体重のことが気になっていても、相談の予約までは踏み出せない方がいます。その理由は一つではありません。今回は、相談をためらう気持ちと、治療を決める前にできることについてお話しします。
過去の経験や、否定される不安
以前の体重管理でつらい思いをしたり、人から言われた言葉が心に残ったりしていると、もう一度相談することが負担になる場合があります。
相談をためらう理由を、意志の弱さで片づけることはできません。何が負担なのか、話せる範囲で伝えていただければと思います。
悩みを言葉にすること自体が難しい
自分の体について人に話すことには勇気が要ります。悩みを整理できていなくても、相談を始めて構いません。
理由3:「薬で痩せるのはずるい」という罪悪感
食事制限や運動で頑張るのが正しくて、薬に頼るのはずるい。そう感じている方も少なくないようです。でも、体重は意志の強さだけで決まるものではありません。医師の管理のもとで使える選択肢を使うことは、ずるいことではないと私は考えています。
治療を決める前の相談でも構いません
相談は、薬を使うと決める場だけではありません。健康状態を確認し、今の生活でできることや、治療が必要かどうかを整理する機会にもなります。
相談したら、必ず薬を使うわけではありません
相談に来たからといって、必ずマンジャロを使うわけではありません。体質に合わない方や、医師の判断でリスクが大きいと考えられる方には処方しません。
糖尿病ではない方が体重管理のためにマンジャロを使うことは適応外使用です。安全性や副作用の説明を受ける必要があります。一方、肥満症として条件を満たす場合には保険診療の選択肢もあります。どの選択肢が合うかを医師と確認してください。
医師と相談しながら上手に付き合うことで、人生を自分の理想に少しでも近づけてほしい。相談に来ていただくことが、その始めの一歩になればうれしいです。
体重管理目的でのマンジャロ使用は国内承認の効能・効果の範囲外です。適応外使用による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性が高いことに注意してください。自由診療の費用、リスク、副作用等はオンライン診療のご案内でご確認ください。
