2018.11.02

医療脱毛なのに効果なし!?よくある原因とその対処法【医師監修】

脱毛の窓口 医療脱毛で効果が出ない時の対処法

クリニックの医療脱毛は効果が高いって聞いて興味を持っていたんですけど、職場の同僚から意外な話を聞いちゃった…。
彼女先週初めてクリニックで施術を受けたのに、一週間たってもまだ毛が抜ける実感がないって言うんです。
医療脱毛は効果が高いはずなのに、なぜ毛が抜けないのかしら…?

なるほど、クリニックで実際に施術を受けたのに効果が無いと感じている人がいるんですね。
でも話を聞く限りでは、まだその時点で医療脱毛の効果が無いと決めつけるのは早いですよ。

そうなんですか?クリニックの医療脱毛ならすごくわかりやすく脱毛効果を実感できると思っていたけど…。

はい、もちろんクリニックの医療脱毛には高い脱毛効果があることは事実です。
でも、クリニックでレーザー照射したからといってすぐに毛が抜けるわけではないんです。
また、たった一回施術を受けただけで毛が完全になくなることはありません一時的に毛が抜けてもしばらくすると結局生えてきてしまいます。
効果が高いと言われるクリニックの医療脱毛でも、毛が抜けるまである程度の期間が必要ですし、毛が無くなったと感じるまで施術回数を重ねる必要があるんです。

そこで今回は、

  • 医療脱毛でレーザーを照射したのに抜けない理由
  • 医療脱毛でレーザーを照射したのに生えてくる理由
  • 医療脱毛の効果が無いと感じた時にやるべきこと

について具体的にご紹介していきます。

目次

結論:たとえクリニックの医療脱毛でも照射後すぐに効果を実感できるとは限らない!照射後1~2週間は肌の様子を見ること、少なくとも5回は施術回数を重ねることが大切

レーザー脱毛
クリニックの医療脱毛は、ムダ毛に含まれるメラニン色素(黒い色素)にレーザーを反応させ、熱エネルギーによって毛根破壊する方法が一般的です。

ただし、レーザー照射後すぐに毛が抜け落ちるわけではないんですよ。
レーザーによって毛根が破壊されても、直後の毛根にはまだ毛を支える力がしっかりと残っているからです。
でも、毛根が毛を支える力は日数を経るごとに弱まっていきます。
そして毛根が毛を支えることができなくなった時、お肌の新陳代謝によって、毛が外側に押し出されて自然に抜け落ちることになるのです。

毛が抜け落ちるまでの期間の目安はおよそ2週間ですが、厳密にはクリニックで使用する脱毛機によってその期間は異なります
クリニックの脱毛機ごとの照射後の抜ける期間の違いについては、後ほどで詳しく解説していきますね。
また、クリニックのレーザー照射はどんな毛でも同じように効果があるわけではありません。
お肌に見えている毛は一見すべて同じように見えますが、すべて成長段階が異なります。
レーザーが反応するメラニン色素が最も豊富になるのは、伸びている最中の成長期の毛。
すでに成長し終わって抜けかかっている退行期の毛や毛が抜け落ちた後の休止期の毛穴は、レーザーに反応するメラニン色素の量が少なく、十分に熱エネルギーを与えることができません。
このため、クリニックでレーザーを照射しても脱毛効果があるのは、成長期の毛だけなのです。
毛の生え変わるタイミングは1本1本バラバラなので、せっかく照射しても成長期の毛以外には効果がありません。
このため、退行期休止期の毛が成長期に入るのを待ってから何度も照射する必要があるんです。

レーザー脱毛は毛周期に合わせて照射します。


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一般的には成長期の毛に5回ほど照射した時点で、お肌の状態に満足する女性が多いんですよ。
医療脱毛で効果が無いと感じる場合、その背景には「思ったように毛が抜けないこと」や「毛が抜けた後に再び毛が生えてきたこと」が挙げられます。
ここからは「医療脱毛でレーザーを照射したのに抜けない理由」や「医療脱毛でレーザーを照射したのに生えてくる理由」について具体的に確認していきましょう。

医療脱毛でレーザーを照射したのに抜けない理由

クリニックでレーザを照射したのにも関わらず毛が抜けないのなら、次の理由が考えられます。

レーザーの出力が低く、十分な熱エネルギーを与えることができなかったから

熱破壊式レーザー脱毛機
医療脱毛は高い出力によって毛根を破壊できますが、次に挙げる理由によってレーザーの出力を下げる場合があります。
この場合、毛根に与える熱エネルギーが不十分であるため脱毛効果が下がることがあります。

コース初回は、肌状態を診ながら弱めの出力で照射するクリニックが多い

初めての医療脱毛は、施術時のレーザーの痛みに慣れていないもの。
このため初めての照射では施術時の痛みを感じやすく、またレーザーの肌への反応がどの程度なのか確認する必要があります。
このため、肌状態と施術時の痛みに考慮しながら少し出力を下げて照射が行われることが多いのです。
そして、施術に慣れる2回目から徐々に出力を高めて照射が行われます。このような背景から、コース序盤の照射では、思うように毛が抜けないことがあります。
また初めての医療脱毛は毛根にダメージが無く丈夫であることも、毛が抜けにくい原因のひとつです。

肌が乾燥していると、火傷や施術の痛みに配慮して出力を下げて対応する

クリニックや脱毛サロンで施術を受ける前に注意するべきこととして必ず説明されるのが、お肌の保湿です。
実はお肌に含まれる水分には、レーザーの熱量を吸収してお肌へのダメージを和らげる働きがあります。
このためお肌が乾燥していると、お肌の温度が上がりやすくなってしまい施術時の痛み火傷につながりやすくなるのです。
このような背景から乾燥したお肌には、施術時の痛みや火傷に配慮してレーザーの出力を下げて照射が行われます。
その結果せっかく照射しても思い通りに抜けないという現象が起こり得るのです。

レーザー照射で脱毛効果があるのは成長期の毛(全体の20%程度)だけだから

お肌にあるムダ毛は一見同じように見えますが、伸びている最中の成長期の毛、すでに成長が終えて抜けかかっている退行期の毛など、実は様々な成長段階の毛が混じりあって生えています。
中には、すでに毛が抜け落ちて毛自体が存在しない休止期の毛穴もあります。
医療レーザー脱毛は毛に含まれるメラニン色素に反応させる仕組みのため、これらの毛のメラニン色素の量によって脱毛効果が異なってくるのです。

成長期退行期休止期の毛のメラニン色素の量を比較すると、毛が積極的に伸びている最中の成長期のメラニン色素が最も豊富でレーザーに良く反応します
一方、すでに抜けかかっている退行期の毛はメラニン色素の量が少なく、休止期の毛は毛穴しかなので反応するメラニン色素自体が存在しません。
このため、同じようにレーザー照射しても成長期の毛しか脱毛効果が得られないのです。

レーザー照射後毛が抜け落ちるまで時間がかかるから

先ほど、クリニックの医療脱毛では照射した直後には毛が抜け落ちることは無いと説明しました。実際には照射後どの程度の日数で毛が抜け落ちるのでしょうか?
実は照射後の毛の抜け方は脱毛機によって異なります。

脱毛機のレーザーの種類や仕組みによって照射後抜け落ちる日数は異なる

メディオスターNeXT PRO
クリニックに導入されている脱毛機は大きく分けて2種類。最も多く普及しているのがレーザーによる熱エネルギーによって毛根破壊する熱破壊式タイプの脱毛機です。

このタイプの脱毛機は「今生えている毛」の毛根にアプローチするため、照射後毛が抜ける実感がしやすいことが特徴です。
熱破壊式タイプは照射後抜けるまでの期間も短いので「わかりやすく脱毛効果を実感したい」という方に向いています。
熱破壊式タイプで利用するレーザーは3種類。このレーザーの中ではメラニン色素に最も反応しやすいアレキサンドライトレーザーの抜け落ちるまでの期間が最も短く、次にヤグレーザーダイオードレーザーが続きます。

ただし高い威力で毛根を破壊するため、施術時の痛みがある程度避けられないとのが熱破壊式タイプデメリットです。
一方、次世代型脱毛機として注目を集めるのが蓄熱式タイプの脱毛機。施術時の痛みが少ないことで人気の脱毛機です。
このタイプの脱毛機は「今生えている毛」ではなく「次生える毛」に対してアプローチする仕組みです。
実はムダ毛というのは、バルジ領域と呼ばれる部分から「毛を作れ」という指令を受けて毛根で毛が作られています。
蓄熱式タイプの脱毛機はこの指令を出すバルジ領域破壊することで指令自体を封じ、毛を作らせないようにできるのです。

蓄熱式タイプの脱毛機は毛根に影響を与える影響が小さいため、「今生えている毛」がレーザーの照射によって抜け落ちることはありません。
今生えている毛」は毛が生え変わる自然なサイクルによって抜け落ちるため、熱破壊式と比較するとレーザー照射後毛が抜け落ちる実感が乏しくなります。
このため「脱毛効果が無い」と誤解されやすいのが蓄熱式タイプの特徴と言えるでしょう。
ただし、蓄熱式タイプでも施術回数を重ねることで「毛が生えなくなる」ため、蓄熱式タイプでも熱破壊式タイプでも脱毛効果は変わりません。

クリニックに導入されている脱毛機の照射後毛が抜け落ちるまでの日数の目安は以下の通りです。

熱破壊式脱毛機 蓄熱式脱毛機
レーザー
の種類
アレキサン
ドライト
ヤグ ダイオード ダイオード
毛が抜け
始める時期
約5日後 約5日後 約10日後 約14日後
多くの毛が
抜ける時期
約10日後 約14日後 約14日後 約21日後
全ての毛が
抜ける時期
約14日後 約21日後 約21日後 約30日後

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クリニックに導入された脱毛機の例

ライトシェア・デュエット
レーザーの種類だけでは具体的に自分の通うクリニックでどの脱毛機を使用しているのかわからないという人もいるでしょう。
ここから具体的に導入されている脱毛機名とそのレーザーの種類照射後毛が抜け落ちるまでの日数の違いを紹介します。
自分が通うクリニックで施術を受けてから毛が抜けるまで何日必要なのか参考にしてください。

熱破壊式脱毛機 蓄熱式脱毛機
レーザー
の種類
アレキサンド ヤグ ダイオード ダイオード IPL(光)
毛が抜け
る時期
★★★★★
一番早い
5日~14日
★★★★☆
比較的早い
5日~21日
★★★☆☆
普通
10日~21日
★☆☆☆☆
遅い
14日~30日
★☆☆☆☆
遅い
14日~30日
主な
脱毛機
ジェントル
レーズ
ジェントル
ヤグ
ライトシェア
デュエット
メディオスター
NeXT  PRO
SBC
オリジナル
光脱毛機
ジェントル
レーズPRO
ジェントルマックスPRO
クラリティツイン ベクタス ソプラノアイス
プラチナム
エリート+

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ムダ毛に含まれるメラニン色素(黒い色)の量の違いによって、脱毛機の効果が違うから

体の部位によってもムダ毛に含まれるメラニン色素の量が違います。

例えば両わきVIO(デリケートゾーン)には比較的太くて黒い毛が密集して生えています。
一方、背中太ももなどの毛は細くて色が薄いですね。
基本的にムダ毛は太くて黒い毛ほどメラニン色素が豊富でレーザーによく反応します。
一方、顔の産毛や細くて色が薄い毛はメラニン色素が少なく、レーザーへの反応も鈍くなります。
その結果両わきやひざ下など太くて黒い毛が多い部位ほど毛が抜けやすく、顔や背中といった細くて色が薄い毛ほど毛が抜けにくくなります。

クリニックで導入されている脱毛機はレーザの種類仕組みの違いから、太くて黒い毛細くて色が薄い毛に対する効果が異なります。
このため脱毛部位の毛の特徴と脱毛機の性能が一致していないと、期待通りに毛が抜けない可能性があるのです。
クリニックで照射後に抜けないと感じている方は、脱毛部位に効果的な脱毛機が使用されているかどうか確認してみてください。
ムダ毛の種類脱毛機による効果の違いは以下の通りです。

熱破壊式脱毛機 蓄熱式脱毛機
レーザー
の種類
アレキサン
ドライト
ヤグ ダイオード ダイオード
太くて
濃い毛
への効果
★★★★★
とても高い
★★★★☆
高い
★★★★★
とても高い
★★★★☆
高い
細くて
薄い毛
への効果
★★☆☆☆
やや苦手
★★★☆☆
効果あり
★★★☆☆
効果あり
 ★★★★☆
高い

お肌に色素沈着があると、そのメラニン色素にレーザーが反応して脱毛効果が下がってしまうから

脱毛効果が下がる要因のひとつに、お肌の色素沈着が挙げられます。
特にデリケートゾーンであるIライン(性器周辺)Oライン(肛門周辺)はショーツによる摩擦によって色素沈着しやすく、お肌にもメラニン色素が存在します。
このため同じようにレーザーを照射してもレーザーがお肌に分散してしまい、熱エネルギーが下がりやすいのです。
IラインやOラインは他の部位と比較すると、毛が抜ける実感に乏しいと言えます。

色素沈着の多い部位は火傷のリスクが高くなるので、照射の出力を下げざるを得なくなるという理由もあります。

施術時の痛みによってレーザーの出力を下げたから

熱破壊式タイプの医療脱毛では、特にデリケートゾーン(VIO)の脱毛の際に痛みを感じやすくなります。
施術時に痛みが大きいと、クリニックでは出力を下げることで痛みを緩和させる処置がとられます。出力を下げると痛みは和らぐものの、脱毛効果も下がってしまいます。
このため、施術後に思ったように毛が抜けないといったことも起こり得るのです。

痛みは我慢せず積極的に麻酔を使用するようにしましょう。

クリニックの施術に照射漏れがあったから

照射漏れの追加照射
毛が抜けない理由の一つに、クリニックの照射漏れが挙げられます。
クリニックではマーカーを使用して照射部位しるしをつけ、照射漏れが起こらないように最大限注意を払って施術が行われています。
しかし、どれほど注意してもレーザー照射が人為的に行われる以上、絶対に照射漏れが起こらないとは言い切れません。
特に凹凸の多い脱毛やデリケートゾーン(VIO)ひじひざなど部分に漏れなくハンドピースを当てるのは難易度が高く、照射漏れしやすくなります。

照射漏れの判断方法

照射後毛が抜けない理由はここまで紹介したとおりさまざまですが、実は照射漏れを判別するコツがあります。それは抜けなかった箇所をよく観察してみることです。
周囲の毛が抜けているにもかかわらず一部分のみ固まって不自然に毛が残ってしまった場合、照射漏れの可能性が高いです。
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照射漏れが発覚した時にするべきこと

せっかく頑張って看護師さんが施術をしてくれたのに、わざわざその施術のミスを指摘するのは勇気がいりますね
しかしその一方で毛が残ったままなのに黙ったままでいるのも納得できません。

そんなときは残った毛を剃らずにクリニックで再診を受けるのがおすすめ。
ほとんどのクリニックでは看護師医師が肌を診ることが条件であるものの、照射漏れと判断した場合には無料で再照射が受けられます。
ただし、一部のクリニックでは残念ながら「照射漏れはありえない」として再照射を受け付けてくれないところもあります。
このような照射漏れのトラブルが心配な方は、ホームページで照射漏れの対応についてしっかり公表しているクリニックを選ぶと安心です

照射漏れがあった時ホームぺージで無料の再照射を約束しているのは、リゼクリニックです(全国19院展開)。
リゼクリニックならいざ照射漏れが発覚しても気まずい思いをすることなく、スムーズに対応してもらうことができます。

リゼクリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちら:リゼクリニックに通った人の残念な口コミ・良い口コミまとめ!

リゼクリニック公式サイト

医療脱毛でレーザーを照射したのに生えてくる理由

クリニックの医療脱毛に効果が無いと感じる理由の二つ目は、毛が抜けたあとに再び毛が生えてきた場合です。

照射当時に退行期や休止期だった毛は時間を置くと生えてくるから

上記でもすでに説明しましたが、クリニックのレーザー脱毛で効果が期待できるのはメラニン色素(黒い色)が豊富な成長期の毛のみです。
毛が生え変わるタイミングは1本1本バラバラなので、当然照射したときに退行期休止期の毛も存在します。
これらの毛にレーザーを照射しても効果がないため、時間が経って成長期に突入すれば当然毛が生えてくることになるのです。
このため照射後に毛が生えてくることは何も不思議なことではありません。

成長期の毛すべてにレーザーが照射できていなければ生えてくるから

クリニックの施術一回あたりの医療レーザー脱毛で効果がある成長期の毛の割合は、全体の毛のうち20%程度
理論上は2回の照射で40%分、3回の照射で60%分、4回の照射で80%分脱毛効果が期待できることになります。
このため少なくとも5回照射しないことには、成長期の毛すべてにレーザーを照射することはできません。
3回目4回目の照射後に毛が生えてきたとしても、何も不思議なことではないのです。

メラニン色素が少ない毛やまたは肌に色素沈着がある場合、レーザーの熱エネルギーの不足によって毛根を破壊するのが難しいから

ムダ毛のうち成長期の毛の割合が20%とすると、理論上は5回の施術100%すべての成長期の毛に照射が可能です。
しかし実際のクリニックの施術では成長期の毛に照射できたとしても、様々な理由で熱エネルギーが不足して脱毛効果が下がってしまう場合があります。
一つ目はレーザーを照射するムダ毛が細くて色が薄い場合です。背中太ももなど細くて色が薄い毛はメラニン色素が少なくなかなかレーザーが反応しません。
このためたとえ成長期のタイミングで照射できたとしても、熱エネルギーの不足によって毛根を破壊できなければ再び生えてきてしまう可能性があります。
また、デリケートゾーンのIラインOラインのように色素沈着がある箇所も、レーザーが肌に分散することで熱エネルギー不足し、毛根を破壊しきれない場合があります。
このような場合にも、照射後再び毛が生えてくる可能性があります。

以上の理由から、クリニックの医療脱毛であっても基本的に顔や背中、太ももなど細くて色が薄い毛が多い箇所は他の部位よりも施術回数が多くなりがちなのです。

毛抜きによる自己処理をした場合も、反応するメラニン色素が無いため毛が生えてくるから

毛抜きによる脱毛
ムダ毛の自己処理をする人の中には、毛抜きによって毛を毛根から抜いてしまう人もいます。
毛を抜いてしまうと、レーザーを照射したときに反応するメラニン色素が無くなってしまい、熱エネルギーを毛根に与えられなくなってしまいます。
根本的に毛を脱毛したいのなら、医療レーザー脱毛中は毛を抜くのではなく電気シェーバーによる自己処理がおすすめです。
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脱毛完了後でも、出産を経験するとホルモンバランスの変化で毛が生えることがあるから

出産後のホルモンバランスの変化
実は医療脱毛で脱毛が完了した場合でも、数年後に毛が生えてきてしまう場合があります。特に多いのが女性の妊娠です。
女性は妊娠するとホルモンバランスが一時的に変化し、お腹周辺などの毛が濃くなる場合があります。
しかしこのような変化は一時的なもので、出産後ホルモンバランスが元通りになると毛の状態も元通りになるので心配いりません。

医療脱毛の効果が無いと感じた時にやるべきこと

ここまで「医療脱毛でレーザーを照射したのに抜けない理由」、「医療脱毛でレーザーを照射したのに生えてくる理由」についてご紹介しました。
ここからは実際に医療脱毛の効果が無いと感じたときにやるべきことをご紹介します。

自分が通っているクリニックが導入した脱毛機の照射後の毛が抜けるまでの日数を再確認する

先ほどご紹介したように、クリニックの医療脱毛は照射したからといってすぐに毛が抜けるわけではありません。
また熱破壊式の脱毛機より蓄熱式の脱毛機の毛が抜けるまでの期間が長く、毛が抜けた実感が少ないという特徴があります。
クリニックで施術を受けたらまずは上記でご紹介した日数だけ肌の様子を見ることが大切です。
それでも毛が抜けないと感じたら、クリニックに連絡して相談してみましょう。

脱毛完了までに必要な施術回数を再確認する!メラニン色素が少ない毛ほど脱毛効果を実感しにくい

クリニックの医療脱毛はムダ毛に含まれるメラニン色素(黒い色)に反応する仕組みのため、両わきVラインなど太くて黒い毛に対する脱毛効果を実感しやすく、背中太ももなど細くて色が薄い毛に対してはなかなか脱毛効果を実感しにくくなります。
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毎日の保湿ケアを徹底してレーザーのお肌への浸透率を高め、施術時の痛みを減少させる

保湿する
潤ったお肌レーザーの浸透率が高くなるため脱毛効果が高まります。
またお肌の水分レーザーによる熱を吸収してくれるため、レーザーによるお肌のダメージをやわらげ施術時の痛みが軽くなるといったメリットがあります。
レーザーの出力をさげることで脱毛効果を下げないためにも、毎日の保湿ケアは徹底して行いましょう。
毎日の保湿ケアに特別に高価な化粧品は必要ありません。日常生活で顔に使用している化粧品乳液クリームなどで十分です。

日焼けに最大限注意し、レーザーを肌に分散させないことで脱毛効果を高める

日焼けした肌
ひじ下ひざ下など肌の露出が多い箇所は日焼けしやすくなります。特に真夏の季節は大量の紫外線が降り注ぎ、日焼けしやすい季節です。
クリニックの医療レーザー脱毛はメラニン色素に反応させるという仕組み上、お肌の日焼けによるメラニン色素の増加レーザーを分散させて脱毛効果を下げる原因となります。
肌を露出する箇所に対しては日焼け止めクリーム長袖長ズボン帽子などのアイテムが効果的です。

施術時の痛みに対してレーザーの出力を下げるのではなく、麻酔の使用を優先する

麻酔クリーム
医療脱毛はレーザーの出力が高いほど脱毛効果が高くなるため、施術の痛みによって出力を下げると、その分脱毛効果が下がってしまいます。
痛みを感じやすいデリケートゾーン(VIO)の脱毛に対しては麻酔を使うという方法もあります。
出力によって脱毛効果を下げたくないという方は、クリニックに麻酔の利用について相談してみましょう。
クリニックの医療脱毛の麻酔の料金は一部位1,080円~施術一回3,240円程度のところが多いです(レジーナクリニックは麻酔代が無料)。
高いクリニックでは10,000円近くするところもあるので、麻酔料金も把握した上でクリニックを選ぶのがおすすめです。
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毛抜きなど医療脱毛の効果を台無しにする自己処理を止める

毛抜きによって毛自体を抜いてしまうと、レーザーに反応するメラニン色素の部分が無くなるためレーザーを照射する意味がなくなってしまいます。
施術一回ごとの脱毛効果を高めるためにも、クリニックに通っている間は電気シェーバーで自己処理をするようにしましょう。
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脱毛したい箇所のムダ毛の種類に効果的な脱毛機を導入しているクリニックかどうか確認する

ジェントルレーズPRO
人間の体にはさまざまな種類のムダ毛が生えており、部位によって太さ色の濃さが異なります。
クリニックの医療脱毛はムダ毛のメラニン色素(黒い色)に反応する仕組みのため、太くて黒い毛に対する脱毛に関しては、ほとんどのクリニックで高い脱毛効果が期待できます。
一方、顔の産毛背中太ももなど細くて色が薄い毛はレーザーが反応しにくく、脱毛効果を出すのが難しくなります。
これらの細くて色が薄い毛が多い部位の脱毛を希望する方、または全身脱毛のように太くて黒い毛から細くて色が薄い毛まで脱毛したい方は、クリニックに導入されている脱毛機をしっかりチェックしましょう。

熱破壊式タイプのレーザーのうちアレキサンドライトレーザーは最もメラニン色素に反応しやすく、太くて黒い毛に高い脱毛効果を発揮します。
しかしその反面メラニン色素の影響を受けやすいため、産毛や細くて色が薄い毛に対しては熱エネルギーが不足してしまい、期待通りの脱毛効果が得られないことがあります。
このためアレキサンドライトレーザーが導入されているクリニックで全身脱毛を希望する場合は、アレキサンドライトレーザー以外にどんな脱毛機を組み合わせて施術を行うのか必ず確認しましょう。

ダイオードレーザーによる熱破壊式や蓄熱式タイプの脱毛機なら、一種類の脱毛機だけでも全身脱毛が可能です。
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毛周期を意識した施術間隔で、施術一回当たりの脱毛効果を最大限高める

クリニックの医療脱毛ではメラニン色素が最も豊富となるムダ毛の成長期に合わせて照射を重ねることが脱毛効果を高めるために大切となります。
このため早く脱毛を完了させたいからといって成長期の毛が生えそろっていないタイミングで施術を受けても、思い通りの脱毛効果を得ることはできません。
体の部位によっても異なりますが、基本的にムダ毛が成長期を迎えるタイミングは体で2ヶ月、顔で一ヶ月が一般的です。
クリニックのアドバイスをしっかり守って通えば施術5回程度でほぼ満足できる効果を実感できるでしょう。
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照射漏れだと思われる場合は、剃らずにクリニックで診てもらうこと

めったに起こることではありませんが、まれにクリニックの人為的ミスによって照射漏れが起こる場合があります。
照射漏れの対応については必ずクリニックの無料カウンセリングで確認しておきましょう。
たいていのクリニックでは照射漏れに対する保証期間を設定しており、その期間内に再診を受けて医師に判断してもらうことで、無料の再照射が受けられます。

クリニックの保証期間例

  • リゼクリニック…照射後4週間以内
  • 湘南美容外科クリニック…ジェントルレーズ:照射後2週間以内
  • 湘南美容外科クリニック…ウルトラ美肌脱毛:照射後4週間以内

※ただし湘南美容外科クリニックのVIO脱毛は毛が抜けにくいメカニズムのため、保証対象外
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まとめ

いかがでしたか?
今回は「効果が出ない理由」について「医療脱毛でレーザーを照射したのに抜けない理由」と「医療脱毛でレーザーを照射したのに生えてくる理由」に分けてご紹介しました。
「効果が出ない」と聞くと不安になるものですが、理由がわかれば冷静に判断することができます。
「医療脱毛の効果が無いと感じた時にやるべきこと」も合わせてご紹介したので、ぜひ実践してクリニックの医療脱毛で思い通りの肌を手に入れてくださいね。
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