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医療脱毛では医療用レーザー脱毛機が使用されます。
医療脱毛で使われるレーザー脱毛機は、毛の元となる毛母細胞やバルジ領域の幹細胞を変性させるだけの十分なエネルギーを照射することができます。
毛根の底部の周囲にある毛母細胞やバルジ領域の幹細胞が毛の発生の元になると言われています。
これらが機能を失うと、２度と毛は生えてこなくなります。
脱毛サロンでは光脱毛機が使われます。
光脱毛機はメラニンへの吸収率がレーザーと比べて低く、法律の規制があることもあり、パワーがとても弱くなっています。
脱毛サロンで毛の細胞を破壊したり変性させたりすることは法律で禁じられています。
| 医療脱毛 | 脱毛サロン | |
| 脱毛効果 | ◎ | X |
| 料金 | ◯ | △ |
| 完了するまでの期間 | ◯ | Χ |
| 施術者 | ◯ | ー |
| トラブル対応 | ◯ | X |
| 痛み | △ | ◯ |
これってそもそも永久脱毛って言えるの？っていうレベルですね。
一般的なイメージとだいぶかけ離れています。
定義はともかく一般的なイメージの一生毛が生えてこないという考えに戻り話を進めましょう。
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脱毛サロンの光脱毛では永久脱毛はできません。
パワーの低い光脱毛機では毛の発生元である毛乳頭やバルジ領域の幹細胞を破壊することができないからです。
その理由は法律で医師のいる医療機関以外での毛乳頭の破壊等が禁じられているからです。
厚生労働省の平成13年11月8日に都道府県知事に宛てた通知には以下のように書いてあります。
医政医発第105号
医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて（一部抜粋）
第 １ 脱毛行為等に対する医師法の適用 以 下 に 示 す 行 為 は 、医 師 が 行 う の で な け れ ば 保 健 衛 生 上 危 害 の 生 ず る お そ れ の あ る 行 為 で あ り 、医 師 免 許 を 有 し な い 者 が 業 と し て 行 え ば 医 師 法 第 17 条に違反すること。
(１ ) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力な エネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する 行 為
参照：厚生労働省
毛根が破壊されていなければいずれはまた毛が生えてきます。
脱毛サロンの一生涯保証の回数無制限脱毛し放題コースとは裏を返せば脱毛サロンでは一生永久脱毛はできないということなのです。
脱毛サロンで永久脱毛をうたっているところは嘘をついていることになります。
では医療機関なら永久脱毛は可能なのでしょうか？
医療機関ではパワーの強いレーザー脱毛機を使うことによって毛乳頭やバルジ領域の幹細胞を破壊、または変性させることができます。
医療脱毛では基本的には毛が生えてくることはありません。
ですが医療機関で脱毛しても人によっては何年か後にまた毛が生えてくることがあります。
ただし運悪く毛が生えてきてしまったとしても、脱毛サロンよりはるかに長い期間ツルツル状態を維持できます。
というわけで良心的な医療機関では「永久脱毛」という表現は使っていません。
医療機関でも永久脱毛を全員に約束することはできないのです。
また、最新型のレーザー脱毛機の仕様説明でも「長期減毛用レーザー」と書いてあります。
| 湘南美容クリニック | ミュゼプラチナム | |
| 全身脱毛6回コース | 348,000円 | 204,120円 |
| 脱毛が完了するまでにかかる費用 | 348,000円 | 612,360円 |
湘南美容クリニックの6回コースはVIOと顔の脱毛も含まれています。
ミュゼプラチナムの6回コースはVIOは含まれていますが、顔脱毛は含まれていません。
効率の良い脱毛効果を出すためには照射するたびに毛周期に合わせて一定期間（2〜3ヶ月）間を空ける必要があります。
先ほど説明した通り、脱毛が完了するまでに照射する回数がクリニックとサロンでは違います。
医療脱毛では5〜6回の照射でトータルで1年くらいで脱毛が完了します。
脱毛サロンでは１８回程度照射しなければならないのでトータルで3年ほど時間がかかります。
医療脱毛では医師や看護師などの資格を持った人が施術を行います。
お肌の状態や毛質、痛みの程度を確認しながら安全に一番効率よく脱毛効果が得られるように出力を調整しながら照射をしていきます。
脱毛サロンでは特に資格を持った人が施術を行なっているわけではありません。
脱毛サロンでは法律で禁じられているのでそもそも出力を上げられません。
クリニックでも脱毛サロンでも火傷や毛嚢炎のリスクをゼロにすることはできません。
レーザーや光を照射すると、一時的にお肌のバリアが弱くなり、毛穴に沿って感染症が起きてしまうことがあります。
これが毛嚢炎です。
リスクがゼロにならない理由
唯一の脱毛クリニックの弱点は照射時の痛みです。
脱毛サロンの光脱毛が痛くないのは出力をわざわざ落としているからです。
レーザー脱毛ではパワーが強い分、痛みも強いです。
特にVIO脱毛などでは痛みはそれなりに強くなります。
ですが最近はレーザー脱毛機が進化して痛みの少ないものも出てきました。
さらに、ほとんどのクリニックでクリーム麻酔や笑気麻酔を用意しているので痛みを和らげることも可能です。
クリーム麻酔はジェル状の麻酔薬を皮膚に塗る表面麻酔です。
笑気麻酔は鼻から気体の吸入麻酔薬吸うものです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
脱毛サロンより、医療脱毛を選んだ方がはるかにお得なことが理解できたかと思います。
まとめると、
といったニーズがある方は医療脱毛を選択した方が賢明です。
脱毛サロンで無駄なお金や時間を費やすのはやめましょう。
実際に医療脱毛を選択する人はどんどん増えています。
＊参照：Google トレンド（ネットで医療脱毛を検索する人の動向）
2016年頃から、医療脱毛に興味を持つ人が急激に増えていることがわかります。
脱毛エステに通っていたけど効果がないから医療脱毛に乗り換える人も増えています。
脱毛サロンの目先の安さにとらわれず、脱毛クリニックを選び、賢く効率的に理想の「すべ肌」を目指してみてはいかがでしょうか。
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