必要がありました。
この方法では毛根の温度は
250℃にまで上昇するため、
蓄熱式と比較するとどうしても痛みを感じやすいことがデメリットと言えます。
熱破壊式では
冷却や
麻酔によって、
痛みを軽減する処置がとられてます。
それでも施術の痛みが心配な方、
痛みに極端に弱い方はこの「
蓄熱式脱毛機」も選択肢に入れると良いでしょう。
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脱毛したい部位に合わせた効果の高い脱毛機の見極め方
全身脱毛のような広い範囲を脱毛する場合、両わきやVIOなどの太くて黒い毛だけでなく、顔の産毛や背中の細い毛も脱毛する必要があります。
このため脱毛する範囲が広いほど、ムダ毛の種類に合った脱毛機が導入されているか確認することが大切と言えるのです。
両わきやVIO脱毛など太くて濃い毛の箇所を脱毛するには、「アレキサンドライトレーザーによる脱毛機」が効果的。
しかし、顔の産毛や背中、太ももなど細い毛を脱毛する場合には、「アレキサンドライトレーザー以外の脱毛機」の方がより高い効果を期待できます。
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まとめ
いかがでしたか?今回はクリニックの医療脱毛のレーザーの仕組みと、脱毛したい部位に合わせた効果の高い脱毛機の見極め方についてご紹介しました。
クリニックで契約すると、コース終了までクリニックで導入された脱毛機で施術を受けることになります。
脱毛機によって脱毛効果が異なるため、クリニックを選ぶときは自分の脱毛したい箇所に効果的な脱毛機が導入されているか確認することが大切です。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自分のぴったりのクリニックを見つけてくださいね!
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