2019.05.26

【医療脱毛】光過敏症によるアレルギーについて徹底解説【医師監修】

脱毛の窓口 光過敏症のアレルギーについて徹底解説

つるみ先生!相談があるんです。
今時間大丈夫ですか?

れいあさん、良いところに来ましたね。
今から休憩しようと考えていたところです。
どんな相談ですか?

良かった!あのね、私実はクリニックレーザー脱毛をしてみたいんです。
でも、太陽の光を浴びると光過敏症(多形日光疹)のアレルギー反応が出てしまうのが気になって…。

多形日光疹光過敏症の一種。
光過敏症は実は1種類の病気ではなく、その発生要因によってさまざまな疾患が存在する。
光過敏症は別名光線過敏症日光アレルギー光アレルギー紫外線アレルギーと呼ばれることもある。


以前に比べたらだいぶん症状は軽くなりましたけど、やっぱりときどき太陽の光を浴びた部分の肌が赤くなってブツブツができちゃうんですよね…。
私みたいにアレルギーがあると、やっぱり施術は難しいでしょうか?

なるほど、光過敏症でもレーザー脱毛の施術が受けられるかどうかが知りたいというわけですね。
そうですね…。光過敏症といっても実はいろんな種類がありますから、施術が受けられるかどうかはケースバイケースとなります。
同じ光過敏症でも症状の重さは人によって違いますし、肌だけにアレルギー反応があらわれる光過敏症だけでなく、神経他の臓器にまで影響を及ぼす光線敏症もありますからね。
ただ、れいあさんの場合なら、施術を受けられる可能性は十分ありますよ。
クリニックは医療機関ですから、患者の症状に合わせてを使用しながら施術することもできますからね。

え!ほんとに?良かった~。
じゃあ、クリニックに相談してみてもいいということですね?

はい、まずは自分の症状について正直に話してみて、アレルギー症状がある人でも安全に施術ができるかどうか医師判断してもらいましょう。

はい、そうします。私、もっと光過敏症脱毛について詳しく知りたいな…。

わかりました。それでは今回は…

  • そもそも光過敏症って何?太陽の光に敏感に反応してしまう原因
  • 安全なはずのによってアレルギー症状が起きるのはなぜ?光によって起きる薬剤性光線過敏症のメカニズム
  • 光過敏症でも脱毛の施術は受けることはできる?脱毛サロン医療脱毛クリニックの違い
  • 光過敏症は完治できる?光過敏症の治療最前線
  • 光過敏症が発覚したらどうしたらいい?具体的な行動手順
  • やっぱりかからないのが一番!光過敏症を予防、または再燃を防ぐには
  • 光過敏症でも施術が受けられるクリニックはどこ?相談が可能なクリニック

について解説していきましょう。

目次

結論:光過敏症でも脱毛をあきらめるのはまだ早い!レーザーに使用する赤外線でアレルギー反応がでなければ施術できる可能性あり

光過敏症とは太陽の光を浴びることで、肌に赤みやブツブツ、水ぶくれ、かゆみなどさまざまな症状があらわれる症状のこと。
普通の日焼けでも肌に赤みや炎症が起こりますが、光過敏症ほんの少し太陽の光を浴びただけでも肌が敏感に反応することが特徴です。

脱毛のためにレーザー光を肌に照射したときも同じように肌の反応があらわれる可能性があり、施術を受けられるかどうかが問題となります。

だたし、同じ光過敏症でもその症状の程度は人によってそれぞれ。
症状があらわれてもすぐに治る軽い症状の人もいれば、重症化して治るまで長期間かかる人もいます。
病気に対して診断治療ができない脱毛サロンでは、このような症状の程度に合わせた施術ができません
リスクを回避するため、光過敏症の症状が軽くても重くても同じように施術NGとするところがほとんどです。

だから脱毛サロンのホームページでは「当サロンは美容脱毛を提供しているため、健康状態が良好な方のみを対象としたお手入れをしています」といった表現がされているんですね。
一方、クリニックは医師が在籍しているため、光過敏症に対してその場で診断を行うことができます。
患者の症状の程度、既往歴、服用している薬の内容、生活環境など複合的な情報から治療法を検討できるため、脱毛サロンよりも症状に応じたきめ細かな対応が可能なんですね。

また、一般的に光過敏症の要因となる光の波長は、紫外線がほとんど(一部可視光線が原因の場合もある)。

紫外線:太陽に含まれる光の一種。
一見白っぽく見える太陽の光だが、実は紫外線や可視光線、赤外線などさまざまな光が交じり合っている。


波長:光の粒が一回波運動をするのに進む距離のこと。
1㎜の1,000,000(100万)分の1というとても小さな単位であらわされ、波長の長さの違いが光の特徴としてあらわれる。
太陽の光は波長の短い順に紫外線(200~380nm)、可視光線(380~760nm)、赤外線(760~1,000,000nm)と分類され、波長が短いほど強いエネルギーで肌に悪影響を与えることがわかっている。


レーザー脱毛で使用される光は赤外線と呼ばれる波長が多く、実は紫外線とは種類が異なります。


このため、外線が原因でアレルギー反応が出る人であってもレーザーの赤外線の照射によって同じ症状が出るとは限りません
レーザー脱毛で光過敏症のようなアレルギー反応が出るかどうかは、契約前のテスト照射で確かめることができます。

テスト照射:実際に施術に使う脱毛機のレーザーを肌に照射して、その反応を試してみること


だから、光過敏症の人であっても医師の問診の結果とテスト照射の結果次第では施術が受けられる可能性があるんですよ。
光過敏症だからと諦めていた人も、ぜひ一度クリニックの無料カウンセリングで施術が受けられるかどうか相談してみてください。

そもそも光過敏症って何?太陽の光に敏感に反応してしまう原因とは

ここまでの内容から、「光過敏症って太陽の光を浴びることでかゆみやブツブツなどお肌にトラブルが起きることなんだ」となんとなく理解できましたね。
しかし、実はここまで紹介した内容は光線過敏症の一部分に過ぎません。光過敏症の症状は太陽の光を浴びること以外にもさまざまな原因があるからです。
ここからは光過敏症を引き起こす原因に注目しながら、光過敏症について解説していきます。

外用薬や内服薬使用後、日光を浴びたことをきっかけにアレルギー症状があらわれる薬剤性光線過敏症

薬剤性光線過敏症とは、その名の通り薬剤(病気の治療のために使用する薬)を使用することがきっかけで発症する光線過敏症のこと。
光過敏症の中で唯一症状を引き起こす原因が明らかであり、過敏症の中で一番多く報告されている事例です。
薬剤には塗り薬湿布などの貼り薬(外用薬)の他、錠剤カプセル粉薬などの口から飲む薬(内服薬)の2種類が存在し、薬剤を使用する人ならだれでも発症する可能性があります

塗り薬や貼り薬を利用した場所に限定して症状がでる光接触皮膚炎

光接触皮膚炎とは外用薬を使用したときに肌に異常があらわれる光過敏症のこと。
光接触皮膚炎で特に多いのが、痛み炎症を鎮める湿布薬です。
湿布薬をはがした後でも肌に薬の成分が残っているため、湿布を剥がした部分太陽の光を浴びると湿布の形のまま肌が赤くなり、ブツブツ水ぶくれができます。
このような湿布薬は薬を使用しなくなって2~3週間程度経過しても、太陽の光を浴びると症状があらわれてしまいます。
薬を使用したのを忘れたころに症状があらわれることに注意が必要です。

内服薬を服用したあと、光を浴びた部分に広範囲に症状があらわれる光線過敏型薬疹

光線過敏型薬疹体内に取り込まれた薬の成分皮ふに到達したあと、太陽の光薬の成分が反応して肌に赤み水疱ができます。
口から飲む内服薬薬の成分血液にのって全身に運ばれるため、光を浴びた部分に幅広く症状があらわれることが特徴です。
内服薬はさまざまな病気の治療薬として使用されるため、外用薬よりも多く光線過敏症例が多く報告されています。
年齢を重ねると病気の影響で薬を使用する機会が増えるもの。
このため、成人の光線過敏症では真っ先にその要因として光線過敏型薬疹が疑われます。
次に、アレルギー反応を起こす物質がはっきりと判明していない光過敏症についてご紹介していきましょう。

光接触皮膚炎や薬剤性過敏型薬疹発症後、薬を利用していないにもかかわらずアレルギー症状があらわれる慢性光線型皮膚炎

上記の光接触皮膚炎光線過敏型薬疹の症状が現れた場合、まずは原因の薬剤の使用を中止し太陽の光を避ける治療が行われます。
大抵は薬剤成分を体内から取り除くことでアレルギー症状が鎮まるものの、薬剤の使用を中止しても症状が継続してしまう場合があります。
このような状態を慢性光線型皮膚炎と呼んでいます。
なぜ薬剤が関係していないのにアレルギー症状があらわれてしまうのか、その理由はまだ解明されていません。
以前は薬剤の使用を中止しても肌に微量の成分が残っていると考えられていましたが、現在では太陽の光を浴びることで肌にアレルギーを引き起こす何らかの物質が新たに作られるとする考え方が主流です。

体に蓄積したポルフィリンが光を浴びることで活性酸素を発生させ、皮膚にダメージを与えるポルフィリン症

ポルフィリン症は10万人に一人(0.00001%程度)発症すると推測される稀な疾患です。
ポルフィリン症は、ヘムと呼ばれるタンパク質を作るために必要な酵素が不足することによって発症します。
ヘムは血液の赤い色を作り出すことに欠かせない成分で、骨髄や肝臓で8種類の酵素から作られています。

ポルフィリン症では酵素が不足しているため、ヘムを完成させることができません。
このため、ヘムを作る過程で発生した未完成のポルフィリン物質が体に蓄積し、肌にあるポルフィリンが太陽の光と反応して活性酸素を発生させてしまうのです。

活性酸素には強力な酸化作用があり、肌の細胞酸化させてしまいます。
この結果ポルフィリン症ではピリピリとした灼熱感痛み水ぶくれなどの症状があらわれるのです。
カットしたりんご茶色に変色したり、公園にある金属製の遊具さびるのは、空気中の酸素によって酸化させられてしまったから。
ポルフィリン症の肌でも同じような現象が起こります。
ポルフィリン症では根本的な治療法は見つかっていませんが、太陽光を避けることで症状の悪化を防ぐことができます。

紫外線によるDNAの傷を修復できない先天障害から、強い日焼け症状が現れる色素乾皮症

色素乾皮症は日本では2.2万人に一人0.000045%程度、300~600人程度の患者数)発症すると言われる稀な疾患で、子供時代から青年期にかけて発症しやすいという特徴があります。
色素乾皮症にはDNAにできた傷を修復できないという先天的な障害があり、ほんの少しの太陽を浴びただけでも極端な日焼けの症状があらわれます。
陽射しの強い夏に、海などで日焼けをした場合に肌にあらわれる赤い炎症紫外線B波によるもの。
波長の短い紫外線B波はエネルギーが強く、肌の表皮を通過してDNAに傷を作ることが知られています。

元々人間の肌には紫外線B波などによってDNAが傷ついてもそれを修復する能力が備わっているため、通常では短時間紫外線を浴びただけなら傷を修復して元通りにすることができます。
しかし、色素乾皮症は傷の修復ができないため、日焼けを繰り返しているうちに皮膚がんに発展する確率が高くなるのです。
根本的治療法は発見されていませんが、徹底的に太陽の光を遮光することで皮膚がんの発症を防げるケースも増えてきています。

ただし病気の原因が不明であるため、肌以外にあらわれる聴力低下知的障害の治療は望ましい効果を発揮できていません。

自分の体の成分を誤って攻撃する免疫疾患で、日光を浴びることをきっかけに発症することが多い全身エリテマトーデス

全身エリテマトーデスは日本で5万人の患者0.01~0.1%程度の発症率)がいると推定されており、主に20~30代の若い女性に見られる疾患です。
原因は不明ですが、本来ならウイルスなどの病原菌を撃退するための免疫機能が誤って自分自身の体を攻撃してしまうことが原因と考えられています。
自分の体の成分を体外に排除しようする結果、全身のさまざまなところで炎症が引き起こされてしまうのです。

この全身エリテマトーデスを発症するひとつのきっかけとして、太陽の光を浴びることが報告されています。
太陽の光を浴びると他の光過敏症と同じように、肌にブツブツ赤み水ぶくれなどの症状があらわれます。

治療では、自分自身の体を攻撃する免疫反応を抑えるために副腎皮質ステロイドと呼ばれる薬が使用されます。
現在では病気の早期発見が可能になったこと、薬によって免疫反応をコントロールできるようになったことから、発病から5年後も95%以上の方が生存できるまでに治療の成果があがっています。

免疫細胞の一種であるT細胞がEBウイルスに感染し、日光が当たる部位に広がって水疱があらわれる種痘様水疱症

種痘様水疱症の発症率は不明であるものの、一年間に10~20人と推定される稀な疾患です。
太陽の光を浴びると手の甲に中心が陥没した水ぶくれができたあと、傷跡を残して治癒する過程を繰り返します。
そのまま放置しても思春期ごろに症状が出なくなる例も多く報告されていますが、一部では全身症状が出る慢性活動性EBV感染症に発展する人もいます。
EBウイルスが関わっていることがわかっているものの、どのようにしてT細胞に感染するのかはわかっていません(EBウイルス自体は日本人の多くが免疫を持っているありふれたウイルスで、症状が現れることははまれです)。
原因不明の疾患なので標準となる治療法はまだ確立されておらず、太陽の光を避けることが唯一の治療法となります。
全身に症状が現れる場合は、炎症をおさえるためにステロイド内服することが治療法として検討されます。

光を浴びることで、肌にアレルギー物質が作られて蕁麻疹があらわれる日光蕁麻疹

日光蕁麻疹は人口のうち0.075~0.1%程度発症する疾患で、太陽を浴びた数分後みみず腫れブツブツ赤みなどの症状が現れます。
日光蕁麻疹は太陽の光を浴びてからの反応の速さに特徴があり、太陽の日の当たらない屋内日陰に移動すると30分~数時間程度で症状は消えてしまいます。
症状が起こる原因は不明ですが、太陽光を浴びることで肌にアレルギー物質が作られることが原因と考えられています。
ヒスタミンの分泌を抑制する薬を飲むことで、症状予防することができます。

原因不明で他の光線過敏症の除外診断として分類される多形日光症

多形日光症とは特定の疾患ではなく、光過敏症のうち他の症状にあてはまらない原因不明の症例を除外診断として集めたもの。
このため、多形日光疹は人口のうち10%と最も多い割合となっています。
基本的には10~20代の若い女性に多く、太陽の光を浴びる部分に赤みブツブツ水ぶくれができます。
そのまま放置しておいても自然に治ることが多いですが、症状がひどいときは炎症を抑えるステロイドを肌に塗ることで早く治すことができます。
一度発症すると慢性化することが多いものの、症状は少しずつ軽くなる傾向にあります。
アレルギー症状を予防するには、やはり太陽の光を避けることが一番効果的です。
ここまでさまざまな種類の光線過敏症を紹介してきましたが、自分にあてはまりそうな症状はありましたか?
上記の光線過敏症の中では薬剤に関係する光過敏症が最も報告例が多く、だれにでも起こり得る可能性があります。
ここからは薬剤によっておこる光過敏症のメカニズムについて迫っていきましょう。

安全なはずの薬によってアレルギー症状が起きるのはなぜ?光によって起きる薬剤性光線過敏症のメカニズム

人間の体に直接働きかけるため、その安全性副作用の程度が厳しく問われます。
このため薬が研究開発され実際に患者が利用できるまでには多くの試験をクリアする必要があり、新薬が誕生するまでにおよそ10~18年かかるのが一般的です。
病気に効果が期待できる新たな成分が発見されても、それだけで薬として販売することはできません。
薬の成分が安全かどうか、副作用がないかについてまずは動物実験を通じてあらゆるさまざまな角度から試験がおこなわれます。
そしてその成分の人に対する安全性がある程度予測できた時点で初めて、人を通じた試験(治験と呼ばれる)を行うことができるのです。
治験を通過しても、薬を製造販売するには承認審査をクリアする必要があります。
このようにいくつものハードルを乗り越えてやっと新薬患者に届けられるのです。
実は薬の一部に太陽の光との相乗効果で副作用があらわれることがわかったのは、ここ最近のこと。
それまでは薬の成分太陽の光によって副作用を起こすとは考えられてもいませんでした。
しかし、実際に薬によって症状があらわれた患者について研究をすすめるうち、薬の成分がもたらす問題点が明らかになってきたのです。

光によって化学変化した薬剤が肌にダメージを与える光毒性反応

光過敏症と聞くと、肌にかゆみやブツブツができるアレルギー反応が思い浮かびますね。
しかし、実は光過敏症にはアレルギー反応とは無関係な症状も存在します。
それが光毒性反応と呼ばれるものです。

光毒性反応は摂取した薬の成分太陽の光を浴びることで化学変化し、直接肌の細胞にダメージを与える反応のこと。
化学変化した薬剤そのものが肌にダメージを与えることもありますし、太陽の光を浴びた時に発生した活性酸素が強力に酸化させることもあります。
その結果、肌が赤くなったり、水ぶくれやむくみ、色素沈着といった症状があらわれてしまうのです。

アレルギー反応と違うのは、反応を起こすのに十分な薬の量と光があればだれにでも症状があらわれること。
光を浴びて数分から数時間で肌に症状があらわれる反応の早さも大きな特徴です。
光毒性反応は原因となる薬剤を中止、または太陽の光を避けることで予防することができます

光毒性反応を起こすことで知られる薬剤

太陽の光を浴びることで光毒性反応を起こす薬剤として報告されている薬剤(薬の種類と配合されている有効成分)は以下の通りです。
薬の成分名は医療関係者でなければ馴染みがないものばかりですが、一般人でも薬の処方箋説明書をみればどんな成分が配合されているのかを確認できます。

+化学療法剤:淋菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌など細菌感染症の治療薬

スルファニルアミド(別名サルファ剤)
ナリジクス酸

+精穏鎮静剤:統合失調症などの精神疾患の治療薬

クロルプロマジン

+抗うつ薬:うつ病の治療薬

イミプラミン
クロミプラミン

+抗生物質:感染症の治療薬。ブドウ球菌やレンサ球菌などの菌の繁殖を抑制する

デメチルクロルテトラサイクリン

+利尿剤:むくみや高血圧の治療薬。尿の量を増やし、体内の余分な水分の排出を促すことでむくみを改善する。血管を循環する血液の量を減少させることで高血圧も改善できる。

クロロチアジド
フロセミド
メチクラン

+抗炎症薬:関節の炎症や腰痛などの痛みを軽減する治療薬

ベノキサプロフェン
ケトプロフェン
ピロキシカム

+糖尿病薬:糖尿病の治療薬。インスリンの分泌を促す作用がある。

トルブタミド
クロルプロパミド

+抗真菌剤:カンジタ菌や放線菌など真菌による感染症(カンジタ症、放線菌症など)の治療薬

グリセオフルビン

+光化学治療薬:尋常性白斑など紫外線療法にて肌の光感受性を高めるために使用する薬剤

8-メトキシソラレン(メトキサレン)
ヘマトポルフィリン

+消炎鎮痛薬:炎症や痛みを改善する治療薬

アザプロパゾン

+抗ヒスタミン剤:炎症の原因であるヒスタミンの分泌を抑制することでアレルギー症状を緩和する薬

プロメタジン

+催吐剤:鎮量剤:吐き気や嘔吐、目まいや耳鳴りを改善する治療薬

ペルフェナジン

光によって化学変化した薬剤を体から排除しようとして起こる光アレルギー性反応

実は光アレルギー性反応光毒性反応と違って、誰にでも起こるわけではありません。
光アレルギー性反応とは、異物を体外に排出しようとする免疫反応のエラーによって起こるからです。

免疫反応とアレルギー反応の違いとは

本来人間の免疫反応は、ウイルス病原菌など体に悪影響を及ぼす異物が体内に侵入してきたとき、これらを撃退して体を守る役割を果たしています。
発熱するのはウイルスの増殖を抑えて免疫細胞を活性化させるため。
そして、下痢をするのは体に悪い異物を早く体外に排除するための仕組みです。
下痢も両方ともつらい症状ですが、このような状況をあえて体が作り出すことで異物を排除しようとしているのです。
症状がつらいからといって解熱剤下痢止めを使用すると、症状は楽になっても病気そのものの回復を遅らせてしまう場合もあるのです。
一方、アレルギーとは人間の体に対して無害な物質を体外に排除しようとして起こる反応のこと。
なぜ人間の体に無害な物質を異物として認識してしまうのか、その仕組みは十分に解明されていません。
良く知られているのは花粉アレルギーダニアレルギー食物アレルギーなどで、これらの物質を体が異物だと認識した人にだけアレルギー反応があらわれます。
一般的に花粉ダニのようなアレルギーを引き起こす物質のことをアレルゲン、または抗原と呼んでいます。

一般的なアレルギーと光アレルギーの違いとは

光アレルギー他のアレルギーとの最大の違いは、アレルギー症状を引き起こすのに光を必要とするか否か
薬剤性光線過敏症の光アレルギーでは、太陽の光を浴びることで肌にある薬剤の成分が化学変化を起こします。
この化学変化した成分を体が異物として認識して初めて、薬剤性光線過敏症のアレルギー症状があらわれるのです。
このため、光が関係しないアレルギーは光アレルギーとは呼びません。
光アレルギー性反応の場合、薬剤の成分を異物だと体が記憶しているため、光を浴びるたびに何度もアレルギー反応が起きてしまいます。
たとえ薬剤の成分が微量であってもアレルギー反応があらわれてしまうところが、光毒性反応との違いです。

光アレルギー反応を起こすことで知られる薬剤

太陽の光を浴びることで光アレルギー性反応を起こすと報告されている薬剤(薬の種類と配合されている有効成分)は以下の通りです。
薬の成分名医療関係者でなければ馴染みがないものばかりですが、一般人でも薬の処方箋説明書をみればどんな成分が配合されているのかを確認できます。
過去に薬剤性光線過敏症が報告された薬は治療に使用しなくなる傾向があるため、報告される薬剤の成分は時代によって変化します。
光アレルギー反応があらわれる人の場合、過去にアレルギー症状があらわれた薬剤だけでなく、その薬剤に似た構造を持つ別の薬剤成分にもアレルギー症状がでてしまうことがあるため注意が必要です(交叉感作と呼ばれる)。

+抗菌剤:ブドウ球菌やレンサ球菌などの細菌感染症の治療薬

ガロゲン化サリチルアニリド
スルホンアミド

+抗真菌剤:カンジタ菌や放線菌など真菌による感染症(カンジタ症、放線菌症など)の治療薬

グリセオフルビン
フェンチクロル
マルチファンギン
ジャディット

+抗ヒスタミン:アレルギー症状を緩和する薬。炎症の原因であるヒスタミンの分泌を抑制できる。

プロメタジン
ジフェンヒドラミン

+利尿薬:むくみや高血圧を改善する治療薬。尿の量を増やして体内の余分な水分の排出を促したり、血管を循環する血液の量を減少させることができる。

クロロチアジド
フロセミド
メチクラン

+降圧利尿剤:高血圧を改善する治療薬。尿の量を増やし体内の余分な水分の排出を促すことで、血液の量を減少させる。

キネサゾン

+糖尿病薬:糖尿病の治療薬。インスリンの分泌を促すことができる。

トルブタミド
クロルプロパミド

+静穏鎮静剤:統合失調症など精神疾患の治療薬

クロルプロマジン
レボメプロマジン
ペルフェナジン

+抗がん剤:がんの治療薬

5-フルオロウラシル
ティーファー

+狭心症薬:狭心症の治療薬。心臓へ酸素や栄養素を送る血管を広げることで胸痛を改善する

ジルチアゼム

+抗不整脈剤:不整脈の治療薬

キニジン

+駆虫剤:ニキビの治療薬

ビチオノール

+消炎鎮痛薬:炎症や痛みを改善する治療薬。解熱効果もある。

ベンジダミン
アザプロパゾン

+光化学治療薬:尋常性白斑など紫外線療法にて肌の光感受性を高めるために使用する薬剤

8-メトキシソラレン
5-メトキシソラレン

+抗マラリア剤:マラリアの治療薬

キニーネ

+抗うつ剤:うつ病の治療薬

イミプラミン

+脳代謝賦活剤:注意欠陥多動性障害の治療薬

ピリチオキシン

以上を見ると、光過敏症の原因となる薬剤が病気の種類を問わずたくさんあることがわかりますね。
このような光線過敏症のリスクがあるには、取扱説明書光線過敏症に関する注意事項が記載されています。
注意事項を守って薬を使用し、太陽の光を浴びなければ症状があらわれることはありません。
また、万が一肌に異常があらわれても、薬を中止するか変更することで症状を予防することができます。

光過敏症でも脱毛の施術は受けることはできる?脱毛サロンと医療脱毛クリニックの違いとは

薬剤による光線過敏症への影響も心配ですが、光過敏症の方にとっては脱毛サロンや医療脱毛クリニックで施術が受けられるかどうかの方が気がかりですね。
ここからは光過敏症と脱毛の関係について解説していきましょう。
これまでご紹介してきたように、光過敏症はその要因によってさまざまな疾患が存在します。
同じ疾患でもその症状の重さは人によって違うため、これらの違いが脱毛の施術に影響してくるのです。
また光過敏症の症状のきっかけとなる太陽の光は、たった一種類ではありません。
太陽の光は紫外線可視光線赤外線が交じり合って白く見えているため、紫外線可視光線赤外線のどの波長が光過敏症に影響を与えているのかは疾患によって変わってきます。

光過過敏症を引き起こす太陽の光の波長の違いとは

太陽の光は波長が短いほどエネルギーが大きく、短時間で肌に悪影響を与えることが分かっています。
一方、波長の長い光はエネルギーが小さいものの、長い時間をかけてじわじわと肌に悪影響を与えます。
良く知られているのは紫外線B波(UVB)による日焼けの炎症
波長が短い紫外線B波(UVB)は肌の表皮にまでしか届きませんが、強い日差しを浴びるとまもなく肌に赤み水ぶくれなどの炎症があらわれます。
一方紫外線には、紫外線B波(UVB)よりも波長が長い紫外線A波(UVA)と呼ばれる光もあります。
紫外線A波(UVA)は肌の真皮まで到達し、何年もの年月をかけてしわを作ることがわかっています。

波長の違い 肌に届く深さ
紫外線B波 280-315 nm 表皮まで
(0.1~0.2mm)
紫外線A波 315-380 nm 真皮まで
(1~4mm)
可視光線 380-760 nm 真皮まで
(1~4mm)
赤外線 760-1,000,000㎚ 皮下組織まで
(2~9mm)

※お肌は表面から表皮、真皮、皮下組織3層で成り立っている
そして、光過敏症に関係する太陽の光の波長は以下の通り。
光過敏症の原因となる波長のほとんどが紫外線ですが、紫外線B波の場合もあれば紫外線A波のこともあります。
そして一部の疾患では太陽の可視光線が影響を及ぼしているものもあります。

疾患名 要因 原因となる
主な作用波長
光接触皮膚炎 外因性物質
(薬剤)
315~380 nm
(紫外線A波)
薬剤性
過敏型薬疹
外因性物質
(薬剤)
280~380 nm
(紫外線A波
または
紫外線B波)
慢性
光線型皮膚炎
自己免疫 280~760 nm
(紫外線B波から
可視光線まで)
日光蕁麻疹 アレルギー 380-760 nm
(可視光線)
多形日光疹 原因不明 280~380 nm
(紫外線A波
または
紫外線B波)
ポルフィリン症 内因性物質
(ポルフィリン)
315~760 nm
(紫外線A波から
可視光線まで)
色素性乾皮症 DNA
修復異常
280~380 nm
(紫外線A波
または
紫外線B波)
エリテマ
トーデス
内因性物質 280~380 nm
(紫外線A波
または
紫外線B波)
種痘様水疱症 ウイルス 315~380 nm
(紫外線A波)

そして、脱毛サロン(IPL光脱毛)医療脱毛クリニック(レーザー脱毛)施術で使用される光の波長は次の通りになります。

施術に使用する
レーザー(光)の種類
波長の違い
アレキサンドライト
レーザー
755nm
(可視光線)
ダイオードレーザー 810nm
(赤外線)
ヤグレーザー 1064nm
(赤外線)
IPL(光)
(インテンス・
パルス・ライト)
500-1200nm
(複合波長:可視光線
から赤外線まで)

以上からわかるように、クリニックのレーザー脱毛では光過敏症の原因に多い紫外線の波長が使用されていません。
このため、レーザーの赤外線(可視光線)に対してアレルギー反応がでなければ、紫外線で光過敏症の症状があらわれる人でも脱毛できる可能性があるのです。

病気の診断、治療が不可能な脱毛サロンは一律施術NGのところが多い

脱毛サロンの光脱毛(IPL脱毛)はいろいろな波長の光が交じり合っているため、紫外線の波長は含まれていないものの、一部可視光線の波長が含まれています。
可視光線に反応してしまう光過敏症の人の場合、脱毛サロンのIPLの光にも反応してしまう可能性があります。
また、光脱毛(IPL脱毛)を提供する脱毛サロン医療機関ではないため、万が一施術によってアレルギー反応があらわれたときに十分な対応ができません。
施術によるトラブルを回避するために、光線過敏症の人は症状の重さを問わず施術NGとするところがほとんどです。

医療機関であるクリニックでは、医師の診断やテスト照射の結果次第では施術可能なところもあり

一方医療脱毛クリニックでは、すべてのクリニックで光過敏症の施術をNGとしているわけではなく、条件付きで施術が受けられるところが存在します。
光線過敏症の方でも施術が受けられる可能性があるのは次の場合です。

  • コース契約前に実施したレーザーのテスト照射アレルギー反応が出なかった場合、または反応が少なかった場合
  • 過去の既往歴現在の肌の状態現在の薬の使用状況など医師が診て施術をしても問題が無いと判断した場合

クリニックでは脱毛機の種類によってレーザーの波長を切り替えられるため、脱毛機を変えることで施術が可能になる場合もあります。
ただしごく稀にレーザーに使用する赤外線光過敏症のきっかけとなる場合があり、クリニックでも光過敏症の人の施術をNGとするところもあります。

光過敏症は完治できる?光過敏症の治療最前線

太陽の光を浴びるたびにあらわれる肌の赤みやブツブツ。
可能であれば完全に治して堂々と太陽の光を浴びられるようになりたいものですね。
光過敏症完治させることはできるのでしょうか?

光過敏症の治療は、遮光や原因物質を避ける対症療法がほとんど

残念ながら人間の体に起きるアレルギーの仕組み(なぜ無害な物質を体が排除しようとするのか)については、まだ十分に解明されていません。
いったんその物質を異物だと体が記憶すると、原因物質が体内に入る(作られる)度にアレルギー症状があらわれてしまいます。

このため根本的に光過敏症を治すことは難しくアレルギー反応を引き起こす物質を避けて太陽の光を浴びないことがどの光過敏症にも共通する治療方針になります。

アレルギー反応を引き起こす物質について明確に特定できるのは薬剤性光線過敏症光接触皮膚炎薬剤性過敏型薬疹)。
原因となっている薬剤を中止または変更することで、太陽の光の影響を無くすことができます。
一方、原因を取り除くのが難しいのが、薬剤性光線過敏症以外の光過敏症です。
慢性光線型皮膚炎日光蕁麻疹多形日光疹などはアレルギーを引き起こす原因物質がよくわかっていないため、原因物質をそもそも避けることができません。
また、代謝異常自己免疫疾患による光過敏症もアレルギーの要因体内にあるため、原因物質を避けることができません。
このように原因物質を避けることが難しい場合には、遮光を徹底することで症状の発生を予防することができます。
アレルギー症状がひどく出てしまった時には、抗ヒスタミン剤ステロイド剤免疫抑制剤など症状を鎮める薬を処方することで対処します。

多形日光疹や日光蕁麻疹、慢性光線過敏症皮膚炎など一部の光線過敏症では光線療法による脱感作療法の効果が期待できる

光過敏症のアレルギー反応の問題点は、体に対して無害な物質に対して免疫反応が過剰に働いてしまうこと。
逆に言えば、過剰な免疫反応をコントロールできればつらい光過敏症の症状に悩まなくてすむことになります。
実は紫外線には日焼け以外に免疫を抑制する働きがあることがわかっており、この働きを上手く活用することで光過敏症の過剰な反応を抑えることができます。

実際に治療の現場で行われているのは、薬剤ソラレン(psoralen)紫外線A波(UVA)とを組み合わせたPUVA(プーバ)療法
波長の長い紫外線A波はエネルギーが低いため、あえて光毒性反応を持つソラレンと組み合わせることで肌の光への感度を高めて治療を行います。

人工的にコントロールした紫外線A波を少量ずつ照射し、その分量を少しずつ増加していくことで脱感作(アレルギー反応を少なくする試み)を目指していくのです。
週に1~2回照射を行い、症状が軽くなると次第に治療間隔(例:2週間に一度)を空けていくことが一般的です。
また最近紫外線療法で主流となっているnarrow band(ナローバンド) UVB 療法でも、治療の成功例が報告されています。
軽い症状の方であれば炎症をおさえる抗ヒスタミン剤ステロイド剤対症療法でも十分ですが、アレルギー反応が強く出てしまう方や対症療法に満足していない方は上記のような光線療法も試してみると良いでしょう。
ただし、PUVA(プーバ)療法のような紫外線を使用する治療法は、その副作用として日焼け症状があらわれます。
クリニックのレーザー脱毛やサロンの光脱毛は、レーザーを毛のメラニン色素(黒い色)に吸収させ、発生した熱によって毛を作る組織の活動を停止させる仕組み。
日焼けによって肌にメラニン色素が増えると火傷をするリスクが高まってしまうため、日焼けを避けるように指導されることが一般的です。
このためPUVA(プーバ)療法などの光線療法を受けている場合は、光過敏症の症状が出なくなっても日焼けが落ち着くまでは脱毛の施術は受けられません。

光過敏症が発覚したらどうしたらいい?具体的な行動手順とは

光過敏症は決して他人事ではありません。確率は高くないものの、100%自分には起こらないとは言い切れないからです。
もし、太陽の光を浴びて普段感じないような強い反応が肌にあらわれてしまったらどうしたらいいのでしょうか?

皮膚科専門医でパッチテストや光貼付テストを受けて、原因を特定しよう

光過敏症で一番大切なことは、症状が起きた原因を特定することです。
特にアレルギー性反応を起こしている場合は、体がその物質を異物として記憶してしまっているため、今後何度でもアレルギー反応があらわれる可能性があります。
肌に異常を感じたら、以下のポイントについてまずは整理してみましょう。

  1. 太陽の光を浴びたか否か(太陽の光が無関係なら光アレルギーではなく通常のアレルギー反応になる)
  2. どの程度の時間太陽の光を浴びたのか
  3. 太陽の光を浴びたことでどんな肌の異常があらわれたのか
  4. 薬を使用している場合は、どんな薬を使用しているのか

上記のポイントを医師に伝えることで、光過敏症かどうか診断がしやすくなります。
肌を医師が直接診察した上でパッチテスト光貼付テストをすることで、原因の薬剤(薬を使用している場合)や原因となっている光の波長特定し、今後の治療に役立てることができます。

脱毛クリニックに通っている場合は、再診で今後の施術について相談すること

クリニックの契約時には何も問題が無くても、通っている期間中に光過敏症になる場合もありえます。
光過敏症を発症する確率はそれほど高くありませんが、万が一症状があらわれたら正直に通っているクリニックに相談しましょう。
その時の肌の状態光過敏症の原因を元に、今後の施術について医師が判断してくれます。

ごくまれにレーザー脱毛によって光過敏症を発症することもある

めったにないことですが、実は0.3%という割合レーザー脱毛後に光過敏症を引き起こす例が報告されています。
この場合も、他の光過敏症と同じようにはっきりと原因が解明されているわけではありません。

レーザーを照射したときに肌になんらかの物質が作り出され、その物質を体が異物として認識したためにアレルギー症状があらわれると考えられています。

レーザー照射後6時間~12時間程度経過してから蕁麻疹のような症状があらわれるのが特徴で、上半身よりも下半身に報告例が多い傾向があります。
施術後にアレルギー反応が出てしまったら、どうしたらいいかわからなくなってしまいますね。
しかし、その心配はありません。クリニックは医療機関であるため、その場で治療を行うことができるからです。
出てしまったアレルギー反応に対しては、ステロイド剤が処方されます。このステロイド剤をお肌に塗ることで症状を落ち着かせることができるのです。

一方、問題になるのが今後の施術です。いったん体は異物だと認識すると、今後何度でも外部に排出しようとしてアレルギー反応を起こしてしまいます。
実はこのようなアレルギー反応に対しては、施術前にステロイド剤を内服する治療が効果的。
事前にステロイド剤を体内に入れておくことで、施術後のアレルギー反応を予防しながら施術を進めることができます。

この結果、たとえアレルギー反応が出ても施術を断念することなく最後まで脱毛を完了させることができるのです。

やっぱりかからないのが一番!光過敏症を予防、または再燃を防ぐには

ここまで光過敏症種類治療方法脱毛との関係についてご紹介してきました。
しかし、一番理想的なことはやはり光過敏症を予防することですね。
光過敏症を予防、または一度現れた症状を今後出ないようにすることはできないものでしょうか?

遮光を徹底して太陽の光を浴びなければ、光過敏症の症状の予防は可能

光過敏症はその原因について解明されていない部分が多いため、発病を100%予防することはできません。

しかし、どの光過敏症でも光を浴びることを引き金に症状があらわれることがわかっており、遮光を徹底することで症状が出ないようにコントロールすることが可能です。

太陽による紫外線光過敏症のアレルギーの原因となるだけでなく、シミそばかすしわたるみなどお肌に悪影響を与えます。
このため、若々しく美しい肌を維持する目的紫外線対策を実施していれば、それが自然に光過敏症の予防につながります。
またサロンの光脱毛やクリニックの医療脱毛では日焼けを避けるように指導されるため、注意事項を守れば自然に光過敏症対策になります。
よく見逃されることですが、実は紫外線の紫外線A波紫外線B波ではその波長の長さによって窓ガラスへの透過率が違います。
波長の短い紫外線B波窓ガラスでほとんどカットできますが、波長の長い紫外線A波窓ガラスをすり抜けて室内にも入ってきます。

このため、たとえ室内にいても紫外線A波の影響を受けていることは忘れてはいけません
紫外線は晴れの日だけでなく、曇りの日雨の日でも雲を突き抜けて地上に降り注いでいます。
雨の日なら30%程度に減少しますが、曇りの日なら60%程度、薄い曇りの日なら80~90%の紫外線が地上に降り注いています。
紫外線対策をするなら、腫れ・雨・曇り関係なく毎日実施する必要があります。
一方、光過敏症の要因となるのは、紫外線だけではありません。
光過敏症の人の中には、紫外線だけでなく可視光線に反応してしまう人もいるからです。
市販の日焼け止めは紫外線A波や紫外線B波を防御することができますが、可視光線には効果が期待できません。
このため、可視光線が原因で症状があらわれる人は、日焼け止めだけでなく衣服帽子サングラス手袋などの物理的手段も合わせて遮光を徹底する必要があります。

日焼け止めを選ぶ目安:SPF紫外線B波を防ぐ指数、PA紫外線A波を防ぐ指数
例)買い物洗濯など短時間の外出の目安:SPF10/PA+(3時間程度)
例)通勤など外にいる時間がある程度長い場合の目安:SPF15/PA+(5時間)
低)プールに遊びに行く場合の目安:SPF50/PA+++(ウォータープルーフ)(16時間)


光過敏症の原因を特定できる光線過敏型薬疹、光接触皮膚炎では、アレルギー反応のリスクのある薬を使用しないことが大切
薬剤性光線過敏症は、薬剤太陽の光によって化学変化を起こすことによって症状があらわれます。
このため、原因となる薬剤さえ使用しなければたとえ太陽の光を浴びても症状があらわれることはありません。
しかし、薬剤性光線過敏症のリスクがあっても薬の使用を中止できない場合もあります。
それは同じ効果が期待でき、かつアレルギー症状がでない代替薬が存在しない場合です。
薬を中止すると病気が悪化するため、たとえ薬剤性光線過敏症のリスクがあっても薬を継続せざるを得ません。
このような場合には、遮光を徹底することが最大の予防策となります。太陽の光を浴びなければ、薬剤化学変化を起こすことはないからです。

ただし、一般人にとって光過敏症のリスクのある薬を見分けるのは難しいもの。
病院やクリニックで薬を処方してもらう場合は、専門家である医師がそのリスクを判断してくれます。
注意しなければいけないのは、ドラッグストアで薬を購入する場合です。
光過敏症の原因として報告されている一部の消炎湿布などは第2類医薬品に分類され、薬剤師の説明を聞かなくても入手することができます。
このため何も考えずに薬を使用すると、光過敏症を発症するリスクがあるのです。

薬を使用する場合は、処方された薬の説明書をよく読み使用法を守ること

薬剤性光線過敏症のリスクを予防するには、薬剤師からの説明や薬の説明書の内容をよく理解し、正しく使用することが大切です。
薬剤性光線過敏症のリスクが報告されている薬剤には、説明書欄に光線過敏症への注意点の記載があります。
説明書の記載通り遮光を忘れなければ症状があらわれることはありません。

薬使用後に発疹などのアレルギー反応が現れた場合は、薬の使用を中断して医師に相談すること

薬剤の使用によって万が一アレルギー症状があらわれてしまった場合は、すぐにその薬を中止し医師に相談しましょう。
あらわれているアレルギー症状は、抗ヒスタミン剤ステロイド外用薬などの処方で抑えることができます。
一方、光アレルギー性反応ではいったん症状があらわれてしまうと、似た構造の薬剤でも同じ反応がでてしまうリスク(交叉感作)があります。
薬を今後も継続して使用する場合には、交叉感作のリスクの無い代替薬医師に探してもらいましょう。

光過敏症を予防するため、光過敏症のリスクが報告されている薬を施術前に使用できないクリニックも多い

光過敏症の原因となる光の波長は主に紫外線(一部の疾患は可視光線も含む)ですが、レーザーに使用する赤外線をきっかけに光過敏症を発症するリスクも0ではありません。
このような背景から、クリニックの医療脱毛では施術前の問診にて現在使用している薬の内容の確認が行われます。
上記で紹介したような光過敏症の原因となる薬を使用している場合には、施術を断られることがあります。
光過敏症のリスクを避けて施術を行うには、薬の使用を中止するか光過敏症のリスクが無い別の薬に変更するなどの対策を検討する必要があります。

光過敏症でも施術が受けられるクリニックはどこ?相談が可能なクリニックとは

光過敏症の方にとって大切なのは、どのクリニックなら相談を聞いてくれるのかという点ですね。
光過敏症の方を受け入れてくれる可能性があるのは、光過敏症という名前だけで判断せず、使用している薬の種類、肌の状態、既往歴の内容、テスト照射の結果などから複合的に判断してくれるクリニック。
ここからはそんな光過敏症でも相談が可能なクリニックをご紹介します。

医療脱毛専門クリニックだから安心!医療脱毛のリスクケアに手厚いことで人気が高いリゼクリニック

スタンダード月額

リゼクリニックは医療脱毛に特化したクリニックであり、スタッフの技術力意識レベルの高さに定評があります。
カウンセリングは医師スタッフによるWカウンセリング方式で行われるため、アレルギーなどの不安があっても医師にしっかりと相談ができます。
レーザー脱毛で起こり得るリスクについてもホームページで細かく解説がされており、万が一肌トラブルが起こっても、治療代は無料
ライトシェアデュエット、メディオスターNextPro、ジェントルヤグという3種類の脱毛機を完備し、肌状態や毛の状態に合わせて部位別に使い分けることで高い脱毛効果を引き出します。

  • リゼクリニックの店舗:仙台院・大宮院・柏院・新宿院・渋谷院・銀座院・横浜院・新潟院・名古屋栄院・名古屋駅前院・京都四条院・大阪梅田院・心斎橋院・神戸三宮院・広島院・福岡天神院
  • コース代金以外の追加料金は無し(初診料、再診料、カウンセリング料、剃毛料、薬代、キャンセル料)
    ※施術日当日のキャンセル期限は13時以前の予約は前日の営業時間まで。13時以降の予約については当日キャンセルが可能。期限を超過すると施術一回消化(施術を受けたと見なすこと)扱いに
  • リゼクリニックの脱毛機:
    ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー…赤外線)
    メディオスターNextPro(ダイオードレーザー…赤外線)
    ジェントルヤグ(ヤグレーザー…赤外線)
  • 特記事項:まれに見られる硬毛化照射漏れに対しても無料の再照射保証付き
リゼクリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください:リゼクリニック|脱毛料金・追加費用・脱毛機・口コミまとめ!

リゼクリニック公式サイト

満足できなければ解約もOK(解約手数料無料)!肌状態によっては当日キャンセルもできるアリシアクリニック

アリシアクリニック

アリシアクリニックは関東を中心に全国18院展開するクリニック。
クリニックの中では珍しい脱毛し放題コースがあり、ムダ毛を1本残らず脱毛したい方におすすめのクリニックです。
当日キャンセルしてもペナルティが存在しないので、お肌の調子が安定しない方でも安心して通うことができます。

  • アリシアクリニックの店舗:銀座6丁目院・銀座院・上野院・元手参道院・渋谷駅前院・新宿東口院・新宿西口院・池袋院・立川院・町田院・横浜院・川崎駅前院・舟橋院・柏院・千葉院・大宮院・心斎橋院・名古屋駅前院
  • コース代金以外の追加料金:
    無料サービス(初診料、再診料、カウンセリング料、キャンセル料、照射後の炎症止め軟膏の塗布)
    有料サービス(剃毛代。手の届かないうなじや背中、Oラインの狭い剃り残しについては無料であるものの、広い範囲の剃り残しは税込2,000円の有料サービス)
  • アリシアクリニッククリニックの脱毛機:
    ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー…赤外線)
    ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー…可視光線)
    スプレンダーエックス(アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの同時照射が可能)
    ※院によって保有する脱毛機が異なる
  • 特記事項:ベッドシーツガウン枕カバーなど備品の使い捨てにこだわっており、衛生対策に力が入っている
アリシアクリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください:アリシアクリニック|脱毛料金・追加費用・脱毛機・口コミまとめ!

[アリシアクリニック公式サイト]

初めての医療脱毛を考えている人でも安心!12項目の無料サポートを用意する東京イセアクリニック

東京イセアクリニック

東京イセアクリニックではカウンセリングに力を入れており、医師カウンセラーによるWカウンセリングが無料で実施されています。
このため、光過敏症のアレルギーが不安でも、医師に直接相談した上で施術ができるかどうか判断してもらうことができるのです。
医療脱毛のリスクに対する保証も充実しており、施術によって炎症火傷などなんらかの肌トラブルが生じた場合は、無料で治療を受けることができます。

  • イセアクリニックの店舗:東京イセアクリニック銀座院・セルリアンタワーイセアクリニック(渋谷区)
  • コース代金以外の追加料金
    無料サービス(初診料、カウンセリング料、キャンセル料、剃毛料、肌トラブル時の薬代)
    ※キャンセル期限は施術日前日の20:00まで。期限を超過すると施術一回消化(施術を受けたと見なすこと)扱いに
  • イセアクリニックの脱毛機:
    東京イセアクリニック銀座院:
    ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー…赤外線)
    ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー…可視光線)
    セルリアンタワーイセアクリニック:
    ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー…赤外線)
    メディオスターNextPro(ダイオードレーザー…赤外線)
  • 特記事項:痛みを感じやすいVIO脱毛では麻酔代が無料サービス。コースに満足できなかった場合の解約手数料も無料打ち漏れ、硬毛化による無料の再照射保証付き

東京イセアクリニック公式サイト

女性向け医療脱毛を提供する院は全国60院以上!価格の安さで人気の湘南美容クリニック

湘南美容外科クリニック

湘南美容クリニックは全国展開する大手美容クリニックで、女性向け医療脱毛の提供院は60院以上あります。
全国どの院でも施術が受けられるため、引っ越し転勤の際も安心して施術が受けられます。
湘南美容クリニックでは医師によるカウンセリングテスト照射施術後の炎症止め軟膏の塗布無料でおこなっており、万が一施術後に肌トラブルが起こっても無料医師による再診を受けることができます。
コースの有効期限が無期限なので、お肌の状態が不安定な時も有効期限を気にせずじっくりと通うことができます。

  • 湘南美容クリニックの店舗:全国80院以上
  • コース代金以外の追加料金
    無料サービス(初診料、カウンセリング料、再診料、照射後の炎症止め軟膏の塗布)
    有料サービス(剃毛代とキャンセル料金)
    例)剃毛代:無料範囲なし、剃り残しは一部位500円
    例)キャンセル料:期限超過後のキャンセルは税込3,000円。キャンセル期限は施術2日前の23:00までで、キャンセルした施術分が後日振替可能。
  • 湘南美容クリニックの脱毛機:
    ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー…可視光線)
    ウルトラ美肌脱毛(IPL…複合波長で可視光線から赤外線までを含む)
  • 特記事項:両わき6回コースは税込3,800円と格安。顔とVIOを含む全身脱毛も6回税込348,000円と相場以下の料金。
湘南美容クリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください:湘南美容クリニックに通った人の残念な口コミ・良い口コミまとめ!

湘南美容クリニック公式サイト

リーズナブルで最短の効果を引き出す施術に定評あり!一人ひとりの患者に丁寧に向き合ったオーダーメイド脱毛が自慢のドクター松井クリニック

ドクター松井クリニック 身体脱毛全5回

ドクター松井クリニックは、開院して以来レーザー脱毛一筋で10,000件以上もの実績を築いてきたクリニック。
新宿に一院しかクリニックが存在しないのも、松井院長が直接患者を診ることにこだわっているからこそ。
光過敏症でアレルギーが心配な方でも、松井院長自身診察をして施術が可能かどうかを判断してくれます。
施術後万が一肌トラブルが起こっても診察代や薬代など治療代はかかりません。

  • ドクター松井クリニックの店舗:新宿に一院のみ
  • コース代金以外の追加料金
    無料サービス(初診料、カウンセリング料、再診料、肌トラブル時の薬代)
    有料サービス(剃毛代とキャンセル料金)
    例)剃毛代:手の届かないうなじ、背中、Oラインは無料サービス。それ以外は一部位税込1080円の有料サービス
    例)キャンセル料:期限超過後のキャンセルは施術時間15分あたり税込1,080円。キャンセル期限は前日17:00までで、キャンセルした施術分は後日振替可能。
  • ドクター松井クリニックの脱毛機:
    ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー…赤外線)
  • 特記事項:アロマオイルの香りが漂うおしゃれな院内、完全個室の施術室やパウダールームなど患者が過ごしやすい工夫が凝らされている
ドクター松井クリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください:ドクター松井クリニックに通った人の残念な口コミ・良い口コミまとめ!

ドクター松井クリニック公式サイト

アレルギー体質の方も大丈夫!抗アレルギー薬の服用も選択肢のひとつとして検討してくれるジュエルクリニック

ジュエルクリニック

ジュエルクリニックは丁寧なカウンセリングを行うことに力を入れているため、アトピー肌など肌状態が不安な方でも安心して相談できます。
ジェントルレーズとジェントルヤグという2種類の脱毛機を用意し、肌や毛の状態に合わせて使い分けるため高い脱毛効果が期待できます。
アレルギー反応によって施術を断られたことがある方も積極的に受け入れているため、アレルギー体質の方に対する施術のノウハウが蓄積されているのもジュエルクリニックの強みです。

  • ジュエルクリニックの店舗:渋谷区恵比寿に一院のみ
  • コース代金以外の追加料金
    無料サービス(初診料、カウンセリング料、再診料)
    有料サービス(剃毛代とキャンセル料金、薬代)
    例)剃毛代:背中とうなじはそれぞれ税込540円、Oラインは税込220円、それ以外の部位は一部位3,240円
    例)キャンセル料:期限超過後のキャンセルは税込2,160円。キャンセル期限は前日20:00までで、キャンセルした施術分は後日振替可能。
    例)薬代:症状によって料金は異なる
  • ジュエルクリニックの脱毛機:
    ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー…可視光線)
    ジェントルヤグ(ヤグレーザー…赤外線)
  • 特記事項:脱毛中に妊娠した場合には、無期限の休会制度あり
ジュエルクリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください:ジュエルクリニックに通った人の残念な口コミ・良い口コミまとめ!

ジュエルクリニック公式サイト

万が一肌トラブルがあらわれても治療代は無料!複数の脱毛機を使い分けることでアレルギー肌にも対応できるマリアクリニック

マリアクリニックは患者一人一人の肌や毛の状態に合わせたオーダーメイド脱毛に力を入れるクリニック。
ジェントルレーズ、メディオスターNextPro2種類の脱毛機を使い分け、出力や施術時間を細かく調節することで安全で高い脱毛効果を引き出します。
万が一施術によって肌トラブルが生じてもその場で医師による治療が受けられ、診察料薬代などの追加費用は発生しません。
コース契約前の無料カウンセリングでは時間制限が無いため、時間を気にせずじっくりと説明を受けることができます。

  • マリアクリニックの店舗:横浜・沖縄・町田・大宮・新宿
  • コース代金以外の追加料金:
    無料サービス(初診料、再診料、カウンセリング料、肌トラブル時の薬代)
    有料サービス(剃毛代とキャンセル料)
    例)剃毛代: 狭い範囲の剃り残しは無料サービス。広い範囲の剃り残しは一部位1,080円)
    例)キャンセル料:期限超過後のキャンセルの前日キャンセル税込1,500円、当日キャンセル税込3,000円。キャンセル期限は施術2日前の営業時間までで、キャンセルした施術は後日振替可能。
  • マリアクリニッククリニックの脱毛機:
    ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー…可視光線)
    メディオスターNextPro(ダイオードレーザー…赤外線)
  • 特記事項:敏感肌やアトピー肌などの理由で脱毛サロンの施術を断られた患者も積極的に受け入れている

敏感肌など肌に悩みのある患者を積極的に受け入れることで定評のあるフェミークリニック

美容皮膚科であるフェミークリニックでは、複数の脱毛機を用意し肌状態毛の種類に合わせた施術が行われています。
このため、アトピー肌をはじめとするアレルギー体質の方にも施術が可能なのです。
火傷など肌トラブルの予防にも力を入れているため、レーザー照射後にはアイシング炎症止めの軟膏のケアまでしっかり行ってくれます。

  • フェミークリニックの店舗:梅田院・心斎橋院・渋谷院・新宿院・池袋院・銀座院
  • コース代金以外の追加料金
    無料サービス(初診料、再診料、カウンセリング料、剃毛料、薬代)
    有料サービス(キャンセル料。前日キャンセルは施術一時間あたり税込2,000円、当日キャンセルは1時間当たり税込4,000円)
  • フェミークリニックの脱毛機:ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー…可視光線)
    ライトシェア(ダイオードレーザー…赤外線)
    ベクタス(ダイオードレーザー…赤外線)
    ジェントルヤグ(ヤグレーザー…赤外線)
    ジェントルマックス(アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの使い分けが可能)
    ※院によって保有する脱毛機が異なる
  • 特記事項:敏感肌で自己処理によるカミソリ負けが心配な場合は、自己処理せずに来院してもOK。クリニックの剃毛サービス無料。

まとめ

いかがでしたか?今回は光過敏症について、原因治療法予防法、脱毛との関係まで様々な角度からご紹介しました。
光過敏症と一口に言っても、その要因はさまざまであり病気の重さも人によって違うもの。
また、光過敏症のアレルギー反応を引き起こす光の波長は紫外線が多く、レーザー脱毛で使用される赤外線とは種類が異なります。
このため、光過敏症の人にレーザーを照射しても太陽の光と同じような症状があらわれるとは限らないのです。
レーザー脱毛で光過敏症のようなアレルギー反応が出るかどうかは、契約前のテスト照射で確かめることができます。
さらに医療機関であるクリニックでは、服用している薬肌の状態既往歴などさまざまな角度からレーザー脱毛が可能かどうか医師による診断ができることが強み。
光過敏症の方の施術を一律NGとする脱毛サロンと比較すると、個人個人の症状に合わせたきめ細やかな対応が期待できると言えるでしょう。
「光過敏症だから脱毛は無理」とあきらめていた方も、ぜひ一度今回ご紹介した「光過敏症でも相談可能なクリニック」のカウンセリングに足を運んでみて下さい。
光過敏症の症状の程度を判断した上で、脱毛の施術の可否についてしっかりと相談にのってくれるでしょう。
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