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日本で脱毛にもっとも多く使われているレーザー脱毛機です。
波長が755nmのレーザーで毛のメラニンにエネルギーが吸収され、その熱により毛根に接している毛乳頭やバルジ領域の幹細胞を変性させる事により脱毛効果が得られます。
毛乳頭や幹細胞は毛の発生の元なので、これが失われると毛が生えてこなくなります。
アレキサンドライトレーザーは毛のメラニンへの吸収率が高く、日本で使用されている脱毛機の中でもっとも脱毛効果が高いです。
症例数も多く、実績のある脱毛機です。
また、レーザートーニングなどの美肌治療にも使われる機械なので、美白効果も期待できます。
メラニンは毛の色素だけでなくお肌にも存在し、これがシミなどの原因になっています。
アレキサンドライトレーザーは特に良くメラニンに反応するので、お肌のメラニンも破壊してくれるのです。
メラニンに反応して効果が出るので、細いうぶ毛や白髪などにはあまり効果がありません。
また、日焼け後の肌や黒ずみの目立つ部位には照射できない可能性があります。
レーザーの照射面が円形のため打ち漏らしや重ね打ちをしやすいです。
シネロンキャンデラ社製です。
ジェントルレーズプロは長期的な減毛を目的としたレーザー装置として日本で初めて薬事承認を取得した医療機器です。
最大18mmのスポットサイズを標準装備しており(オプションでは最大24mm)また、1秒間に2回の照射で広範囲でも短い時間で施術が完了します。
パルス幅(1発の照射時間)を変更できるようになっているので、肌質や毛質によって強度を調節することでより安全な施術が可能になっています。
冷却装置がついているので痛みや炎症を抑えることができ、ジェルを使う必要がありません。
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ジェントルマックスプロはアレキサンドライトレーザー(波長755nm)だけでなくヤグレーザー(波長1064nm)も搭載しています。
上記のジェントルレーズプロの特徴はそのまま、さらにヤグレーザーを併用することでより多様な症状に対応できます(日焼けした肌や黒ずみの目立つ肌など)。
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主にアレキサンドライトレーザーを使用し、深い毛や色素沈着の多い部位にはYAGレーザーを使用することで、安全に効率の良い脱毛が可能になっています。
通常のレーザーの場合、照射面の中心部が一番エネルギーが高く、周辺部に行くに従ってエネルギーレベルが下がっていきます。
クラリティツインのフラットトップビームは照射面のどの部分でもエネルギーレベルが変わりません。
部位に合わせて9つのスポットサイズを使い分けることができます。
スポットサイズは最大で直径20mmです。
米国FDAをはじめ、韓国KFDA、ヨーロッパCEマーク、中国SFDAなど、世界各国の政府機関による厳しい審査をクリアして認定を受けている医療機器です。
熱破壊式ダイオードレーザー脱毛機は半導体を使用したレーザー脱毛機で、最近になって多くの脱毛クリニックで採用されるようになってきました。
従来通りの毛のメラニンをターゲットにしてその熱で毛乳頭や幹細胞を破壊するものです。
照射面が長方形なので打ち漏れや重複などが起きにくいです。
照射面積が広いため施術が短時間で終わります。
他のレーザーに比べて痛みは少なめです。
メラニンをターゲットにした装置なので、日焼け肌には照射できないこととうぶ毛や白髪には効果が出にくいです。
ライトシェアデザイアはダイオードレーザーを搭載した熱破壊式レーザー脱毛機です。
HS・XC・ ETの3種類のヘッドを選ぶことができます。
HSは照射面が22mm×35mmの大型のヘッドで、皮膚を吸引して密着させより少ないエネルギーで高い脱毛効果を出せるようになっています。
大きな面積のある部位の脱毛に向いています。
XCは照射面が12mm×12mm、ETは9mm×9mmのヘッドで細かな部位の脱毛に適しています。
また冷却装置がついており、痛みや術後の炎症を抑えます。
ライトシェアデュエットはアメリカのルミナス社製の医療レーザー脱毛機で、世界で初めてFDAの認可を受けました。
波長は810nmで毛のメラニンをターゲットにしてその熱で毛乳頭や幹細胞を破壊します。
ユニークな吸引式のヘッドを採用しています。
吸引することで皮膚を引き伸ばしヘッドに肌を密着させ、狙った毛根に効率よくエネルギーを送ります。
その分低出力で照射が可能になり、肌へのダメージを減らすことに成功しています。
パルス幅(1発あたりの照射時間)を変更できるので、肌質や毛質によって設定を変えることでより安全に施術ができます。
ヘッドサイズが35mm×22mmととても大きいので、大幅に施術時間を短縮することが可能になりました。
また9mm×9mmのヘッドも装備しているので細かい部分にも対応できます。
大きいヘッドには冷却装置もついているので痛みを軽減でき、ジェルも必要ありません。
ベクタスはアメリカのサイノシュアー社の製品で波長は810nm、やはり毛のメラニンをターゲットにし毛乳頭や幹細胞を破壊します。
世界最大のスポットサイズが特徴で、なんと38mm×23mmもあります。
12mm×12mmの小さな照射ヘッドも装備しているので細かい部位にも対応できます。
パルス幅の変更も可能で肌質や毛質によって設定を変えることでより安全に施術ができます。
さらにメラニンチェッカーが付いていて肌のメラニンを数値化することができ、より細かな出力設定が可能になっています。
1秒間に3回までの設定が可能(通常は1秒間に1回)なので、大きなスポットサイズということもあり、世界最速の医療脱毛機と言われています。
大きなスポットサイズですが隅から隅まで照射エネルギーを均一にすることに成功し、ムラのない照射が可能になっています。
もちろん冷却装置もついています。
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ヤグレーザーは波長が1064nmと長めでメラニンへの反応はアレキサンドライトレーザーほど高くないのですが、より皮膚の深いところまで届きます。
毛のメラニンにエネルギーが吸収され、周囲の毛乳頭や幹細胞を破壊し脱毛効果が得られるのはアレキサンドライトレーザーと一緒です。
ヤグレーザーは皮膚の深いところまで届くので、根の深い剛毛などには効果的です。
また、皮膚表層のメラニンには反応しにくいとされ、日焼けした肌や黒ずみの目立つ肌などにも使える場合があります。
ヤグレーザーはメラニンへの吸収率が他のレーザーよりも低いため、色素の少ないうぶ毛の脱毛には向きません。
また、痛みがとても強いことで有名です。
YAGレーザーだけでなくアレキサンドライトレーザーも搭載しています。
症状や部位によって使い分けることが可能です。
最大18mmのスポットサイズを標準装備しており(オプションでは最大24mm)また、1秒間に2回の照射で広範囲でも短い時間で施術が完了します。
パルス幅(1発の照射時間)を変更できるようになっているので、肌質や毛質によって強度を調節することでより安全な施術が可能になっています。
冷却装置がついているので痛みや炎症を抑えることができ、ジェルを使う必要がありません。
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蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機は脱毛の仕組みから今までの脱毛機とは違う、全く新しいタイプの脱毛機です。
この脱毛機はメラニンを直接のターゲットにせず、皮膚を全体的にゆっくり温めることで、毛根を破壊せずに主にバルジ領域の幹細胞を変性させます。
照射方法も変わっていて、肌を滑らせるように連続的に同じ部位を3回から6回程度重ね打ちしていきます。
痛みがとても少ないです。
肌を滑らせるように連続的に照射していくため、打ち漏れが少ないです。
メラニンをメインターゲットにしていないので肌の色や毛の色に関係なく脱毛効果が得られます。
つまり日焼け肌でも黒ずみの強いところでも照射可能です。
うぶ毛にも効果があるとされています。
毛が生えてこなくなることで最終的に永久脱毛を目指すものなので、毛が自然に抜けるまで脱毛効果を感じにくいです。
脱毛後に毛がごっそり抜ける感じではなく、自然に抜けた後に生えてこなくなるイメージです。
新しい機械なので実績がありません。
また、脱毛効果にはムラがあります。
メディオスターNeXT PROは全く新しいスタイルの脱毛機です。
ドイツのAsclepion社製のこの機械は810nmと940nmの二つの波長のレーザーを同時に照射し、毛のメラニンだけでなく毛乳頭や特にバルジ領域の幹細胞に熱を加え変性させることにより脱毛効果を得ています。
肌の黒い人や黒ずみの目立つ肌にも照射が可能で、またうぶ毛にも効果があるとされています。
肌を滑らせるように照射していくため照射漏れも少なく、スピーディーな照射が可能です。
冷却装置もついていて、現在ある医療脱毛レーザー機器の中ではもっとも痛みが少ないと言われています。
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ソプラノ・アイス・プラチナムはイスラエルのAlma Lasers社製で、実に3種類(755nm、810nm、1064nm)もの波長のレーザーを同時に照射します。
これにより皮膚の浅い層、中間層、深い層を効率よく同時に熱を加え、毛乳頭や幹細胞を変性させます。
メラニンだけをターゲットとしているわけではないので日焼け後の肌や黒ずんだ部位でも施術が可能です。
こちらも肌を滑らせるように照射していくので照射漏れが少なく、施術時間も短くて済みます。
もちろん冷却装置もついていて痛みも少ないです。
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いかがでしたか?
それぞれの脱毛機の特徴を理解していただけたでしょうか?
もう一度まとめると
医療用脱毛機は4種類
ココがポイント
熱破壊式脱毛機は脱毛効果は高いが痛みが強め。
蓄熱式脱毛機は痛みは弱いが、脱毛効果にムラがある。