2019.02.02

【医療脱毛】脱毛で火傷をした!傷跡が残る?原因と対処法まとめ【医師監修】

脱毛の窓口 脱毛で火傷をしてしまった時の正しい対処法

つるみ先生、ちょっといいですか!

どうかしましたか?れいあさん。珍しいですね。
そんなに慌ててどうしたんですか?

ちょっとこの部分診てほしいんです。
肌が赤くなってむくんでるように見えますよね…。

なるほど、そういえば今日クリニック医療脱毛の施術を受けるって言ってましたね。
クリニック医療脱毛では施術の直後に肌に赤みが出たり、点々としたむくみがあらわれることは珍しくないんですよ。
この程度なら炎症性浮腫と言って医療脱毛の正常な反応なので、一日経てば症状がおさまっているはずです。

良かった~。もしかしたら火傷しちゃったのかと思って心配しちゃいました。
だってが残ったら嫌ですものね。

火傷は軽い症状であれば痕が残ることなく数日以内に治ります。
ただし、火傷の程度がひどいほど治るまでに時間がかかりますし、場合によっては痕が残ってしまうこともあるので要注意ですね。
そもそもクリニックの医療脱毛には火傷のリスクがあり、施術前や施術後に実施しなければいけないさまざまな注意事項があります。
これらの注意事項を実践していくことで火傷のリスクを最小限に抑え、安全に施術を受けられるようになりますよ。

そこで今回は、

  • 火傷は深くなるほど治りにくくなる!レーザー脱毛によって起こり得る火傷の程度治るまでの期間の目安
  • クリニックだから絶対安全とは限らない!クリニックの医療脱毛による火傷の発生頻度
  • 専門機関であるクリニックのレーザー脱毛で火傷が発生してしまう理由
  • 火傷はいつ、どのように判断したらいい?火傷の自己判断基準とは
  • 火傷に気づいたらどう対処する?クリニックを受診するまでの行動手順
  • 火傷のリスクは心がけ次第で下げることができる!火傷を未然に防ぐ方法とは

についてご紹介していきます。

この記事は主に医療脱毛時の火傷について書かれていますが、エステ脱毛時に火傷をしてしまった場合も基本的にやることは同じです。

目次

結論:レーザー脱毛の火傷は帰宅後の進行に注意!痛みがおさまらず水ぶくれに発展したらすぐにクリニックを受診しよう

クリニックのレーザー脱毛では、ムダ毛の黒い色に反応するレーザーを使用して、その熱エネルギーによってムダ毛を作る細胞を破壊しています。
を活用した施術なので、さまざまな条件が重なることで火傷に発展する可能性があります。

上記で紹介したように肌の赤みむくみヒリヒリとした感覚自体は炎症性浮腫と呼ばれる医療脱毛の正常な反応なので心配ありません。
クリニックの中には上記のような反応が起こることを見越して炎症止め軟膏を処方してくれる場合があります。
処方してもらった炎症止め軟膏を塗りながら肌の様子を見ておけば、だいたい1日程度で赤みが消えます。

しかし、問題なのは時間の経過とともに痛みが強まっていく場合です。
このような場合、予想以上に火傷が奥深くまで及んでいて、施術後の毛穴の中にこもった炎症反応によって、さらに火傷を進行させている可能性があります。
このまま放置しておくと火傷が水ぶくれに発展するリスクがあるため、すぐに流水20分程度患部を冷やして、これ以上火傷が進行しないように予防しましょう。
万が一、火傷の患部に水ぶくれが出来てしまったら決して潰さないようにし、できるだけ早い段階でクリニックを受診するのがおすすめです。
水ぶくれができているということは、火傷がお肌表面の表皮だけでなく、その奥の真皮(皮膚の深いところ)まで広がっているということ。
火傷の深さによっては痕に残る可能性があります。

どうしてもすぐにクリニックを受診できない場合は、湿潤療法で患部をケアしましょう。

湿潤療法とは


湿潤療法は、ワセリンを塗ったラップで肌を覆うことで患部を乾燥させないようにする治療法です。
患部にガーゼを貼る方法と違い患部が乾燥しないため、交換時に肌を傷つける心配が無く、痛みが小さくなります。

実は傷口から分泌されている滲出(しんしゅつ)液にはお肌を再生できる効果があります。
この浸出液で患部が浸されることによって、回復を早めることができるのです。

いずれにせよ都合がつき次第、早急にクリニックを受診するのがおすすめです。

火傷は深くなるほど治りにくくなる!レーザー脱毛によって起こり得る火傷の程度と治るまでの期間の目安

火傷をしてしまった場合、気になるのが自分の火傷の程度治るまでの期間ではないでしょうか。
火傷は浅いほど治りやすく、深いほど治るのに時間がかかります。

お肌は表面から表皮真皮皮下組織(脂肪のこと)の3つの部位に分かれており、どの部位の深さまで火傷が及んだかによって、回復期間今後の経過が変わってきます。
火傷が表皮だけの範囲にとどまれば浅い火傷であるため、数日程度で治ります。痕が残る心配もありません。
しかし、火傷が表皮よりさらに奥の真皮にまで及ぶと、回復までの時間が長くなり、場合によってはが残ることがあります。

医師や看護師が肌を直接見ながら施術を行う医療脱毛では、お肌の皮下組織まで及ぶ火傷が起こる可能性は低いです。
このため、クリニックの医療脱毛での火傷は、表皮までの軽い火傷、または真皮まで及んだ火傷が中心となります。
火傷の深さによる症状治るまでの期間の違いについては、以下の表を参考にしてください。

火傷の深さ 火傷の程度 症状 治るまで
の期間
表皮
(0.1~0.2mm)
Ⅰ度熱傷 ・肌への赤み
・ヒリヒリとした痛み
数日以内に治る
痕が残る心配はない
真皮
(1~4mm)
浅達性
Ⅱ度熱傷
水ぶくれあり
強い痛み
・水ぶくれの底部分が
赤色
2~3週間程度で治る
治る
痕が残ることはまれ
深達性
Ⅱ度熱傷
水ぶくれあり
強い痛み
・水ぶくれの底部分が
白色
4~5週間程度で治る
痕が残る可能性あり
皮下組織
(2~9mm)
Ⅲ度熱傷 ・肌表面が白い
・神経が焼けてしまう
ため痛みも感じない
そのまま治ることはなく
植皮が必要

クリニックだから絶対安全とは限らない!クリニックの医療脱毛による火傷の発生頻度

国家資格を持つ医師や看護師が行うクリニックの医療脱毛。安全なイメージがありますが、実は施術後の火傷は皆無ではありません。
また出力が弱く火傷のリスクが低いイメージの脱毛サロンでも、施術後の火傷の事例が多数報告されています。
ここでは2017年5月に報告された独立行政法人国民生活センターによる「無くならない脱毛施術による危害」に関する報道発表資料から、実際にクリニックの医療脱毛でどの程度の火傷の例が報告されているのかご紹介してきましょう。

2012年から5年間で国民生活センターによせられたレーザー脱毛の火傷による相談件数は134件

危害件数の推移
参照:国民生活センター
上記の国民生活センターによる資料によると、2012年から2016年にかけて5年間に受けた脱毛による肌トラブル事例964件で、そのうち脱毛サロンが680件(70.5%)、クリニックが284件(29.4%)でした。
資料からは安全というイメージのあるクリニックでも肌トラブルが起こっており、かつ出力が弱くて安全なはずの脱毛サロンではクリニックの2倍以上の肌トラブル事例が相談されていることがわかります。
危害内容別件数
参照:国民生活センター
クリニックで報告された肌トラブル事例284件のうち痛み腫れ炎症などやけどの相談事例は134件で、肌トラブル事例全体の47.2%を占めています。
医療脱毛がレーザーによる熱を利用する施術ということからもわかるように、クリニックの医療脱毛による肌トラブルのリスクのうち火傷は決して低くは無いということが読み取れます。
実際にクリニックの医療脱毛で火傷を負った人は、火傷を治すのにどのくらいの期間が必要だったのでしょうか?

火傷を含めたレーザー脱毛の肌トラブルの相談件数284件のうち79件(43.4%)が1ヶ月以内に治癒

治療に必要だった期間
参照:国民生活センター
国民生活センターによる報告によると、治療を受けた事例のうち43..4%が治療1ヶ月以内だと答えており、その中でも、2週間以内のケース軽い火傷であったことが読み取れます。
一方、1ヶ月以上必要だった事例は43件23.6%)報告されており、この火傷は表皮だけでなく真皮にまで及んでいた可能性があります。
医者にかからなかった60件(33%)の場合の火傷の程度はわかりませんが、症状が軽いので受診しなかった場合と、症状がある程度重いのに受診しなかった場合が考えられます。

医療脱毛を提供するクリニックは大手から個人経営クリニックまで多くありますが、大手のクリニックなら施術後の肌トラブルにおける再診料は無料のところがほとんどです。
施術後火傷を負った実感があるにもかかわらず診察を受けないと、火傷の進行によって痕が残る可能性があります。
「火傷かな?」と思ったら必ずクリニックを受診しましょう。

国民生活センターによる資料には、実際に相談に寄せられた火傷の事例が記載されていました。
簡単にご紹介しておきましょう。

消費生活センターによせられた医療脱毛の施術後の火傷例

美容外科でひざ下のレーザー脱毛の施術を受けたところ、やけどのように腫れ色素沈着が残った

施術4回であまり脱毛効果をあまり実感できなかったため、最後の施術でそのことを伝えたところ、レーザーの出力を上げての照射となった。
帰宅後から肌がひりひりして、2~3日後にやけどのように腫れてしまった。

硬毛化治療のためレーザーの出力を上げたところ、肌が赤くただれ火傷になった

コースの2~3回目に毛が硬毛化(細い産毛がかえって太くて黒い毛になること)してしまったので、次からレーザーの出力を上げて照射すると説明された。
硬毛化リスクについては事前に説明を受けていたものの、発症頻度は低いと聞いていたので、まさか自分が硬毛化するとは思わなかった。
半年に一度の硬毛化治療の後、肌が赤くただれてやけどのようになった。

ヒゲ脱毛をしたところ、レーザーを照射した形に丸くやけどをしてしまった

皮膚科でヒゲ脱毛の施術を受けていたが、5回目の施術後ほほの赤みが目立つようになり、レーザーを照射した部分が丸くやけどのような状態になってしまった。
施術を受けたクリニックに相談すると、「脱毛機の調子が悪かったようだ。時間はかかるものの痕が絶対残らない」と説明された。

レーザー脱毛の2回目の施術のあと、レーザーの痕が残りスカートがはけない状態になった

近所の皮膚科でひざ下脱毛をしたところ、脚がやけどのようになった。
ただし、4日目には腫れがひいたため、後日2回目の施術を受けることに。
しかし、施術後同じように赤くなって蕁麻疹がでてしまった。
またレーザーの痕が残ってスカートがはけない状態になってしまった。

専門機関であるクリニックの医療脱毛で火傷が発生してしまう理由

クリニックの施術は、国家資格を持ち人体に対して専門知識のある医師看護師が担当します。
にもかかわらず、火傷を0にできないのはなぜなのでしょうか?

医療脱毛とはそもそもレーザーによる熱反応によってムダ毛を作っている細胞に火傷を負わせる行為

クリニックの医療脱毛は、毛に含まれるメラニン色素(黒い色)に反応するレーザーを肌に照射し、発生した熱エネルギーによって毛を作っている細胞(毛乳頭バルジ領域など)を破壊する施術です。
毛乳頭:ムダ毛の一番奥にあり、毛細血管から酸素や栄養素を受け取って毛を成長させる組織。
毛乳頭周囲には毛母細胞があり、毛母細胞が変性させられると毛が生えてこなくなる。
バルジ領域:ムダ毛の元となる幹細胞を作り出す組織で、幹細胞が作られなければそもそも毛が生えることもなくなる。
言い換えれば、毛乳頭やバルジ領域に火傷を意図的に負わせる施術であり、医療脱毛にはそもそも火傷のリスクがあると言えます。
それでも問題が起こらないのは、レーザーの熱ムダ毛そのもの毛乳頭毛包バルジ領域を含む)に集中させ、周囲のには最低限の影響しか及ぼさないから。
毛包:ムダ毛のうち毛穴の奥にかくれた毛を包んでいる組織のこと。
ムダ毛の元となる幹細胞を作り出すバルジ領域が存在する
破壊したい箇所にだけ熱エネルギーを集めることで、安全に脱毛の施術を行うことができるのです。
ところが、いくつかの悪条件が重なりレーザーの熱周囲のお肌に及んでしまったとき、火傷が発生することになります。
なぜレーザーの熱お肌にまで及んでしまうのでしょうか?
[st-card id=435 label=”要チェック” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

日焼けすることで肌のメラニン色素が増え、火傷のリスクが高まったから

通常医療脱毛で使用されるレーザーは、毛のメラニン色素(黒い色)に反応する仕組みのため、基本的には毛以外のに反応することはありません。
しかし、日焼けすると肌にメラニン色素が増えてしまうため、レーザーが肌のメラニン色素に反応し火傷をするリスクが高まります。
いったいどの程度の日焼けなら施術が可能なのでしょうか?
クリニックの医療脱毛は、他の部位と色の区別がつかない日焼けであっても一ヶ月照射ができないと言われるほど日焼けは厳禁とされています(脱毛機の種類にもよります)。
つまり通勤などたった1~2時間程度の日焼けであっても、医療脱毛の火傷のリスクは十分に高まるのです。
このため「このくらいならわからないだろう…」という認識で、日焼けをしたまま安易に施術を受けると火傷につながる可能性があります。
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肌の乾燥によって肌の内部の温度が上がり、火傷のリスクが高まったから

クリニックの無料カウンセリングでは、施術前後の保湿ケアについて詳しく説明を受けます。
これは肌の水分量によって火傷のリスクが変わってくるためです。
お肌の水分にはレーザーの熱を吸収する役割があり、潤ったお肌は火傷のリスクを下げることができます。
ところが乾燥して水分量が不足した肌のまま施術を受けると、レーザーの熱の影響で肌が高温になって火傷のリスクが高まってしまいます。
些細なことのようですが、日常生活の保湿ケアが医療脱毛の施術を安全に受けるために大きく影響しているのです。
日焼けお肌の保湿は、自分の心がけ次第で解決することができます。
しかし、レーザー脱毛による火傷は、自分だけではどうしようもない場合もあるのです。
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脱毛機の冷却機能やレーザー出力を脱毛機の不具合によって適切に調整できなかったから

医療脱毛は熱エネルギーを利用する施術のため、脱毛機にも火傷をしないための工夫が凝らされています。
主な機能は冷却機能で、レーザーを照射する直前に冷却ガスを肌に吹き付けて肌を-21℃まで冷却するタイプや、肌に接触するハンドピース部分に冷却装置がついているタイプが存在します。
これらの脱毛機では、肌表面を冷やしながらレーザー照射することで火傷のリスクを減らし、施術時の痛みを軽減することができるのです。
このように優れた技術が搭載された脱毛機ですが、そのメリットが生かせるのは脱毛機の機能が正常に働いたときだけ。
いつまでも古いタイプの脱毛機を使用しているクリニックの場合、脱毛機に不具合が生じていることがあります。
脱毛機のメンテナンスがしっかりとできていないと、施術時に冷却機能が強すぎて凍傷を起こしたり、必要以上にレーザーの出力が高まることで火傷につながります。
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施術者の技術不足によって肌に必要な出力を超えると、火傷のリスクが高まるから

クリニックのレーザー脱毛の施術では、肌の色毛の太さ毛の色肌の水分量などさまざまな条件を複合的に判断して、適切な出力照射時間を決めます。
熟練の施術者なら火傷が起こらないぎりぎりの出力で、脱毛効果を最大に引き出す施術をすることができます。
しかし、未熟な施術者の場合日焼けや肌の乾燥などのリスクに対して必要な判断ができず、出力を上げ過ぎて火傷を起こす可能性があります。

火傷はいつ、どのように判断したらいい?火傷の自己判断基準とは

火傷は放置すると進行して痕が残る可能性があり、一刻も早く発見してすみやかに対処する必要があります。

医療脱毛による炎症性浮腫は正常な反応

クリニックの医療脱毛は高い出力でレーザーを照射するため、ほとんどの人に肌の赤み点々としたむくみヒリヒリ感といった症状があらわれます。
これらの症状は炎症性浮腫と呼び、医療脱毛では正常な反応とされています。ほとんどの場合は一日経過すれば症状が治まるので心配ありません。

火傷は時間とともに進行し、悪化していく傾向がある

炎症性浮腫であれば心配ありませんが、肌に強い痛みを感じる場合は要注意。
火傷は施術が終わって熱から離れた後も、火傷による炎症反応によってさらに深く進行している可能性があり注意が必要です。
この場合は、患部を冷やして熱をとりのぞき、火傷の進行を止める必要があります。

2~3日肌の様子を観察して赤みや痛みが治まったら、心配ない

炎症性浮腫であっても、肌が乾燥しているなど肌状態があまり良くない場合、2~3日程度症状が続くことがあります。
クリニックに炎症止め軟膏を処方してもらった場合は、軟膏を肌に塗りながら肌の様子を見ることになります。

この時、症状が良くなっていくようであれば問題ありませんが、悪化していく場合はすぐにクリニックを受診してください。

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2~3日肌の様子を観察して、赤みが続き水ぶくれができるようなら、すぐにクリニックを受診しよう

施術後の赤みが数日たっても引かずに水ぶくれができたら、火傷が真皮まで進行している証。
火傷が真皮にまで及ぶと、深さによってはが残る可能性があります。

この状態になってしまったら至急クリニックを受診してください。
また、水ぶくれができていなくても、症状が悪化していく場合は速やかにクリニックを受診してください。

火傷に間違いやすい光線過敏症

日光アレルギー
レーザー照射後に、火傷とおなじように肌が赤くなり、ピリピリとしたい痛みかゆみを感じる光線過敏症と呼ばれる症状があります。

症状のあらわれ方には個人差がありますが、ブツブツができたりじんましんになる場合もあり、時間が経過すると水ぶくれになります。
一見火傷と症状が似ているのですが、光線過敏症は光(レーザー)に対するアレルギー反応の一種。
外用薬を塗ったり内服薬を飲んだあとに光(レーザー)を浴びることで、症状があらわれることもあります。

いずれにせよ、アレルギー反応が強く出ている段階では医療脱毛の施術を受けることができません。
施術を受けられるのは症状が落ち着いてからとなります。
ただし、レーザーを照射することで頻繁に強いアレルギー反応が出るようなら、今後の施術自体を断念しなければいけない場合もあります。
自分が光線過敏症かどうかを判断するには、コース契約前にテスト照射を受けるのが効果的。
テスト照射レーザーの肌への反応を確認しておけば、コース契約前に施術が可能かどうかを判断できるようになります。
無料カウンセリングでは、既往歴アレルギーの有無服用している薬内容まで詳しく問診票に記入し、医師の診察を受けます。
この問診票の記入内容も光線過敏症かどうか判断する大切な材料となります。

施術後のアレルギー反応を予防するには、自分の既往歴やアレルギーの有無、服用している薬内容について漏れなく伝えること、テスト照射を受けることが大切です。
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火傷に気づいたらどう対処する?クリニックを受診するまでの行動手順

火傷は早期に発見し適切な対処をすれば、火傷の進行を防いで早く回復させることができます。
できるだけ早くクリニックで治療を受ける必要がありますが、その前の処置も重要です。

火傷は施術最中から始まっている

火傷は施術最中に起こる場合もあり得ます。
普段の施術と比べてレーザーの痛みを強く感じたら、その場で看護師に伝えましょう。
施術最中の患者の反応もまた看護師にとっては脱毛機の出力照射時間を判断する材料のひとつ。
強い痛みを感じているのにも関わらず黙ったままでいると、看護師はその出力が正しいと信じてそのまま施術をすすめてしまいます。
熟練の施術者であれば患者のどんな小さな反応も見逃しませんが、未熟な施術者の場合施術をすすめることに集中しすぎて、火傷のサインを見逃してしまう可能性があります。
クリニックの中には、痛覚が鈍ることで火傷のリスクが高まるとの判断から麻酔を使用しないところもあるくらいです。
普段とは違う強い痛みを感じたら、その場で伝えて出力を調整してもらいましょう。

施術から数時間後肌に赤みがでて強い痛みを感じたら、流水で患部を冷やす

肌の赤みやピリピリ感、むくみなど炎症性浮腫の状態であれば、それは医療脱毛の正常な反応のひとつ。
特別な対処は必要ありません。
しかし、照射部位に強い痛みを感じたら、火傷がさらに奥にまで進行している可能性があります。
火傷はその炎症反応によって深く進行していくため、流水でしっかりと冷やして炎症を抑制しましょう。
患部に刺激を与えないためには、患部よりも少し上の部分から水を流すと効果的です。
冷やしすぎはよくありませんが、肌に熱を感じなくなるまで20分程度冷やしましょう。

紫外線を避け、弱った肌にこれ以上刺激を与えないようにする

紫外線を避ける
火傷を負った肌は、今新たな肌を作りだしている最中であるため非常に刺激敏感になっています。
この状態で紫外線を浴びると、紫外線による炎症反応で火傷が悪化するリスクがあります。
火傷をしている部位に日焼け止めを直接塗布することは好ましくないため、洋服ガーゼなどで紫外線に触れないように注意しましょう。

クリニックで処方された炎症止め軟膏を塗りながら肌の様子を見る

軟膏を塗る
火傷の深さが表皮のような浅いレベルであれば、特にを塗らなくても自然に治癒します。
ただし、たとえ軽い火傷でも炎症が起こっている以上があった方が安心ですね。
施術後のアフターケアがしっかりしているクリニックなら、施術後に炎症止め軟膏を処方してくれます。
この軟膏はやけどの赤み痛みほてりなど様々な症状に働きかけ、症状を和らげてくれます。
火傷をした肌は細菌やウイルスに対する免疫機能が損なわれているため、軟膏による殺菌効果も期待できます。
軟膏がある場合は、2~3日軟膏を塗りながら肌の様子を見ましょう。
数日で痕が残ることも無く治ります。
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2~3日で赤みやむくみが改善しなければクリニックを再受診または湿潤療法を実施

施術後火傷が2~3日で治れば何の問題もないのですが、さらに悪化して水ぶくれができたら別の対処法を実践する必要があります。

水ぶくれは火傷が表皮よりさらに奥の真皮にまで進行した状態で、真皮にある毛細血管が傷ついて中にある血漿(けっしょう)と呼ばれる液体が肌表面に漏れている状態です。
水ぶくれを破ると細菌が侵入して感染するリスクが高いため、絶対水ぶくれをつぶしてはいけません。

この状態になったらすぐにクリニックで診察を受けるのが一番ですが、どうしても都合上クリニックに行けない場合は湿潤療法を実践しましょう。
水ぶくれの中には肌を再生する効果のある液体が入っています。
湿潤療法はこの液体の自然治癒力を最大限活用することで火傷の回復を目指しています。
この治療法のメリットは火傷部分が乾燥しないため、肌を覆う保護剤を剥がした時に肌を傷つける心配がなく、痛みが少ないこと。
実際に医療現場でも行われていますが、自宅でも身近な素材で実践することができます。
まずは近所のドラッグストアや薬局で白色ワセリンを購入しましょう。
500円以内の手軽な金額で販売されています。
白色ワセリンには保湿効果があり、肌を守ることで水分の蒸発を防ぎます。
水ぶくれの中には傷を治す成分が多くふくまれているため、火傷をこの成分で浸した環境を維持することで、火傷を回復させることができるのです。
白色ワセリンを購入したら、家にある食品用ラップフィルムに塗りこみましょう。
のラップフィルムで火傷部分を覆えば、火傷部分が乾燥しない湿潤環境を作りだすことができます。

ただし食品ラップは蒸れやすく、あせもができる可能性があります。
特になど気温が高い場合には、一日2~3回程度ラップを交換しましょう。
自宅で行う湿潤療法はあくまで応急処置となるため、できるだけ早くクリニックを受診し適切な治療を受けた方が良いのは言うまでもありません。
火傷は炎症反応によって進行するため、医師のような専門家であっても火傷を負った直後に火傷の深さを判断するのは容易ではありません。
火傷の深さの程度を把握するには5~7日程度必要と言われているため、火傷の進行を感じたらできるだけ早くクリニックを受診しましょう。

火傷のリスクは心がけ次第で下げることができる!火傷を未然に防ぐ方法とは

ここまで火傷を負ってしまった場合の対処法についてご紹介してきました。
しかし、火傷を負う前に予防するのが理想的です。
ここからは火傷を未然に防ぐために必要なことについてご紹介していきます。

自分の肌の状態についてクリニックとしっかりとコミュニケーションをとる

医師の診察

日焼けしてきた場合や肌トラブルがある場合は正直にクリニックに相談してから施術を受ける

クリニックの中には、施術前に当日の肌の状況体調についてヒアリングが行われるところがあります。
主な内容は日焼けの有無やステロイドの使用など、医療脱毛のリスクに関係する内容となっています。
クリニックではこのヒアリング医師や看護師による肌の問診ダブルチェックによって、火傷のリスクを防いでいるのです。
逆にこのダブルチェックを行わないクリニックの場合、チェック機能が働かない分火傷のリスクが高まると言えるでしょう。

医療脱毛のリスクをあまり理解していないと、「この程度なら大丈夫だろう」と日焼けをしていない自己申告をすることで、施術後に肌の赤みや熱がひかないといった事態に陥りがちです。
クリニックのヒアリングはこれから施術をしても安全かどうかの確認であるため、正直にありのままの内容を伝えましょう。

たとえ日焼けをしてしまったとしても出力を下げることで施術を受けられる場合もありますし、たとえ施術が後日に変更になったとしても火傷するよりはマシです。

カウンセリングで服用している薬はすべて申告

カウンセリングで問診票に記載する既往歴アレルギー服用している薬内容はすべて医療脱毛の安全性を確認するものです。
その人が医療脱毛を安全に受けられるかどうかについては、単に肌を診断するだけでは不十分で、問診表に記載された内容と照らし合わせて複合的に判断する必要があります。
問診票と肌の診断のあと、必要な場合にはテスト照射によってレーザーと肌への反応を確かめることもあります。
このような理由から、自分の体質既往歴アレルギーなど体に関することすべてクリニックに伝える必要があるのです。

光線過敏症などのアレルギーは、単純に光をあびるだけでなくある一定のを使用することで症状が現れることがあります。
このため、普段アレルギー症状が現れない人でも、薬を使用しているときだけアレルギー症状があらわれることがあるのです。
光線過敏症火傷は症状が似ていて素人には判断がつきにくいことがあります。

施術後のトラブルを防ぐためにも、自分の体に関することは漏れなくクリニックに伝えましょう。

施術最中に強い痛みを感じたら、その場で看護師に伝えよう

看護師
熟練の看護師であれば、患者の小さな反応も察知しながら出力を調整して施術をしてくれます。
しかし、残念ながらどの看護師でも必ず自分の反応に気づいてくれるわけではありません。
施術最中に通常では感じない痛みを感じたら、我慢することなくその場ではっきりと看護師に伝えましょう。
出力が強すぎた場合は、出力を下げることで火傷のリスクを下げることができます。

レーザー脱毛の施術を受けても問題の無い健康的な肌で施術を受ける

医療脱毛における火傷はクリニック側に問題がある場合もありますが、実は患者側の日常生活が火傷のリスクを高めていることがあります。
実は国民生活センターが実施したインターネットアンケート調査でも、脱毛によって火傷を受けた人のうち7割以上脱毛に関するリスクの説明を受けていないということがわかっています。
医療脱毛におけるリスクを十分に理解していなければ、知らず知らずのうちに火傷のリスクを高めていることになり、火傷を完全に防ぐことはできません。
レーザーの施術が安全に受けられるように肌の健康状態を整えることは、患者だけでも実践できる内容です。

日焼けを避け、火傷の原因となるメラニン色素を肌に増加させない

日焼け対策
クリニックで医療脱毛のコースを契約すると、施術説明書同意書などの書類医療脱毛に関する注意事項が多く記載されています。
この注意事項の一つが火傷であり、火傷を防ぐために日常生活で実践して欲しいことが記載されています。
クリニックから必ず指導を受けるのが施術前後の日焼け対策
クリニックからの書類には「日焼けをすることで火傷をするリスクが高まる」とはっきり明記されています。
つまり、クリニックのレーザー脱毛をするなら日焼け対策は必須条件なのです。
なぜこれほどまでに日焼けを注意しなければいけないのでしょうか?
実は太陽から降り注ぐ紫外線は、想像以上に肌にさまざまな悪影響を及ぼしています。

意外に知られていない紫外線の肌への影響

紫外線
紫外線と一口に言っても紫外線には3種類ありそれぞれ肌に及ぼす影響が異なります。
忘れてはならないのは、たとえ日差しが少ない冬であっても、紫外線は十分に地上に降り注いでいるということ。
また、紫外線は晴れた日だけでなく曇りや雨の日でも雲を突き抜けて地上に降り注ぐため、天気関係無く紫外線対策が必要です。
薄い曇りの日なら80~90%程度曇りの日なら60%でも30%の紫外線が降り注ぐ。

UV-A(紫外線A波:315–380 nm)
特徴

地球に降り注ぐ紫外線の95.0%はUV-A。
波長が長いので肌の表皮層を通り抜け真皮層にまで作用する。

季節の変化

3月から増加し6~8月でピークへ。
冬の1月でもピーク時の半分の量が降り注ぐ。

肌への影響

真皮にあるコラーゲン繊維を変質させ、シワたるみの原因に。

UV-B(紫外線B波:波長 280–315 nm)
特徴

波長が短く95.0%は雲やオゾン層にカットされるものの5%が地表に到達し肌に影響を与える

季節の変化

3月から増加し6~8月でピークへ。
冬の1月でもピーク時の5分の1程度降り注ぐ。

肌への影響

表皮を通過してDNAに傷を与え肌に炎症反応赤み水ぶくれ)を引き起こす。

UV-C(紫外線C波:波長 200–280 nm)
特徴

波長が短くオゾン層にカットされて地表に届かない。

メラニン色素は紫外線の害からお肌を守る防衛手段

シミの原因として忌み嫌われるメラニン色素ですが、実はメラニン色素は上記でご紹介した紫外線の悪影響からお肌を守るために作り出されています。
メラニン色素はお肌の一番浅い表皮の部分で作り出され、黒い色で紫外線を吸収することで紫外線が肌に進行するのを防いでいるのです。

もしメラニン色素による活躍が無ければ、紫外線表皮だけでなく真皮まで容赦なくふりそそぎ、さらにお肌は深刻なダメージを受けることになります。
最近の研究結果でも紫外線を過度に浴び続けた場合、皮膚がんになることが報告されています。

実は作られたメラニン色素はいつまでも肌にとどまっているわけではありません。
メラニン色素はお肌のターンオーバー(古い細胞が新しい細胞と入れ替わる働きによって次第に外側に押しやられ、となって剥がれ落ちていくからです。
しかし過剰に日焼けをするとメラニン色素の排出が追い付かず、肌にシミとして定着してしまいます。
実は、ムダ毛の黒い色も、日焼けによる肌の黒い色同じメラニン色素が含まれています。
クリニックの医療脱毛では、ムダ毛を作っている細胞(毛乳頭やバルジ領域)だけにレーザーの熱エネルギーを集中させたいため、肌にメラニン色素が増える日焼けに対して注意を促しているのです。
肌にメラニン色素が増えると、レーザーがにも反応して火傷のリスクが高まってしまいます。

お肌の紫外線によるダメージを防ぎつつ、メラニン色素が増えないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

効果的な日焼け対策は、日焼け止めを有効活用すること

紫外線はそのままでは肌を通過してしまうため、メラニン色素に活躍してもらう前に日焼け止めによって紫外線をブロックしてしまうのが効果的です。
日焼け止めで肌を保護してしまえば、メラニン色素が増える心配はありません。
日掛け止めには紫外線を拡散するタイプ吸収するタイプがあり、紫外線を吸収するタイプの方がより効果が高くなります(SPF50は紫外線を吸収するタイプ)。
ただし紫外線を吸収するタイプは化学反応によって紫外線熱エネルギーに変えるため、によって肌が乾燥しやすくなり肌に負担がかかるというデメリットも。
敏感肌の方や日常使い程度の使用であれば、やや効果は下がりますが肌に優しい紫外線を拡散するタイプ日焼け止めがおすすめです。

日焼け止めの表示の意味
SPF 紫外線B波を防ぐ指数
SPF1:紫外線B波による
お肌の炎症を20分遅らせる
ことができる
例)SPF10:20分×10=200分
(3時間以上お肌の炎症を遅らせる)
例)SPF50:20分×50=1,000分
(16時間以上お肌の炎症を遅らせる)
PA 紫外線A波を防ぐ指数
PA+:紫外線A波による
影響を2~4倍遅らせる
例)PA++:紫外線A波による影響を
4~8倍遅らせる
※最大でPA++++まで存在する

※注意点:表示は、肌1㎠あたり日焼け止め2mg500円玉くらいの大きさ)を塗布した場合の時間の目安。
※塗布する分量が少ないと、その分紫外線を防ぐ効果も下がってしまう。予想以上に日焼け止めの分量が必要なことに注意。
や手で触れるなどの摩擦によって日焼け止めが流れ落ちることを見越すと、たとえSPFの高い日焼け止めでも2~3時間程度の間隔で塗りなおすのがおすすめ
※SPFの表示の高い日焼け止めに紫外線を吸収するタイプが多く、表示が低い日焼け止めは紫外線を拡散するタイプになる。

  • 例)買い物洗濯など短時間の外出の目安:SPF10/PA+3時間程度
  • 例)通勤など外にいる時間がある程度長い場合の目安:SPF15/PA+5時間
  • 例)プールに遊びに行く場合の目安:SPF50/PA+++(ウォータープルーフ)(16時間
帽子や長袖、日傘で日焼けを防ぐのも効果的

日焼け止めは塗るだけで紫外線を防ぐことができる便利なアイテムですが、数時間ごとに塗りなおすなど手間もかかります。
範囲が広いほど塗るのも大変でなので、部分的に長袖アームカバーを活用するのもおすすめ。
サングラス日傘などさまざまなアイテムを駆使して、脱毛期間を乗り切りましょう。

肌をしっかりと保湿し、レーザーを照射してもその熱を肌が吸収できる肌状態にする

保湿クリーム
クリニックで必ず指導されるのが、施術前後の保湿対策です。
保湿するアイテムに高級な化粧品は必要ありませんが、家にある化粧水乳液クリームで良いので毎日しっかりと保湿し乾燥肌予防しましょう。
施術前は火傷を防ぐ目的で保湿しますが、施術後の肌はレーザーの熱による肌の乾燥を予防する目的で保湿します。
潤ったお肌はレーザーの浸透率を高めるだけでなく、施術の痛みを軽くするメリットも。
保湿はいいことづくめなので脱毛をはじめたら、毎日徹底して保湿ケアしましょう。

安心して施術が受けられる信頼できるクリニックを選ぶ

火傷の予防はクリニック選びから始まっています。どのクリニックなら安心して施術が受けられるのか、それを判断する基準をご紹介しましょう。

最新鋭の脱毛機が導入されたクリニックなら火傷のリスクが低い

熱破壊式レーザー脱毛機
患者から見ればありえないことですが、脱毛機の不具合によって火傷が発生する場合があります。
このような事態を防ぐには、やはり故障のリスクが少ない最新鋭の脱毛機が導入されたクリニックを選ぶこと。
新しい脱毛機は故障のリスクが少ないだけでなく、冷却機能を充実させた新技術が搭載されています。
冷却機能施術の痛みをやわらげたり火傷のリスクを下げるのに大きく影響するため、脱毛機がリニューアルするたびに大幅に進化しています。
クリニックを選ぶときは、クリニックのホームページを必ず確認し、どんな脱毛機が施術に使用されるのか把握しましょう。
脱毛機に対する情報を公開していないクリニックは古い脱毛機を施術に使用している可能性があり、おすすめできません。

医療脱毛の実績が豊富なクリニック(脱毛専門のクリニック)なら、熟練の担当者による施術が受けられる

安全で適切な施術をするには、やはり豊富な専門知識経験が大切。
このため多くの医療脱毛の施術実績があるクリニックを選べば、未熟な施術者が施術を担当する確率を下げることができます。
施術経験が豊富な施術者なら肌の色や肌の水分量、毛の太さ、毛の色など様々な情報から適切な出力と照射時間で施術をしてくれるため、火傷のリスクが下がります。
患者の反応を俊敏に察知してくれるため、コミュニケーションがとりやすいのもメリットです。
クリニックを選ぶときは、必ずクリニックの医療脱毛の症例数をチェックしましょう。公式ホームページに記載があるクリニックは、実績に自信がある証拠となります。

肌表面のメラニン色素に反応しにくい脱毛機なら、色黒肌や日焼け肌でも火傷のリスクを下げることが可能

メディオスターNeXT PRO

医療脱毛はメラニン色素に反応する仕組み上、基本的に日焼け肌色の黒い肌には施術を行うことができません。

しかし厳密には脱毛機にもレーザーの種類脱毛の仕組みに違いがあり、比較的日焼け肌色黒肌でも施術が受けられる場合があります。
どのクリニックでも日焼けに気をつけなければいけないことに変わりはありませんが、スポーツインストラクターなど日焼けを避けることができない職業の方は日焼け肌でも照射が可能なクリニックを選ぶことが大切です。
以下の一覧表に脱毛機による肌の対応の違いを紹介するので、クリニック選びの参考にしてください。

脱毛の仕組み 熱破壊式脱毛機
(HR脱毛機)
蓄熱式脱毛機
(SHR脱毛機)
レーザーの種類 アレキサンド
ライト
レーザー
ヤグ
レーザー
ダイオード
レーザー
ダイオード
レーザー
脱毛機が狙う
ターゲット
ムダ毛の一番奥にある毛乳頭
破壊する
ムダ毛の比較的浅いと
ころにあるバルジ領域
を破壊する
レーザーと
脱毛の仕組み
の特徴
20年程度の歴史があり脱毛効果
と安全性に対する信頼性が高い
高い出力で毛乳頭を破壊するの
で部位によっては輪ゴムで弾い
たような痛みを感じやすい
ここ数年で注目を集め
る新しい脱毛法
弱い出力でじわじわと
蓄熱するので施術時の
痛みが少ない
出力が弱いので熱破壊
式タイプよりもメラニ
ン色素の影響を受けに
くく日焼け肌への柔軟
性も
高い
波長の長さ 755nm 1064nm 810nm 755nm
808nm
940nm
日焼け肌や
色黒肌への
許容範囲
ジェントル
レーズ
ジェントル
レーズプロ
★★☆☆☆
波長が短く
肌表面のメ
ラニンに反
応しやすい
ため日焼け
は不可
ジェントル
ヤグ
★★★★★
波長が長く
肌表面のメ
ラニンに反
応しにくい
ので日焼け
肌でも施術
可能
ライト
シェア
デュエット
★★★☆☆
波長が長め
なので肌表
面のメラニ
ン色素に反
応しにくく
少し黒い肌
なら施術可
メディオスター
NeXTPRO
ソプラノアイス
プラチナム
★★★★★
日焼け直後の炎症がお
さまってからなら日焼
け肌でも施術可能
ジェントルマックスPRO
エリート+
★★★★★
アレキサンドライトレーザーと
ヤグレーザーの2種類を搭載し
ているため日焼け肌色素沈着
ヤグレーザーで施術が可能

施術後の肌トラブルに対する保証内容が充実したクリニックなら、万が一の場合も安心

火傷を未然に防ぐこと大切ですが、万が一火傷が起こったあとの補償内容も大切です。
おすすめなのは以下の条件を備えたクリニック。

  • 施術後の肌の赤みやむくみに対しては炎症止め軟膏無料で処方
  • 万が一火傷などの肌トラブルがあった場合、医師による再診無料
  • 万が一火傷などの肌トラブルがあった場合、処方した薬代無料

上記の条件がそろっていれば万が一火傷をしても、スムーズに治療を受けることができ、追加の負担はかかりません。
クリニックを選ぶときは、医療脱毛の施術後のケアが充実しているかどうかも要確認項目です。

最新の脱毛機と種類の豊富さ、医療脱毛専門の強み、医療脱毛のリスクケアの手厚さで選ぶならリゼクリニックがおすすめ

ここまで火傷などのリスクを心配せず安心して通えるクリニック選びの基準をご紹介してきました。
上記でご紹介してきた基準すべてを満たしているのがリゼクリニックです

最新鋭の脱毛機が導入されている

ライトシェアデュエットメディオスターNeXTPROジェントルヤグの3種類を導入

脱毛専門のクリニックで実績が豊富にある

脱毛専門のクリニックであり、開院から140,000件の施術実績のうち治療が必要な火傷の割合はわずか7件0.005%の割合)

肌のメラニン色素に反応しにくい脱毛機が導入されている

メディオスターNeXTPROジェントルヤグなら日焼け肌でも施術が可能

施術後の肌トラブルの補償内容が充実している
  • 施術後の肌の赤みやむくみに対しては炎症止め軟膏無料で処方
  • 万が一火傷などの肌トラブルがあったら、医師による再診無料
  • 万が一火傷などの肌トラブルがあれば、処方した薬代

リゼクリニックは火傷のリスクの他、打ち漏れの際の再照射(無料保証)や硬毛化保証(1年間無料照射)など、医療脱毛のリスクケアに手厚いことで知られています。
医療脱毛による火傷が心配な方は、ぜひ選択肢の一つとしてリゼクリニックを検討してみてください。

リゼクリニックについてもっと詳しく知りたい方はこちら:リゼクリニックに通った人の残念な口コミ・良い口コミまとめ!

リゼクリニック公式サイト

まとめ

いかがでしたか?今回はクリニックのレーザー脱毛で火傷を負ってしまった場合の対処法火傷を未然に防ぐ方法についてご紹介しました。

クリニックのレーザー脱毛では、施術直後に炎症性浮腫と呼ばれる赤み点状のむくみが発生するのが一般的です。
炎症性浮腫は医療脱毛による正常な反応であるため、特に心配はありません。

短い人なら一日程度、長くても2~3日で症状が治まります。
クリニックで炎症止め軟膏を処方してもらった場合は、軟膏を塗りながら肌の様子を見ましょう。
しかし、もしお肌に強い痛みを感じる場合は、火傷が進行している可能性があり注意が必要です。
火傷の痛みは施術直後ではなく、帰宅してから強まることもあります。
その場合はすぐに流水でお肌を冷やして火傷の進行を食い止めましょう。
火傷は浅いほど治りやすいため、早期の対処が大切です。

お肌の熱が落ち着いたら、クリニックから処方された炎症止め軟膏を塗布して様子を見ましょう。
火傷は表皮のみの浅い症状なら炎症止め軟膏だけで治りますし、炎症止め軟膏が無くても問題ありません。
しかし、火傷が表皮よりさらに奥の真皮にまで進行すると、水ぶくれができて回復するまでの期間が長くなってしまいます。
真皮まで進行した火傷にも浅いタイプ深いタイプがあり、浅いタイプなら痕がのこることなく治りますが、深くまで進行すると痕が残る可能性が出てきます
水ぶくれを発見したらできるだけ早くクリニック治療を受けましょう。

火傷は炎症によって進行していくため、専門家である医師であっても火傷直後の深さを判断するのは困難です。
素人判断で治療をすると火傷の程度に気づかず火傷が進行してが残る可能性があります。
どうしてもクリニックに行けない方のみ、記事内でご紹介した湿潤療法を試してみて下さい。
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