2018.11.02

【医療脱毛】アトピー肌でも脱毛できる?脱毛でアトピーは悪化しない?【医師監修】

脱毛の窓口 アトピーでもレーザー脱毛できる?

つるみ先生、こんにちは!
ちょっと相談があるんです。

あら、れいあさん。
今日はどうしました?

最近友達と脱毛について話していたら、すごく興味持ってくれたみたいで、自分も脱毛をしてみたくなったそうなんです。
でも、その子アトピーがあるみたいで…。
アトピー肌の子でも脱毛ってしてもいいのでしょうか?
それとも、悪化しちゃうからダメでしょうか?

アトピー性皮膚炎がある方も基本的には脱毛できますが、気をつけなければいけない
点がいくつかあります。
丁度いい機会ですので、今日はアトピー肌と脱毛についてお勉強しましょう!
しっかりとした知識を付けてお友達にも教えてあげて下さいね!

はい!!

この記事はこんな方におすすめです!

  • アトピー性皮膚炎でも脱毛ができるのか知りたい方
  • どんな状態なら脱毛ができるのか知りたい方
  • アトピーの場合、そもそも脱毛をした方が良いのか悪いのか知りたい方
今回は次の項目についてお伝えしていきますね!
  • 結論
  • アトピー性皮膚炎とは
  • アトピー肌に脱毛できるの?
  • アトピー肌の方の脱毛の注意点
  • アトピー肌の方の脱毛のメリット
  • アトピー肌の方の脱毛のデメリット
  • 脱毛を受けたアトピー肌の方の体験談
  • まとめ

目次

結論:アトピーの方も脱毛のメリットがあるが、皮膚の状態が良い時のみ脱毛が可能。

アトピー性皮膚炎の方にも脱毛のメリットが数多くありますが、皮膚の状態が悪い時には脱毛ができません。

必ずかかりつけの医師の確認を取り、了解を得た上で脱毛を行いましょう。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、何かに対してアレルギー反応を起こしやすい方、皮膚のバリア機能が低下している方に多くみられる皮膚の炎症を起こす疾患です。

皮膚に強い痒みを伴った湿疹が現れ、その湿疹が強く出たり、良くなったりを繰り返します。
この状態が6ヶ月以上続くと慢性アトピー性皮膚炎と呼びます。

どんな湿疹ができるの?

  • 赤くブツブツとした湿疹
  • 痒みを伴なう
  • ひどい時は掻くと液体(浸出液)が出てくる
  • 乾燥して皮がボロボロと剥けてしまう
  • 基本的には左右対称にできることが多い
  • 慢性化すると赤黒くなりザラザラと盛り上る
  • やわらかい部分にできやすい(目の周り、口の周り、脇、腕や足の関節の内側など)

肌の状態は?

  • 乾燥しやすく、汗、ハウスダストなど刺激に敏感
  • 疾患によるもの、掻いたことやステロイド薬の使用などで色素沈着を起こしている

どんな治療があるの?

  • アレルゲンの除去
  • 薬物療法(抗ヒスタミン、抗アレルギー、ステロイド、免疫抑制剤など)
患者さんによっては小さいころのみ(小児性)アトピー性皮膚炎の症状が出ていたけれど、大人になったら全く症状が出なくなり、薬など何も使用していないという方もいます。
また、大人になっても症状が続いていてストレスや何かのきっかけで症状が悪化してしまう方、ずっと変わらず症状がありお薬を手放せない方などもいらっしゃいます。

アトピー肌に脱毛はできるの?

アトピー性皮膚炎について、どんな病気なのか少し理解できました!
でも、なんとなく脱毛できないんじゃ?

この病気は良くなったり、悪くなったりを繰り返します。
全然症状が出ていないと思ったら、ストレスなどがきっかけで悪化してしまうことがよくあります。
前述したような悪化状態、つまり、痒みを伴ったジュクジュクした赤い湿疹が出ている時は様々なものが刺激になるので、脱毛のレーザーも刺激になり症状を悪化させてしまいます。
その時は脱毛はもちろんできません。
症状が落ち着き、湿疹が出ていない時は主治医や脱毛クリニックの医師と相談して問題なければ脱毛を受けることが可能です。

そうなんですね!

アトピー肌の方の脱毛は絶対にダメだと思って諦めてしまう方も多いですが、カミソリによる自己処理の方が皮膚を傷つけてしまうリスクが高いので、むしろアトピー肌の方にこそ脱毛はオススメなんですよ!

よかった〜!友達に教えてあげよっと!

でも、脱毛を受ける前に注意しなければならないポイントもあるので、それもチェックしましょう。

アトピー肌の方の脱毛の注意点

つるみ先生、アトピー肌の方の脱毛はどんなことに気をつけなければならないのですか?

それはですね、

  • アトピー性皮膚炎の症状が悪化している時は脱毛できない
  • かかりつけ医または脱毛クリニックの医師に脱毛を受けられるか確認する
  • 使用している薬がある場合は脱毛前後に使用可能か、また、不可の場合は脱毛前後だけ使用をやめても問題ないか確認
  • 色素沈着している部分は慎重に脱毛を行う(脱毛器の種類、レーザーの出力の調節)
などがあります。
一つずつみていきましょう。

アトピー性皮膚炎の症状が悪化している時は脱毛できない

アトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返すことが多いのですが、その悪くなっている時は、前述したようにジュクジュクとした痒みのある湿疹が出てきます。
肌が炎症を起こしている時はどんな刺激でも悪化させてしまう要因になりますし、掻いてしまった傷口からの感染などの原因にもなりかねないので、脱毛はNGです。

かかりつけ医または脱毛クリニックの医師に脱毛を受けられるか確認する

医師に相談する
大切なのは、自己判断しないということです。
自分では症状も強く出ていないし脱毛照射ぐらい平気だろうと思っても、思わぬ皮膚トラブルを招いてしまうかもしれません。
しっかりと医師の診察を受け、脱毛しても問題ないと言われてから脱毛をしましょう。

万が一脱毛の刺激でアトピーの症状が悪化した場合も迅速な処置を受けることができます。

使用している薬がある場合は脱毛前後に使用可能か、また、不可の場合は脱毛前後だけ使用をやめても問題ないか確認する

アトピー性皮膚炎の治療薬としてステロイド性のもの、免疫抑制剤、抗ヒスタミンなどがありますが、種類によっても体質によっても脱毛前後の使用ができないものがあります。
特に、毎日使用しているお薬がある場合、本人は一時的に使用を中止しても問題ないと思っても、急に薬の使用をやめたことによる副作用も発現してしまうかもしれません。

この点もしっかり主治医と確認してから脱毛を受けるようにしましょう。

色素沈着している部分は慎重に脱毛を行う

アトピー性皮膚炎の方は、皮膚炎によるもの、使用している薬の副作用によるもの、掻きむしったことによるものなどで、部分的に肌が黒っぽく色素沈着してしまうことが多々有ります。
その部分は他の肌の部分に比べて脱毛のレーザーが反応しやすく、火傷してしまうリスクがありますので慎重に脱毛照射をしなければなりません。
施術者が肌の状態を見てレーザーの出力を調節して安全に照射してくれます。
もし一般的なレーザー脱毛に不安がある場合は、色素沈着を起こしている肌にも安全に行うことができる蓄熱式の脱毛機器での脱毛を取り扱っているクリニックに相談してみるという方法もあります。

アトピー肌の方の脱毛のメリット

自己処理するよりも肌への負担が少ない

カミソリでシェービング
気になるムダ毛の処理を自分でする場合は、お風呂の最中に石鹸とカミソリを使って剃ったり、毛抜きで抜いたり、除毛クリームを使ったりするかと思います。
アトピー性皮膚炎の方の肌は刺激や摩擦にとても弱いです。
いくら低刺激のものを使用していても、脱毛レーザーの回数よりも使用頻度が高くなるので、石鹸とカミソリや脱毛クリームを使用する度に刺激にさらされ、皮膚炎悪化のリスクとなります。
また、カミソリによる除毛は毎回皮膚に細かな傷をつけてしまうし、毛抜きでは元気な毛を無理やり毛を抜くので肌を傷つけやすく、バリア機能が低下しているアトピー性皮膚炎の方にはオススメできません。
その点、脱毛はもちろん少なからず皮膚にも影響はありますが、レーザーを毛に直接反応させるため、カミソリ、毛抜き、除毛クリームよりも肌への負担はかかりません。
そして、脱毛クリニックでの脱毛は、色素沈着がある方でも程度によっては照射のパワーを調節してくれます。
万が一皮膚トラブルがあったとしても医師や看護師がすぐにフォローしてくれますので、安心・安全に行うことができます。

蒸れたり、乾燥、肌トラブルが少なくなる

脇や汗の溜まりやすい場所に毛があると蒸れたり、擦れたりして肌に摩擦が生じ、敏感に反応しやすく、炎症を起こしやすくなります。
また、痒くて掻いたり、自己処理を頻繁にすると元々強くない肌のバリア機能が傷ついてしまうことでそこから水分が蒸発して乾燥し、皮が剥けてしまう原因にもなります。
しかし、毛がないことで汗で蒸れにくくなったり、自己処理による乾燥を防ぐことができ、結果として肌を休ませることができ、肌トラブルを抑えることができます。

アトピー肌の方の脱毛のデメリット

アトピー性皮膚炎が悪化するリスクが0ではない

いくら医師が問題ないと判断しても弱い出力でのレーザー脱毛だったとしても、一人一人体質も違うため脱毛レーザーが刺激となって、今まで出ていなかったアトピー性皮膚炎の症状が悪化してしまう可能性は0ではありません。
このリスクは脱毛を受ける上ではしっかりと念頭に置き、万が一悪化した場合はすぐに主治医または脱毛クリニックの医師の診察を受けましょう。

アトピー性皮膚炎が悪化している時は脱毛を受けられない

今まで順調に脱毛を受けられていたのに、ストレスなどで皮膚炎の症状が悪化した場合は脱毛をお休みしなければなりません。
自分が立てていた脱毛スケジュール通りにいかなくなってしまうかもしれません。
クリニックによっては脱毛の契約期限を設けているところもあり、お休み期間が長くなってしまうと、期限切れで通えなくなってしまうこともあります。
しかし、診断書がある場合などはケースによっては有効期限を延長してくれるところもあるかもしれません。
確認して、肌の状態が回復してから脱毛を再開するようにしましょう。

脱毛を受けたアトピー肌の方の体験談

20代前半女性


小さい頃からアトピー持ちで、ブツブツと湿疹が出たり治ったりを繰り返してきました。
大人になってあまり湿疹はでなくなりましたが、大きなストレスがかかったりするとたまに出てきます。
小さい頃は病院に頻繁に通っていたし、薬も常に塗っていました。
痒くて掻きむしったりもしていたので、そのせいなのか、肌がゴワゴワしていて全体的に赤黒っぽく、いわゆるアトピー肌です。
ムダ毛が気になり足や腕の毛をカミソリで剃ったりするとピリピリと刺激があり、カミソリ負けしてしまったりその部分が痛痒くなってしまうというのを繰り返していました。
ある時皮膚科の先生にそのことを相談したら、自己処理するより脱毛がいいんじゃないかと教えてもらい、試しに脱毛を受けてみることにしました。
脱毛なんてアトピー肌には絶対ダメだと思っていたので、アトピーの症状が悪化したらどうしよう…という不安はもちろんありました。
脱毛は専門のクリニックで受けたのですが、医師や看護師の方が細かく脱毛機の設定を調節してくれたり、アフターケアをしっかりしてくれたり、心配していたアトピーの悪化もなく今の所順調に脱毛ができています。
何回か通って毛が目立たなくなるまでになりました。
自己処理ももう必要ないし、すごく快適です。
脱毛をやってよかったです。

30代前半男性


僕は小さい頃にアトピーの湿疹がよく出ていて、常に塗り薬を使っていたしよく掻きむしっていました。
今は全然出ていないのですが、アトピーの方特有の痕は残っている状態です。
アトピーに加えて敏感肌なので、毎日のヒゲ剃りでどんどん肌が荒れてしまって、見た目も酷いし髭剃りする度に痛いしでヒゲ剃りが苦痛でした。
ふとした時にヒゲ脱毛の存在を知って脱毛クリニックでカウンセリングしたところ、自分でも脱毛可能なことがわかり早速トライしました。
やってみると肌荒れが悪化することもなく、徐々にヒゲも薄くなってヒゲ剃りもそんなに必要なくなってきたので、肌荒れがおさまってきています。
アトピーの方皆さんに有効なのかわかりませんが、僕には脱毛はすごく合っていました。

まとめ

いかがでしたか?
気をつけたり確認したりしなければならないことはありますが、アトピー肌の方も脱毛ができ、人によっては脱毛をした方が肌への負担を減らせたり肌荒れを抑えることもできると知ってもらえたかと思います。
アトピーだから脱毛なんて絶対無理だろうなと思っている人にこそ知っていただきたい情報です。

早速、アトピー肌で脱毛を諦めかけていた友達に、メリットやデメリット、受ける際の注意点も含めて教えてあげたいと思います!
きっと喜ぶだろうな〜!

アトピー性皮膚炎の方皆さんが脱毛を受けられるというわけではなく、肌の状態やお薬の使用状況にもよります。
脱毛を受ける際はかかりつけの主治医や脱毛クリニックの医師に必ず確認するようにしてくださいね!
そのお友達が脱毛を受けられて、快適に過ごせるように祈っています!

はい!つるみ先生ありがとうございました!

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